マルレーン・ゴリス監督、ヴィレケ・ファン・アメローイ、エルス・ドッターマンス |
★★★ |
オランダ映画です。とにかく人気で毎回満員だというので、物好きにも観に行きました。 母と娘が故郷の農村で祖母の死をみとり、それを機に農村で自活をはじめてからの女系家族の一代記という感じです。実におおらかでユーモアと皮肉に満ちた作品です。性と死の見つめ方に一本、筋がとおっています。庭に出した大きな食卓で大勢で食事するシーンはなかなか豪快です。 でも、あんまり感動しなかったんだなあ。よくも悪くも女性向き。岩波ホールでときどきある、ものすごく眠い映画ではありませんが、万人におすすめとは言いがたい。なんでそんなに人気だったんだろ。 |