☆ 山中湖の近況報告25 ☆     更新日: 2005年06月01日
*** DELETE PICTURES (2012.02.03) ***
                                      
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☆  本栖湖でのキャンプ: 2005年05月28-29日 

 28日、29日は、老友人たちと2年振りのキャンプを敢行しました。

 本栖湖キャンプ場に着いてみると、そこには自衛隊の迷彩色のトラックが駐車し、あのモスグリーンの天幕が多数張られているではないですか。一瞬我々はどこか間違ったところへ来たのかと、錯覚するほどでした。自衛隊が湖で1週間ほど「演習」をやっているとのことでした。何故、休日に観光地のど真ん中で演習をやらなければならないのか、怒りを感じましたが、我々はキャンプ場の奥まったところでテントの設営をしました。
 日中は、今年の1月2日にダイアモンド富士を見た竜ヶ岳をハイキング、夕方からはバーベキュー、ダッチオーヴン料理を楽しみました。夜は少し冷えましたが、比較的暖かく、夜遅くまで会話が弾みました。いいですねー!いつまでも続けたいものです。

ダッチオーヴン料理 Delicious
 山中湖はズミの花が満開になっていました。菜園の野菜や花の芽が大きくなってきました。このまま大きく育ってくれるといいのですが。
 29日(日)は、山中湖ロードレースが行われ、大勢のランナーで賑わっていました。もちろん午前中は交通規制で大混雑となっていました。


満開のズミ(白い花) ダイコン トウモロコシ

☆  新緑いっぱいの山々: 2005年05月21-22日 

 21日は御坂山系の北に位置する芦川村の釈迦ケ岳(1,641m)を登ってきました。なかなかすばらしい山でした。頂上付近は岩峰で、富士山はもちろん、南アルプスの山々、八ヶ岳等が望めました。奥武蔵の伊豆ケ岳のような感じといったらよいでしょうか。山は新緑の厚い絨毯に包まれたような感じでした。ミツバツツジが咲き乱れ、足元には春の花が咲いており、目を和ましてくれました。見つけた花は、チゴユリ、タチツボスミレ、エイザンスミレ、ラショウモンカズラ、ヒトリシズカ、フタリシズカ、イカリソウ、キジムシロなど、木本ではトウゴクミツバツツジ、ウツギ、ヤブウツギ、ツクバネウツギなどでした。

富士山とミツバツツジ 南アルプスとミツバツツジ ツクバネウツギ ラショウモンカズラ

 天気もよく、暖かかったので、尾根伝いに黒岳(1,792m)も登ってしまいました。ここは、ブナとミズナラの新緑がとても美しかったです。木漏れ日の中をのんびりと歩いて、心がのびのびとするのが実感されるようでした。オオカメノキの白い花が印象的でした。そのほかに、ツリバナ、イタヤメイゲツ、オオヤマフスマ、シロバナエンレイソウなどの花が見られました。

ブナの林(左)   ムシカリの花 ルイヨウボタン 不明

 芦川村ではスズラン祭りをやっていました。観光バスまで入っており、観光客で混雑していました。昔はこんなに多くの人は出ていなかったのですが。早速、ビールとみそおでんで乾杯しました!久し振りの好天に恵まれ、ほんとうにさわやかな山の春を満喫することができました。自然に感謝、感謝!!

☆  ゴールデンウィーク後の山中湖: 2005年05月14-15日 

 ゴールデンウイークも終わり、山中湖もやや静けさを取り戻したようです。
 14日(土)は、富士の西麓にある毛無山(1,945m)に登ってきました。標高差は1,000mほどあり、山麓の麓部落を8時45分に出発し、11時時15分にようやく山頂にたどり着きました。最近はとみに体力が減退しており、バテ気味です。夏の登山ができるかやや心配です。
 天気は曇りで、山は霧のため、残念ながら視界はまったく駄目でした。ただし、雨に降られなかったのが幸いでした。山はようやく春を迎え始めたようで、いろいろな木や花を観察することができました。写真をご覧ください。本当に愛らしいではありませんか。声援を送りたくなりますね。写真のほかにも、ウメバチソウ、ツルシロガネソウ、ツクバネソウ、キランソウ、チゴユリ、ヤブレガサなどがたくさん観察できました。

アオイスミレ エイザンスミレ イワカガミ ニリンソウ
オトコヨウゾメ ムシカリ(オオカメノキ) フジザクラ ワダソウ

 15日(日)も天気はあまりよくありませんでしたが、時々富士山が顔を出していました。
 今新しい庭に畑を耕し、種を蒔いたり、苗を植えつけています。種類はトウモロコシ、ダイコン、ニンジン、ホウレンソウ、チンゲンサイ、ジャガイモ、女峰イチゴ、ブルーベリー、ワイルドベリー、ラズベリー、ナス、枝マメなどです。皆さんはなんと欲深いのかと思われることでしょう。でも食べるものばかりではありません。いろんな花も植えています。みんな成長したら本当にすばらしいですね。

菜園 トウモロコシ ダイコン 女峰イチゴ

 驚いたことに、この新しい庭にはたくさんの高山性植物が生育しているのを発見しました。ヤマシャクヤクを見つけたときは驚きました。今までは青木が原樹海の奥に入ってようやく探し当てていた花でした。シロバナエンレイソウ、マムシグサなどもたくさん咲いています。
 前の庭ではシャクナゲが咲き始めました。これは昨年までは咲かなかったもので、とてもうれしいでした。イチリンソウとニリンソウは東京から持ってきたものですが、これも昨年に続き咲いています。またヤマツツジが豪華絢爛に咲き乱れています。うれしいですね。楽しいですね。うきうきしますね。・・・・

ヤマシャクヤク シャクナゲ イチリンソウとニリンソウ ヤマツツジ

☆  初夏のようなゴールデンウィーク: 2005年05月03-05日 

 ゴールデンウィークの真ん中の3日から5日は快晴に恵まれ、しかも日中は20度を超える初夏のような暖かさでした。
 3日は富士吉田の恒例の恩賜林庭木まつりに行ってみました。多くの花木大好きな人々がショッピングしていました。もちろん私もシャラ、シラカンバ、シデコブシ、ドウダンツツジなどを買い求め、新しい庭に植えました。大きくなるのが楽しみです。
 4日には、杓子山へ行き、ワラビ採りをしてきました。やや早いのか、あるいはGWの前半で採り尽されたのか、あまり多くありませんでしたが、それでも家で食べるには十分な量でした。自然の恵みに(忍野入会組合に?)感謝、感謝です。山の斜面にはスミレやヒトリシズカ、キジムシロがたくさん咲いていました。

 庭には、イチリンソウ、ニリンソウ、カタクリ(黄花)、シロバナエンレイソウ、カキドオシなどが咲き誇っています。ヤマシャクヤクやヒオウギアヤメも大きくなってきており、楽しみにしています。
 昨年買ったシイタケのホダ木にシイタケ菌を植え付けました。たくさんのシイタケが採れますように!!

ヒトリシズカ キジムシロ カタクリ(黄花) 庭にて

 天候に恵まれ、山中湖は久し振りに観光客で大賑わいでした。きっと観光客相手のお店は売上増大でホクホクだったのではないでしょうか。夕方の道路は大混雑で、車より歩行者のほうが早いといった状態でした。温泉は当然イモを洗うような大混雑であったようで(息子が行って確認)、私はとうとうGW中は(イモ洗い)温泉には行かないで、家の風呂で我慢してしまいました。とにかく、来週からは少し落ち着いた山中湖に戻ってほしいものですね!

☆  春はもう一息の南アルプス: 2005年05月01-02日 

 ゴールデンウィーク中の遠出はどこも混雑するので、できるだけ出かけないようにしているのですが、穴場を探してみました。行ったところは、南アルプスの静岡側の山で、八紘嶺(1,918m)と大谷嶺(2,000m)です。宿泊は梅が島(コンヤ)温泉の民宿でしたが、2、3日前に電話をして予約をとることができました。断られるのではないかと思っていたので驚いてしまいました。実際、1日の夜の宿泊客は10名ちょっとで、ガラガラでした。
 山も登山者は少なかったです。大谷嶺では、休日でなかったこともあるかもしれませんが、会ったのはたった2人でした。とてもGWとは思えませんでした。

 南アルプスの山々はまだ春が訪れておりませんでした。でも中腹以下では、、ヤシオツツジ、スミレ、キバナハナネコノメ(私は初めて見ました)などが見られました。
 途中で、カモシカを発見。じっとこちらを見ていたので、うまく写真が撮れました。


ヤシオツツジ キバナハナネコノメ カモシカ

☆  春満開の山中湖: 2005年04月29-30日 

 ゴールデンウィークが始まり、山中湖は春満開といったところです。山中湖畔の旭が丘公園はサクラが満開でした。富士吉田の中の茶屋ではフジザクラ祭りが開催されており、フジザクラが満開でした。庭にはシロバナエンレイソウが咲きました。クマシデもかわいらしい花穂を吊り下げていました。うれしくて、気持ちがわくわくしてきますね。

フジザクラ(中の茶屋) レンギョ シロバナエンレイソウ クマシデの花穂

☆  山中湖: 2005年04月22日 

 22日(金)、朝に山中湖へ入りました。薄雲が広がって、やや肌寒い感じがしましたが、とても穏やかな春の雰囲気でした。村のあちこちに大きなコブシがこれでもかと言わんばかりに満開の花を広げていました。サクラとは違う豪華なというか豪壮というか、とにかく見事な容姿に圧倒されました。
 午後には雲もとれて、富士山も姿を見せてくれました。でも、もう真冬のようなくっきりとした姿ではなく、霞んだような春の淡い富士山でした。私にはちょっとものたりない感じがしましたが、皆さんはどう思うのかな?


☆  春の花が訪れました: 2005年04月16-17日  

 16日は山麓探偵団に参加しました。行き先は3月末に行った雁の穴です。やや雲が多かったのですが、風もなくおだやかな一日を過ごしました。まだ立派な氷筍も残っておりました。
 山中湖の周辺もたくさんの春の花が咲き始めました。家の周りでは、アブラチャンの黄色の花、アシビの白やピンクの花が咲いています。庭にはシロバナショウジョウバカマやネコノメソウも見られるようになりました。その他にコブシが満開です。ニワトコも新葉を出し始めました。さあ、春の隅々まで観察したいと意気込んでいます。

雁の穴付近(アカマツ) 氷の芸術(氷筍)
アブラチャンとアシビの花
ショウジョウバカマ ネコノメソウ

☆  めっきり春めいた山中湖: 2005年04月09-10日 

 皆様お久し振りです。しばらく山中湖とご無沙汰しておりました。久し振りに山中湖へ入りましたら、雪はまったくなくなり、3月の大雪がうそのような気がしました(4月の3日頃まではかなりの雪が残っていたそうです)。コブシが咲き始め、アブラチャンやニワトコもつぼみを膨らませてきています。まだまだ朝晩の冷え込みは厳しいですが、日中はかなり暖かくなりました。いよいよ春満開となるでしょう。



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