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そのほかの好きなもの

 東京を歩く
 もともとは出不精でしたが、最近は、自宅のまわり5〜10キロほどの距離を歩くことが趣味のひとつになりました。
 地面を踏みしめて歩いていると、いろいろな発見があります。特に、街角に残る、何ということはない古いもの、忘れられたものが気になります。
 移動するときに電車にばかり乗っていた時期には、東京の姿がぜんぜん見えていませんでした。極端にいえば、新宿や渋谷や銀座だけが東京で、その他はそれらの街の「つなぎ」ぐらいにしか思っていませんでした。しかし、それは誤りでした。
 日曜などには、電車に乗って遠出し、そこからさらに何キロも歩きます。沿道の風景を撮影することもあります。「秘密の部屋」に「東京を歩くシリーズ」を設けました。

 戦後史
 近現代史が好きです。学問的というのではなく、たんに昔の出来事を本で読んだり、ニュースフィルムを眺めたりするのが好きというだけなんですが。なかでも、戦後史に関心があります。
 戦争が終わってから、日本と日本人と日本の街が急速に変貌するさまを、本や写真やフィルムなどで見ていると、いろいろな考えが湧いてきます。たぶん、この気持ちは、「ことばの変化」に対する興味と密接につながっています。
 カメラを持って東京をうろうろするのも、古い東京と今の東京を実感したいと思うからです。街角にある何の変哲もない公衆電話も、「10年後にはああいうものが残っているだろうか」と思うと、えもいわれず懐かしくなります。
 この趣味のせいで「NHK ザ・ニュース 1953-88」などという36巻のビデオも買ってしまったし、講談社「週刊 日録20世紀」全100冊も毎週買ってしまった。

 NHKテレビ
 小・中学生のころはNHKのアナウンサーになりたかった。あの局の番組の野暮ったさ、生真面目さが、少年の僕の心に強く訴えたのですね。
 そういうわけで、昔から、NHKのテレビ番組を非常によく見ていました。ちょっと、そーゆう趣味の友だちは他にいなかった。「600こちら情報部」とか「テレビファソラシド」とか「NHK特集・激動の記録」とかいうのが放送されていたころでした。
 好きな番組が1つの局に集中していると、ついチャンネルが固定されてしまうもので、自然と、「婦人百科」やら「おかあさんといっしょ」やら、自分に関係ないテレビ番組にもやたらに詳しくなったりするのでした。
 これは今でも基本的に変わっていません。チャンネルの定位置がNHKであるため、たまに見たいと思う民放の番組やコマーシャルがあっても、えてして見逃し、あとで悔しい思いをします。
 「秘密の部屋」の中の「CMぎらい」をご覧ください。

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苦手なもの

 スポーツ
 スポーツはまるで不得意です。小学校1年の体育の授業で、僕とあと一人だけ「棒のぼり」が出来なかったとき以来、一貫して不得意です。
 運動会のリレーでは、僕が出ると必ず半周遅れる。水泳をすると、なぜかみんなと進む方向が90度違う。これでは対処のしようがない。
 そういう僕でも、少年のころは毎日友だちといっしょに野球の試合をやったりしていたので、まったくスポーツ体験がないわけじゃない。今でも、バットをボールに当てるのはけっこう得意だと思いますが、試す機会がありません。
 ボウリングの話は、まれな事例といえるかもしれません。

 算数
 算数もまるで不得意です。2桁以上の計算になると、ちょっと危ない。手を使わずに暗算ができるようになったのは、ごく最近のことじゃないだろうか。それでも人の数倍は遅いと思います。
 これも、小学校1年で「計算ドリル」なるものを来る日も来る日もやらされたことが尾を引いているように思います(人のせいにしてはいけませんが)。
 高校の時の数学の答案は、あまりにも真っ白であるため、今でも記念に残してあります。情けなや。


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