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【特別現地報告】

3 Days inh Seoul
ソウル6人旅の顛末


オールスターキャスト


(1999/05/28/09:30 UPLOAD)

今回の6人の登場人物について、独断と偏見による的確な紹介です。
今後、各方面からの抗議により、削除・書き直しが予想されますので、
お早めにお読みください。


「仙人」

アルコール隊長。
韓国についてガイドやらエッセイやら10冊近く買い込んで研究。
料理と酒についてはもちろんプロ。
ポニーテールと髭でまるで儒教の大家のような雰囲気を漂わせる。
特技は映画評論。
まったく見ていない映画について激しくかつ熱のこもったコメントでぶったぎる。
さらに、広い人脈と深い人生経験から、爆笑エピソードの宝庫として定評がある。

「もっちゃん」

ハングル隊長。
店の仕込みをしながらNHKラジオの講座を聞いてハングルを会得。
しかし、ときどき無茶苦茶なオオボケをかませる大物。
女性詩人でもある。
非常にやさしい物腰なのに、言う内容は人の急所をグサッと抉る鋭さがある。
要するに単刀直入、まっすぐ勝負、はっきり言っちゃう、のヒト。

「フーミン」

ブルースの女王。
数年に1回、すばらしいブルースのパフォーマンスを見せる。
パンソリやら赤城智恵子にも造詣が深い。
今回はNHKラジオ講座のテキストを人数分入手する快挙で貢献。
ちなみに、彼女は中央線の電車を素手で止めたことがある。
しかも、JRにケガの補償までさせたらしい。
みなさん、無理な駆け込み乗車はやめましょう。

「ハマキチ」

注文奉行兼値切り隊長。
強引グ・マイウェイの典型。
激しい旅行嫌いで知られる。
最近バンド活動を再開したため、今回はステージ衣装を物色する予定。
麺類には目がない。
「ジコチューH田」としても知られる。

「ぼっこりちゃん」

垢すり隊長。
実はソウルに行ったことがある唯一の人物。
ダイエット法の権威でもある。
この5月から激務より解放されて念願の「主婦」の肩書きになったらしい。
睡眠状態に入る早さでは群を抜く。

「謎のキム」

ガイドのくせに、まだソウルにはトランジットしかしたことがない。
ヴァーチャルには何度も体験したため、行く前からすでに行って帰ってきたような錯覚に陥る。
ガイドブックに載っているポイントは避けたいし、
インターネットで入手した情報は確実性が低いし、
ハングルが読めないので道に迷うのは必至、
という事実を隠して全員をだまして連れて行った。
今回はKorean PopsのヒットCDの入手をもくろむ。


ソウル6人旅の顛末・目次

一気呵成の1日目

怒濤の2日目

大団円の3日目

オールスターキャスト



Text by Takashi Kaneyama 1999