☆ 山中湖の近況報告4 ☆     更新日: 2000年12月31日
*** DELETE PICTURES (2006.05.29) ***

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☆  2000年12月30日(土)、12月31日(日) :

28日(木)山中湖に入り、29日(金)、30日(土)は伊豆高原へ行ってきました。曇り空のためか、とても寒く感じました。以前から、天城の万ニ郎、万三郎岳へ登ってみたかったので、その登山口を確認してきました(伊豆スカイラインの最南端にあります)。また伊豆高原の海岸沿いのハイキングコースを歩いたのですが、暖かい地方のためか、都心や富士山麓ではあまり見かけない、ヤブニッケイ、タブノキ、シロダモなどのクスノキ科の木々が茂っており、雰囲気も亜熱帯のジャングルのような感じで、楽しく歩くことができました。
天気予報では、31日の山中湖は場合によっては雪が降るかもしれないといっておりましたが、31日の午前の山中湖はどんよりと曇っていました。でも、富士山は見ることができました。晴れていれば散歩でもと思ったのですが、曇り空でかつ寒いときては、外出するのも勇気がいります。早々と東京へ帰って、正月を迎えようと思います。
みなさん、よいお年をお迎えください。来年も当ホームページのご愛顧をよろしくお願いします。

☆  2000年12月23日(土)、12月24日(日) :

山中湖の寒さが厳しいにもかかわらず、金曜日の夜、気合を入れて山中湖へやってきました。夜11時の気温が−5度と表示されていました。雨でも降らない限りまだ路面が凍結するといったことはありませんが、今回から車にはタイヤチェーンを積み込みました。(ところで、来年の3月までは、道路工事のため、三国峠越えはできませんので、ご注意を!)
久しぶりに早朝6時に起きて、パノラマ台まで朝の富士山を見に行ってきました。いつものように、カメラマンが20人くらい富士を撮ろうと道路沿いに並んでいました(2月に比べカメラマンの数は少なかったようです)。6時45分頃から、朝日で富士山がピンク色に染まり始めました。近くのカメラマンに聞いたのですが、ピンク色に染まる富士は’
紅富士’と言うのだそうです(写真集に、2月に撮影した’紅富士’の写真を掲載してあります)。本当に真っ赤に染まって見える’赤富士’は梅雨の頃か、,冠雪のない秋口が一番よいそうです。その頃には、冬場と違って大気が澄んでいないため、太陽光の乱反射などがあり、富士が真っ赤に染まりやすいそうです(本当かどうか私は分かりません)。富士の雪は5合目くらいまでで、スバルラインはまだ5合目までは行けるようです。ともかく、2日間は快晴続きで、富士山がすばらしい勇姿を見せてくれました。ありがとう。
冬になると、木の葉が落ちているので、野鳥の観察が容易になります。エナガ、イカル、ヤマガラ、カワラヒワ、ヒヨドリ、シジュウカラ、コゲラなどが観察できました。エナガはなかなか見れないので、ラッキーでした。また、久しぶりにリスが2匹エサを食べているのを見つけて、うれしくなってしまいました。
24日はあまりにも天気が良かったので、すぐ近くの高指山へ行ってきました。ヤッケを着ていったのですが、ぽかぽかと暖かく、ついにはヤッケを脱いでしまったくらいです。尾根筋にブナの木があり、またホオジロを見かけることができました。東海自然歩道の一部なので、比較的整備されており、秋から春にかけての散策にはよいコースかと思いました。

☆  2000年12月09日(土)、12月10日(日) :

朝晩の冷え込みが厳しくなりました。気温は夜の11時で3から5度位、朝方は氷点下数度となります。もちろんこの程度の寒さでは、湖面が凍結することはありませんが、夜間はそろそろ路面の凍結に注意が必要となります。我がマンションでは、冬場は水道の水抜きをするため、山中湖へ来る時は管理人さんに事前に水道栓を開けておいてもらうよう依頼しなければなりません。また、富士山の雪も5合目以下は少ないようです。山中湖の水が増え、水面が高くなって、湖岸の浜がたいへん小さくなっています。
9日は第10回の「山麓探偵団」実地踏査に参加しました(今年の最終回でした)。今回は、三国峠から大洞山を通って籠坂峠までのハイキングでした。快晴に恵まれ、青空をバックにした富士山を眺めながらの快適なハイキングとなりました。
三国山のブナの大木 大洞山のテングブナ
数年前にもこの尾根道を歩いたのですが、そのときは暑い夏で、木の葉が生い茂っており、見通しの悪い尾根道だなという印象がありましたが、今回は葉がすべて落ちており(尾根はほとんど落葉樹だけです)、楽しみながら歩くことができました。
この尾根道はブナが多く、大きな立派なブナが多数ありました。地元で「テングブナ」と呼ばれているブナの大木にもお目にかかることができました。途中にアザミ平というフジアザミの草原があるのですが、残念なことに、以前に比べて人間によって荒らされている様子でした(ロープで立ち入り禁止となっていました)。
ブナの実

夜は久しぶりに河口湖円形ホールのコンサートへ行ってきました。タイトルは「湖畔によせる調べ」で、テノールの渡辺具晃(トモアキ)、ソプラノの志村江美の二人の歌(オペラアリア、カンツォーネ、ミュージカル、クリスマスソング等)をたっぷりと楽しみました(ピアノ伴奏は八木智子)。もちろん、いつものように途中でワインをも楽しみました。
最後に悲しい?お知らせをします。この近況報告でも時々取り上げた「散歩会」を主催している伊藤さんのお店「ジンティアナ」が、この15日で閉店となりました。閉店セールをやっていたので、家内と少々買物をしました。なお、伊藤さんによると、来年も「散歩会」を継続するとのことでした。

☆  2000年11月25日(土)、11月26日(日) :

朝晩は寒さが厳しくなり、夜は零下の温度まで下がるようになりましたが、日中は穏やかに晴れわたり、ぽかぽか陽気といったところです。久しぶりに大平山方面に登ってきました。今回は、花の都公園側から東海自然歩道を登ってみました。道は階段が作られ、歩きやすくなっていました。尾根近くになると、広葉樹はほとんど落葉しており、明るい林となり、日差しが暖かく、汗ばんでくるようでした。
尾根に出てから、大平山とは反対方向に下りましたが、道が深く切れこんでおり、非常に歩きづらい道でした(昨年の秋も同様)。落ち葉を拾って、図鑑と照合したりして歩いたので、出発点に戻るまで、およそ2時間くらいの行程となりました。
これから春までは、晴天が多く、林が明るく、展望が良くなるので、富士山麓の山々を歩くのに適した?季節です。ただ、霜柱で道がぬかるみやすくなるので、靴は注意したほうがよいと思います。

☆  2000年11月18日(土)、11月19日(日) :

先週に続いて、今週も雲一つない快晴となりました。18日は久しぶりに箱根方面に出かけました。まだ紅葉も少し残っており、おだやかな天気のせいか大変な賑わい(渋滞)でした。仙石原の湿性花園に行ったのですが、ここはほぼ紅葉が終りで、少々がっかりといったところでした。午後は、河口湖の紅葉トンネルと紅葉回廊へ行ってみました。もう終りかと思っていたのですが、まだ美しい紅葉が見られ、人もかなり出ておりました。最後に、私らしくなく「オルゴール館」に寄ってしまいました。とてもすばらしいでした(どうでもよいでした)。
19日は霧降高原の国際花園?へ、ベゴニアの花を見に行ってきました。もちろん豪華なベゴニアの花がこれでもかといったふうに咲き誇っておりました。とてもすばらしいのですが、野山には決して見られない花ですよね。人が丹精を込めて作り上げた花には、何か違和感を覚えてしまいます。偏屈おじさんなのでしょうか?
高原には、パラセールがたくさん飛んで(浮かんで)いました。来年は挑戦するぞと思いながら、指をくわえながら空を眺めてしまいました。

左図: ベゴニアの花

☆  2000年11月11日(土)、11月12日(日) :

11日は雲一つない快晴でした(午後、少し雲が出てきましたが)。ようやく富士山の上部が冠雪しました。初雪は9月にあったようですが、新聞によるとこんなに遅い初冠雪は今までになかったとのことです。富士山は頭が白くなると、なんとなく締まった感じで、富士山らしくなりますね。山中湖では紅葉も最後といったところでしたが、鳴沢の紅葉台はまだ紅葉がきれいでした。

青木が原の樹海を散策してきました(第9回山麓探偵団)が、こちらはほぼ紅葉は終りでした。2、3新発見を報告します。 1)初めてメグスリノキを知りました。以前からどんな木あるいは葉かと思っていましたが、紅葉した葉が光があたってピンク色に透けて見えるようで、とてもきれいでした。 2)カツラの黄葉が甘いキャラメルのような香を漂わせていました。こんな経験は初めてでした。 3)富士風穴に入ったのですが(2度目)、人が多く入るせいか氷がどんどん溶けていっているようです。保存を考える必要があるのかと思いました。
青木が原の樹海の中は、日中でも薄暗い森ということではなく、明るい森もあります。一般的なイメージとは大分異なります。


上:青木が原樹海の中

左:ミズナラの大木

12日は曇りで、とても寒くなってきました。近所で紅葉したコムラサキシキブとニシキギを見つけたので、スケッチしてみました。山中湖の周辺は、紅葉の見物のためか、結構人が出ておりました。夕方からは木枯しが吹き始めました。いよいよ冬に突入して行くようです。

カツラ
コムラサキシキブ
 
ニシキギ(上)
      メグスリノキ(右)

☆  2000年11月04日(土)、11月05日(日) :

特異日の3日はあいにくの天気でしたが、4日は快晴となりました。当然、今日は紅葉の山をハイキングすることにしました。河口湖畔から三ツ峠登山口までタクシーで行き、そこから三ツ峠へ登り、天上山(ロープウェー駅)まで歩きました。山の上は霜柱があり、初冬といった感じでしたが、天気が良いので、多くのハイカー(中高年が圧倒的に多い)でにぎわっていました。およそ5時間くらいの行程であったので、結構疲れてしまいました。6時頃、河口湖のもみじ祭に行ったのですが、とても寒くてゆっくりと紅葉を観察することができませんでした。(夜7時から、屋外で弦楽4重奏があるとのことでしたが、断念しました。)
富士山が久しぶりによく見えたのですが、まだ山頂部には雪がないようで、まだきれいな青い山容でした。三つ峠から富士山を見ると、でこぼこのないきれいな三角形の山に見えるのがわかりました(新発見!)
山でカエデの葉を拾い、絵にしました。名前をご存知でしたか?(間違っているようでしたら、教えてください。)

イロハカエデ ハウチハカエデ ミネカエデ ホソエカエデ イタヤカエデ カジカエデ

5日は天気予報がまたまたハズレとなってしまいました。朝は濃い霧が出ていたのですが、日が昇ると、雲一つない快晴となりました。

早速、精進湖のハイキングに出かけました。昨日よりもさらに暖かく(約20度くらい)、2時間くらいゆっくりと歩くことができました。精進湖畔は山中湖より暖かいようで、日当たりの良いところでは、まだ花(ホタルブクロ、ムラサキツメクサ、ツキミソウ、ヨメナ類等)が咲いていました。ツルウメモドキの黄色の実やガマズミの赤い実、ノブドウの青、赤紫の実などもたくさんありました。こんなすばらしい遊歩道にもかかわらず、他の人にはまったく会うことがありませんでした。もったいないような気がしました。
ホタルブクロ ガマズミの赤い実

☆  2000年10月28日(土)、10月29日(日) :

27日夜、山中湖に向かいました。夜10時ころで、気温は5度まで下がり、とても寒く感じます。部屋に入ると、早速ストーブをつけ、コタツを出さなければなりませんでした。
28日は、久しぶりにジンティアナの伊藤さん主宰の散歩会に参加しました。いつもと同じく、青木が原樹海の本栖風穴と富士風穴近辺を散歩しました。天気予報では土曜はよい天気とのことでしたが、またまたはずれでした。朝から曇り空、午後の3時頃からは雨が降り始めました。本当に今年の秋の天気にはいらだってしまいます。この時期ですので、花や鳥に会うこともほとんどありませんし(トリカブトの紫の花だけ見かけました)、また樹海の紅葉はとりわけきれいというわけではありませんが、晩秋の静かな樹海の中を歩くのもまたよいものでした。

樹海の中で見つけた植物をちょっとスケッチをしたので、掲載します (これから少し勉強しようと思っています。批評を頂ければと思います)。

 左:ツルシキミの赤い実
  中:トリカブトの紫の花
   右:コシアブラの黄葉
29日は、昨日からの雨が降り続いています。家内が花の都公園の’フララ館’の会員(年会費は1000円で、駐車場、入園料が無料となります。また月々の催しものの案内が来るそうです)になるというので、久しぶりに花の都公園へ行ってきました。季節はずれのためか、公園はガラガラで、おかげでゆったりと花を鑑賞することができました。庭園は紅葉がきれいでしたが、どうも趣味があまりよくないように感じます。’フララ館’では、家内はドライフラワーのミニガーデン作りに、私はスケッチ(ちょっとお恥ずかしい絵ですが、今後勉強していきますのでお許しください)に挑戦しました。

☆  2000年10月21日(土)、10月22日(日) :

15日(日)に退院することがで、翌日からは仕事にも出かけました。しばらく山歩きをしていなかったので、今週末は早速秩父から雁坂トンネルを抜け、西沢渓谷へ行き、渓谷をハイキングしてきました。紅葉が始まっているため、観光バスで乗り付けるハイカーが多く、人のお尻を見ながら歩くような状態で、うんざりしてしまいました。でも、青空を背景に紅葉したカエデやナナカマドがとても美しく、久しぶりに自然を堪能することができました。
土曜の夜は、久しぶりに居酒屋「くるみ」へ行きました。ママさんの心のこもったきのこ料理とむかごごはんがとてもおいしかったです。平野の民宿経営の長田さんともお酒を飲みながらお話しでき、秋の夜を楽しむことができました。(オサカベ邸のホームコンサートがあったのを忘れてしまい、今回はそちらを参加することができませんでした)
山中湖は3週間ぶりです。今回は晴れかと思っていたら(天気予報は晴れだと主張していた)、日曜日はまたまた霧雨まじりの曇り空となってしまいました。今年も本当に天気が悪いです。山中湖もようやく色づいてきたようです。カエデ、ニシキギ、ナナカマド、ヤマボウシなどが赤くなってきました。11月初旬が見頃かなと思います。

☆  2000年09月30日(土)、10月01日(日) :

今週末も、3週連続の雨の週末となりました。日本の9月は本当に雨が多いですね。天気がよければ、山歩きには最高の季節のはずなのですが。
土曜の朝は日が差していたので、しめたと思って、秋の草花を探しに、ジンティアナの伊藤さんが「野尻草原」と呼んでいる天神山近くの草原に行ってきました。草原は誰一人いなく(バイクの若者を1名見かけただけ)、静かで、可憐な花がたくさん咲いていました。見つけた花は以下のとおりです。
マツムシソ(薄紫色)、ワレモコウ(ワインカラー)、リンドウ(紫色)、ナギナタコウジュ(薄紫色)、ヤマラッキョウ(赤紫色)
ウメバチソウ(白)、サラシナショウマ(白)、
ヨメナ(白)、
ノコンギク(薄紫色)、アキノキリンソウ(黄色)、ゲンノショウコ(白)
ヤマトリカブト(紫色)、ツリガメニンジン(紫色)、ハバヤマボクチ、イタドリ(白)、ナンブアザミ(紫色)、メドハギ、ノイバラの赤い実・・・
きれいな
野鳥(全体がヴェージュ色)を発見したのですが、家で図鑑を見ても名前がわかりません。富士山は雲に隠れて見えなかったのですが、一時的に雲が切れたとき、雪化粧した富士山を見ることができました。野原で食事をしていると、雨がポツポツと降り始め、あわてて帰ってきました。
帰りの途中、河口湖方面に寄ったのですが、勝山村・奥河口湖に新しく’道の駅’ができていました。河口湖に面しており、湖岸がきれいに整備されていましたので、晴れていればゆっくりできそうです。また、’河口湖ハーブ館’の向かいには、’仲原進一?美術館’と’石ころ館’が新しくオープンしていました。美術館はあまり興味がないので(本当は有料なので)入りませんでした。’石ころ館’は、たくさんの’石ころ’や石の彫刻品が展示販売されていました。
夜は、久しぶりにオサカベ邸のホームコンサートに参加し、心にしみわたるギターのメロディーに耳を傾けてきました。演奏者は三原進さんで、曲目は、’ラ・マラゲーニャ’、’魔笛の主題による変奏曲’、’ラ・クンパルシータ’、’禁じられた遊び’などでした。秋の夜長に、ワインを飲みながら音楽を聴くなどは、最高の贅沢ですね。
山中湖の夜は、10度以下に下がるので、とても寒くなりました。日曜日もどんよりした曇り空で、朝からストーブをつけています。昼頃、裏山を歩いてみました。ここにも、いろいろな秋の花を見つけることができました。
モミジガサ(薄いピンク)、アメリカセンダングサ(黄色)、オヤマボクチ、アキノタムラソウ(紫色)、ナギナタコウジュ(紫色)
ゲンノショウコ(紅紫色、白)、ワレモコウ(ワインカラー)、ミソソバ(ピンク)、ママコノシリヌグイ(ピンク)、テンニンソウ(白)・・・
私事ですが、10月は入院しますので、しばらくお休みさせていただきます。10月の後半から活動を再開する予定ですので、またお付き合いお願いいたします。

☆  2000年09月23日(土)、24(日) 

今週も低気圧の接近で雨が降り続いています。寒いので,トレーナーを着込んでおります。
土曜の真夜中は、雷を伴う烈しい雨でしたが、日曜の朝方には雨も止み、少し日が差すようになり、天気は回復しました。
今回もスイスアルプス日記を必死に書いて、やっと終了しました。是非お読みになってください。
散歩で見つけた花を報告します(鳥はほとんど見つけることができません)。
 アキノキリンソウ(黄色の小さな花)、サラシナショウマ(白い穂)、ツルフジバカマ(紫の花)、ツリフネソウ(赤紫の花)
 ノハラアザミ、ヨメナ、イヌタデ、イタドリ、ノブドウ(実が色づいてきた)
新しい?発見として、ヤマボウシがサクランボのような赤い実を付けることが分かりました。

☆  2000年09月16日(土)、17(日) :

今週は台風の影響で、大雨です。東京のようには蒸し暑くはないので、過ごしやすいとはいえますが、湿気はそれなりに多いです。
一日中スイスアルプス日記を書いており、散歩には出ておりません。したがって、今週は報告するものがありません。
来週からは、めっきり涼しくなり、秋が足早に近づいてくるように思います。

☆  2000年09月09日(土)、10(日) :

9日(土)は、久しぶりの山麓探偵団の現地踏査(第7回)に行ってきました。7月は台風で中止、8月はスイス旅行で不参加であったため、3か月振りです。天気が心配でしたが、曇ったり、日差しが出たりで、まあまあの天気でした。今回は、御殿場でネイチャー活動を指導されている白鳥裕之さんが団長でした。白鳥さんは、数年前まで富士山の’強力’を勤めていたとのことであり、プレレクチャーでは、スライドを交えて、’強力’のお話を聞かせていただきました。現在は、富士南麓を中心に、ネイチャープログラム活動を行っているとのことでした。プレレクチャーの後は、富士南麓の西臼塚へ行き、富士の植生や西臼塚の火口などについて、お話を聞きながら、散策しました。ここで観察した主な植物を列挙します。
木:  サンショウバラ(実を付けていた)、ウラジロモミ(人工植林)、ブナ林、キハダ、サワグルミ、マユミ、カツラ、ミズナラ・・・
草花: モミジガサ、バライチゴ(甘くない)、マルバタケブキ、ツリフネ、フジテンニンソウ・・・
鳥:  大きなフクロウが羽を広げて、森の中を通り過ぎて行くのが見えました(初めて見ました)
山中湖はだいぶ涼しくなってきました。夜は20度以下です。朝夕はトレーナーでも着ていないと寒い感じがします。

☆  2000年09月02日(土)、03(日) :

先週は、家庭の事情があって来れず、結局今年の夏(8月)は、1回山中湖に来ただけで、もう9月となってしまいました。夜は20度以下に気温が下がり,東京の暑さは吹っ飛んでしまいます。でも、今日(2日)の日中は、結構暑くなりました。(関東では、あちこちで9月の最高気温を越したと報じられています)。お昼に、しばらくぶりに、河口湖町のスバルランドにあるレストラン’シルバンス’へ行ってきました。ここは少し遠いのですが、犬といっしょに食事ができるのと、家内が1000円のサービス券を持っていたからです。戸外の食事なので、普段なら涼しいところなのですが、今日は日差しが強く、汗がじっとりと出てくるほどでした。でも、芝生を前にしてドイツビールを飲むのは最高ですね。
3日の日曜日は、一転して涼しい朝となりました。部屋にいると寒いので、ヨットパーカーを着込んでしまいました。空は青く澄み、雲も秋空を思わせるように、白く、薄くたなびいていました。
アキアカネも群舞しています。暑いといっても、これから高原は、秋に一気に突き進んで行くでしょう。
前回来たときもそうですが、
「わんだふるスイスアルプス」をまとめているため、早く仕上げなければならないと、精神的には、それなりに追い詰められているような状況です。早く書かないと私の記憶から薄れて行ってしまいます。途中で投げ出さないように頑張ろうと思っています。

☆  2000年08月19日(土)、20(日) :

しばらくご無沙汰しておりましたが、実は、第2回目の夏休みに、スイスアルプスの旅に行っておりました。この旅の「あれこれ話」を「わんだふるスイスアルプス」として、別ページに連載していますので、是非読んでください。
今回は、海外旅行の疲れをとるために、遠出をすることなく、ゆったりと過ごしました。天気は快晴で、日中は外は暑いですが、部屋の中は涼しく、昼寝、夕寝とぐっすりと休みました。
これで終りとしたいのですが、私のHPを見て頂いた方から、「山中湖の花の都公園のコスモスの咲き具合はどうでしょうか」というメールを頂いたので、昼食を兼ねて、
花の都公園に偵察に行ってきました。花の都公園は、夏休みのお昼時にもかかわらず、観光客はとても少ない感じでした。実は、今年の山中湖は、不況の影響なのか、魅力がなくなっているのか、全般的に観光客が少ないようです。平野のテニス客もなんとなく少なく感じています。そのせいかどうか分かりませんが、庭園前のお花畑もさえない感じで、草地のほうが多いようです。以前は、ヒマワリがたくさん咲いており、写生をしたこともあるのですが、今年は片隅に、申し訳けなさそうにかたまって咲いているだけでした。コスモスはまだ咲くには早いのですが、それでもコスモスそのものが少ないようでした。
家のまわりは、夏の高原の花が多く咲いていますが、なかなか名前がわからず、いらいらしています。
キキョウダイコンソウ、マツヨイグサ、コスモスムラサキツメクサハンゴンソウハナタデセリ、シシウド、ユリ、ツユクサなどが識別できました。小鳥も探すのですが、夏はさっぱりです。どこへ行っているのでしょうか?
もう、そろそろ空きの気配が感じられる’山中湖’です。


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