☆ 山中湖の近況報告27 ☆     更新日: 2005年10月30日
*** DELETE PICTURES (2012.02.03) ***
                                       
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☆  憂鬱な雨模様の山中湖: 2005年10月29日 

 仕事で疲れきっており、早朝からの土曜日の勤め(野良仕事)はかなりきついのですが、5時半に起きて山中湖へ出かけました。今週末も雨模様で、晴れ間が少し見えたかと思うと、小雨が降ったりして、本当に憂鬱な秋の日でした。
 雨は多いのですが、山中湖もようやく木々が紅葉しはじめてきました。晴れればとても美しいと思いますが、今日は今ひとつといったところでした。今年は全国的に遅いようなので、来月11月の初めから末ごろまで楽しめるのではないかと思います。
 今日は家の日当たりが悪いということで、先々週に続いて西側のミズキの枝落しをおこないました。大木なので、少しくらい切ってもあまり変わらないのですが、屋根に覆いかぶさっている枝を何とか切り落としました(右写真)。

☆  秋晴れの山中湖: 2005年10月22−23日 

 22日(土)は朝からぐずつき気味の空模様でしたが、23日(日)は久し振りの雲ひとつない快晴となり、3合目付近まで白くなり始めた富士山がくっきりと姿を現しました。こんな姿は久し振りです。パノラマ台へ行ってみると、大勢の観光客が富士山と山中湖の絶景を楽しんでおりました。遠くには、北岳を中心とした南アルプス連峰までが見渡せました。久し振りにすかっとした気分でした。朝晩はそうとうに冷え込み始めま、いよいよ紅葉も始まりそうです。来週あたりからと思われます。

朝の富士山(富士吉田から) 富士山と山中湖(パノラマ台) 富士山(庭から望む) 屋根葺きと煙突

 22日(土)の夜は”オサカベ邸ホームコンサート”があったので、参加しました。今回は、黒須やすこさんの”ピアノリサイタルの夕べ”で、ハイドン、シューベルト、ショパン、グリーグそれにチャイコフスキーを聴きました。秋の夜に、目の前でクラシックピアノを聴けるなど、とてもすばらしい夜でした。
 ログハウスもいよいよ屋根葺きが完成、煙突も姿を見せ始めました。だんだんと家らしくなってきて、たいへん楽しみです。
 そうそう、忘れるところでした。先週も報告しました”山中湖の権利について”ですが、治水課の回答はあまりにもつれない回答でしたので、再度詳細な回答を求めたところ、次のような回答がありましたので、報告します。
私のメールは以下の通りです。
 「
治水課 所属様
 ご回答ありがとうございます。
 「占有者を指導された」とのこと、ありがとうございます。しかし、ご回答では、いつ、誰(具体的な氏名)に、どのように、何(具体的な事項)を指導されたのか記述されておりません。また、その指導に対して、業者はどのように反応し、今後のどのような対応をすることになったのかもわかりません。
 私にとって、今後「レストハウス山中湖」の湖畔へ行って、カヌーを降ろし、カヌー遊びを行ってもよいのでしょうか。業者はそれを認めてくれるのでしょうか。前回は脅迫的な暴言をはかれたので、恐怖を感じております。安心してカヌー遊びをしたいと思っています。
 いかがでしょうか。ご回答を再度いただけたらと思っております。よろしくお願いします。」

以下は治水課の回答です。
治水課です。
 清秋の候 吉川様におかれましては益々御清栄のこととお喜び申し上げます。
 「山中湖の湖畔の権利について」についての電子メールを拝見いたしました。
 ボート業者には桟橋等施設の占有権はあるが、観光客の湖畔での遊びを排除
するものではない旨の指導をいたしました。指導したのは、10月13日です。業者名については、お答えできませんが、吉川様とトラブルがあったと言っておりますので間違いないと思います。
  業者には、観光客の湖畔での遊びを排除するものではない旨の指導しましたので、前回のようなことはないのと思います。今後も山中湖のご利用をお願いします。」

 皆さん、この回答はいかがですか。まず、治水課の担当者の名前がないということはおかしいですよね。また、トラブル業者は「レストハウス山中湖」であることが明らかなのに、業者の氏名を明らかに出来ないというのも変ではありませんか。

☆  久し振りの晴れ間: 2005年10月15日 

 今週も秋雨前線が張り付いて、全国的に曇りまたは雨だったようです。今週も東北の山登りも断念せざるを得ませんでした。ということで、今週もやむをえず?山中湖に畑仕事で出かけていったのですが、朝は曇り空ながらも、雲は高く、久し振りに富士山が全貌を見せてくれました。11日付けの新聞で富士山が初冠雪になったと報道されましたが、確かに富士山の山頂付近に白い筋が見られました。また5合目はもう紅葉を始めたらしく、黄色っぽく見えました。いよいよ秋が一気に降りてくるようです。 午後は時々晴れ間も見えましたが、夕方から雨に変わりました。
 ログハウスはようやく屋根の防水シートが張られました。屋根葺きは今週火曜日ころとのことでした。ログハウス松本の看板を少し変更しました。「
Yのログキャビン(モデル展示ログハウス)」の青い文字と二匹のリスの絵を入れました。このキャビンは、誰かが内覧を希望する場合は、中をお見せしようかと考えています。これによって、松本さんへの注文が入り、ログハウス松本が繁盛するのではないかと考えています。
 家の屋根の上に大きなミズキの枝が覆っていたので、ミズキの枝払いに挑戦しました。2段ハシゴをかけて登ったのですが、枝の直径が15cmほどもあり、またミズキの枝の広がりがとても広く、たいへん苦労させられましたが、何とか伐採に成功しました。

まだ他にも伐採したい枝が2、3本あったのですが、15mほどの大木のため、2段ハシゴでは届きませんでした。いつか作戦を練って、再挑戦しようかと思っています。


防水シート張りのログハウス ログハウス松本の看板 ミズキの枝払い

 先々週報告しました、「レストハウス山中湖」のカヌー事件ですが、ようやく14日、次のようなメールが返ってきました。皆さん、この回答をどう思いますか?報告に、いつ、誰に(具体的な名前)、何を(具体的な指導内容)、どのように行い、その結果、観光業者はどのように反応し、最終的にどのような結果になったか、という基本的な事項が何も入っておりません。これでは小中学生の作文です。お上の意識はこんなところなのでしょう。これでは、業者が納得しているのかよくわからなく、安心して湖畔へカヌーを持ち込んでよいのかわかりませんよね。どうしたらよいのでしょう。
治水課です。
  清秋の候 吉川様におかれましては益々御清栄のこととお喜び申し上げます。
  「山中湖の湖畔の権利についての問合せ」についての電子メールを拝見いたしました。
 山中湖 旭ヶ丘地区も平野地区と同様、50件ほどの係留場が許可を受けております。これは、山中湖が法河川となったとき、従来より営業していた者に許可したものと思われます。現在は新規の許可は致しておりません。このことにより、役場、県等に苦情が寄せられることがあります。占用許可に際しては、一般観光客とトラブルが生じることのないよう指導しております。
  今回の件についても、都留建設部(旧都留土木事務所)と山中湖村役場の職員が現地に赴き、占用者に対し指導いたしました。
  今後も、県、村、地元と一体となり努力してまいりますのでご理解をお願いいたします。」

☆  またまた小雨の山中湖: 2005年10月09-10日 

 秋雨前線が張り付いて、全国的に曇りまたは雨だったようですが、お陰で東北の山登りも断念せざるを得ませんでした。やむをえず?山中湖に畑仕事で出かけていったのですが、山中湖も霧雨または小雨となってしまいました。雨が少しやんだときに野良仕事を少しやりましたが、ほとんど作業はすすまず、ブルーシートの張ったログハウスの中で食事をしたりして、のんびりと過ごしました。

 家内ががんばっている秋野菜が大きくなり、収穫もできるようになりました。ホウレンソウとカブには白い寒冷紗のシートを掛け、霜から守るようにしてみました。どうなるでしょうか。お楽しみを!
 アサガオもまだ元気に咲いています。

雨の中のログハウス 野菜とアサガオ 野菜(ホウレンソウ、カブ)

 ところで、先週報告しました「レストハウス山中湖」のカヌー事件ですが、すぐに山梨県の治水課にメールで抗議をしました。まだ、何も連絡がありませんが、連絡があったらご報告します。

☆  まだ夏の名残か?: 2005年10月02日 

 10月の第一日曜日となった2日は快晴の天気で、久し振りに富士山の全景を見ることができました。まだ山頂の冠雪は観測できませんでした。
 10月に入ったというのに、山中湖はとても暖かでした。久し振りに、1年以上使っていなかったカヌーを湖畔に持ち出し、乗ることにしたまではよかったのですが、旭が丘の湖畔のボート屋(山中湖レストハウス)の管理者が、私がカヌーを降ろしているところに来て、「ここは自分が県に金を払って管理している土地だから、邪魔であり、即座に出て行け」という暴言をはきました。
 以前(2001年9月15日)にも、平野の湖畔で、民宿「芙蓉荘」(長田昇)の人間が、私を取り囲み、脅迫しながら同じような事を言ったことがありました。その時は、県の治水課に報告したところ、治水課は芙蓉荘の長田昇を指導し(湖畔はボート係留場として占有権を許可をしているが、観光客が利用することを拒むものではない)、一時的には解決したのですが、翌年の春はまた復活(鎖をつけて湖畔に入れないようにした)してしまいました(この件はあきらめてしまいました)。
 今回は場所が平野に比べて観光地化している旭が丘(富士急バス駐車場の前の湖畔)ですが、まったく同じ問題と考えます。観光客に有無を言わせず「出て行け」とはひどいものです。観光案内所に行って相談してみたのですが、予想通り埒が明きませんでした(2001年のときも、村の観光課や観光案内所に相談したのですが、適当な責任逃れの回答で終わってしまいました)。
 やむをえず、また県の治水課に抗議をしようと考えています。皆さん、ご意見がありましたらご連絡ください。なお、場所を平野に移して、久し振りのカヌーを楽しんだことはご報告しておきます。

サラシナショウマ トリカブト ログハウス 棟木、母屋木、垂木

 ということで、不愉快な日となってしまいましたが、そのことを忘れて庭の周りを見ると、ようやくサラシナショウマが白い穂状の花をさわやかに咲かせていました(写真はやや見ずらいですね)。それに、青紫のトリカブトが庭のあちこちに咲いていました。秋の花はややさびしい感じがしますが、これも秋の風情ということでしょう。
 ログハウスは、ログの外壁が塗装され、また屋根には垂木も取り付けられました。屋根に青いシートをかぶせているのは、雨による湿気を防ぐためです。もう少しで屋根も出来ると思います。

☆  ログハウス上棟式: 2005年09月24日−25日 

 今回の連休は台風接近で、雨模様のぐずついた天気となりました。でも、庭では朝顔が満開?でがんばっていました。また、家内が欲を出して先々週植えた野菜(パセリ、チャイブ、カリフラワー、サニーレタス、ブロッコリー、レタス)もすくすくと育っています。本当に晩秋には収穫できるのでしょうか。結果はお楽しみにしておきましょう。
 25日(日)は上棟式をやる予定を立てているというのに、台風が関東に接近しているということで、心配で気がきではなかったのですが、なんとか当日は雨も降らず、午後からは青空ものぞくほどで、ほっとしました。ログの組み立てと、棟木と母屋木の棟上げも先週中にすでに終わっていました(私は見学することはできませんでした)。写真の通り、なかなか立派な山小屋になってきたようです。当日は式だけということで、大工さんや友人に集まってもらい、厳かに?挙式を執り行いました。その後は例によってバーベキューコーナーで飲み食いとなりました。いやはや、楽しいですね。

元気な朝顔 すくすく育て野菜 ログハウス(東面) ログハウス(南面)
棟木と母屋木(米ヒバ) ログハウス松本看板 上棟式台 上棟式後の歓談

 今回の施工管理を行っている大工さんである松本さんの宣伝看板を門柱脇に立てました。「荒天対応のログハウス」がキャッチフレーズです。意味がお分かりですか?具体的な対策は企業秘密ですが?、要するに、一般のログハウスは雨には弱いのだそうですが、松本ログハウスは雨に対して非常に強いログハウスということです。もし興味がありましたら、ご一報を!

☆  ログビルダーへの挑戦?: 2005年09月17日−18日 

 連休の初日は、御嶽山(3,067m)に登ってきました。ロープウェイが7合目(およそ2,150m)まで入っているので、日帰りで3000m峰を登ることができます。ちょっと気が引けるのですが、やはり3000m峰はよいですね。ところが朝は写真の通り空は晴れ渡っていたのですが、すぐにガスが出始めて、展望はほとんどありませんでした。山頂もそんなには寒くはありませんでしたが、もう夏も終わりということで、花もほとんどなく、ナナカマドの赤い実が目立ちました。

御嶽山(3,067m) ログ(楕円)の組み立て ログベンチ製作に挑戦 完成したログベンチ

 18日は山中湖へ戻りました。ログハウスの土台部分の仮組み立てが出来上がっていました。ログ材はちょっと変わった楕円形のログです。角ログと違って両サイドが膨らんだ形をしています。ログビルダー松本さん(ログハウスの大工さん)に指導してもらい、ログベンチの製作に挑戦しました。チェンソー、電気カンナ、電気サンダーなどの使い方を教わりながら、何とか完成にこぎつけました。どうです?出来栄えは?チェンソーの使い方も少しずつわかってきました。老後の楽しみが増えました。それどころか、ログビルダーへの夢が実現するかも????

☆  何となく秋の気配(3): 2005年09月13日 

 今日は火曜日ですが、何となく?山中湖に来てしまいました。久し振りに、篭坂峠からあざみ平まで歩いてみました。

 途中に天狗ブナと呼ばれる立派なブナに逢うのが、このコースの楽しみの一つです。写真のブナはいかがですか?ほれぼれとしてしまいます。
 あざみ平にはフジアザミはひとつもありませんでした。イノシシが根こそぎ掘って食べてしまうからだそうです。御坂山塊、三ツ峠、杓子山等の山々のなだらかな姿が、何となくほっとさせてくれました。
 花はもう少なく、カワラナデシコが目立つくらいでした。フジテンニンソウはこれからといったところでした。

<-天狗ブナ   あざみ平より フジテンニンソウ

 この日は、熊本のログメーカーから11Tonトラックでログ材が運び込まれました。基礎工事も終わり、棟木と母屋木(2本)のログ加工も終わって、いよいよ木工事が始まります。デッキはすでにほぼ組み立てられ、写真のようにログが上に置かれています。2週間後には、上棟式ができそうです。

ログ材(熊本杉) ログ材の積み下ろし ログ加工された棟木 デッキとログ材

☆  何となく秋の気配(2): 2005年09月10日 

 台風の後も、秋雨前線が停滞しているのか、すかっとした天気がありません。10日も曇り時々晴れといったところでした。日中久し振りに富士山がもやった様子で姿を見せてはくれました。台風で、トマトがまた吹き倒されてしまいました。ナスを残して菜園はすべて店じまいとしました。でも、素人が結構野菜を作れたものと、自身で感心しています。どうもありがとう??
 庭のアサガオがすばらしかったので、写真を撮りました。付近を散歩していたら、山の中でしか見られないと思っていたツルニンジンがたくさん咲いているのを見つけてびっくりしました。皆さんは知っていますか。なんともいえない風変わりな花ですよ。

アサガオ ツルニンジン(ジイソブ) 基礎工事完了 ミズキの根

 基礎工事終わりました。いよいよ今週からログの組み立て工事が始まるとのことです。先週、このHPからリンクしている”山小屋を手作りしたい”のオーナーMさんが工事現場を訪問してくれました。私は会えなかったのですが、工事担当者とお話をされたようです。右の写真ですが、7月3日に伐採した直径38cm、長さ14mもあったミズキの根っ子です。何か現代風の生け花あるいは彫刻のオブジェのようです。これを何とか生かしてやりたいと考えています。

☆  何となく秋の気配: 2005年09月03日 

 9月に入り、山中湖は夏も終わり、何となく秋の気配が濃くなってきたような感じがします。天候があまりよくないせいか、朝晩はちょっと肌寒いくらいで、日中もやや涼しい感じがします。もちろん、観光客も夏に比べるとぐっと少なくなってきたようです。庭には秋の花であるハギが満開になりました。ツリフネもあちこちに咲いています。涼しくなるのはよいのですが、ちょっとさびしい感じがします。
 工事は順調に進み始め、基礎工事もほぼ終了しました。山中湖は冬は寒いので、土は凍土になるそうです。そのため、基礎は地面から60cm以上掘って構築する必要があるとのことです(地面から植えは40cmの高さが必要)。そうしないと、厳冬期に土台が浮き上がってしまうことがあるそうです。

 
ヤマハギ ツリフネ 工事現場 基礎(布基礎)


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