Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 1999年12月1日〜13日

迷狂私酔の日々


12月1日(水)

ようやく国際キャッシュカードが届く。これで資金繰りができるというものだ。

久しぶりに書類片づけを再開。いつまで続くぬかるみぞ。半日やって段ボールひとつ分。そのあと、重複の整理とかファイルBOXの割り当てをしないといかんのに。ぜいぜい。あ、午前3時だ。

12月2日(木)

PB2400用のインナーバッグが到着。海外旅行用ということで、中のウレタンをさらに5mm厚くしてもらった。これで本体は大丈夫だろう。さらにACアダプタやモデムカード、変圧プラグ、デジカメ、電池、充電器、PCカードアダプタ、サスコム、モデムセーバーなどなどを持っていく収納を考えないといけない。

マイレージの期限が気になったので電話したら「ゼロマイルです」と言われた。そ、そ、そんなはずはない。結局、搭乗券の半券とPassenger Ticketのコピーをファックスすることに。去年のワールドカップ関係というのは、今まさに段ボールに入っているものなのだが・・・。あった。ものの2分ですべて発見した。なにしろ半券は5枚(成田→サンフランシスコ→ワシントンDC→パリ→シカゴ→成田)もあるのだ。いったい何のために辛い思いをしてアメリカ経由でフランスまで往復したのか。これだけで2万マイル、ただでタイに往復できるぞーーーっと頑張ったのに。

しかし、今度はファックスが不調。どうも原稿を送り終わっているのに「原稿が残っている」と感知しているらしい。何度リセットしても「送信できませんでした」と言うのだが、経験上だいたいは送れているので明日にでも電話して確認しよう。

今度はAOLに電話して海外からのFTPについて聞いたら、すっげえ長い時間待たされたあと「おすすめできません」という答えであった。ドイツというのが鬼門というのは聞いたことがあったが、なんか「技術担当に代わります」というわりにはどうも納得できない風情が漂う。しかしまあ、結論は「AOLはやめよう」ということだ。向こうもやる気ないみたいだし。

インナーバッグ代を振り込み、近所の本屋を2軒もはしごしたら暗くなっていた。ふにふに。

業務連絡、業務連絡。海外脱出作戦、ただいま進行中。

とりあえず、夕方にdiary更新。

出発まであと11日。

12月3日(金)

航空券の日程が確定したので料金を払い込む。67,800円である。たぶん、全日空である。ロンドンまでノンストップである。しかし、ロンドンっていうのは入出国税で6,000円も取るんだなあ。なお、なんでキャリアーが確定しないかというと、なんかのキャンペーンだかららしい。でも、全日空の該当する便にはしっかり空席があるからOKだろう、たぶん。出発時刻(午前11時20分)から機材(ボーイング747-400)、映画、食事まで調べたんだからいまさら変わらないでほしい。しかも、50%ながらユナイテッドのマイレージに加算できるのだ。

区役所に行って国民年金の届け出。別に年金に頼る気はないが、どうも払うものは払わないと居心地が悪いので。

それからVIRGINに行って、たまったポイントでCDをゲットするつもりがついつい7枚も買ってしまう。でも、一番高いのでも2,700円なんだな。3,000円までならただで1枚もらえるんだが。う〜む。欲しくなったのを全部抱えてレジに行っただけだからな。

美人の歯医者さんへ。いつになく10分前に着いたらそれから40分待たされた。ま、とにかく無事に丈夫な歯になったのでよしとしよう。たぶん、あのおばさんの患者の長い話が元凶ではないかとにらんでいるのだが。

「30分くらいは食べる、飲むは控えてくださいね」と釘を刺されてしまった。なんでこれから飲みに行こうとしているのを察知されてしまったんだろう?

出発まであと10日。

12月4日(土)

6時に起きる予定だったのだが、目が覚めたのは10時40分のベルの音だった。う〜む。しかし、電話の受話機を取っても音がとまらない。あれ? なんと、インタホンが鳴っていたのだった。新聞の勧誘でも宗教でもなく、このあいだネットで頼んだ陸奥A子のコミックが届いたのであった。注文してから中7日ではもう注文したことも忘れているのであった。だって、アメリカからだって中3日で着くんだからさあ。

チャンピオンシップ、磐田対清水。なかなかレベルも気持ちも高いいい試合なのであった。先制は安藤のシュート性の速いクロスに中山の「亀の首」ヘッド。このプレーだけならワールドクラスと言っていい。とくに安藤のクロスのタイミング、スピード、落とし所、アウトにかけたシュート具合、どれを取っても一級品。なお、後半からの福西のフォワード起用はたぶん、秘密兵器のつもりだったんだろうなあ。

出発まであと9日。

12月5日(日)

珍しくペルージャの試合がライブで観られると思って午前4時まで起きていたのに、結局寝てしまった。最近はこればっかりだ。

本日は意を決して秋葉原へ。音響カプラー、Adobe photoshop5.5J、Apple QTVR Authoring Studioを購入。さらに新宿でTAカード、カメラケース用ウレタンを買う。これで計18万円を超えているのだ。ま、いちおう必要性とかどこが安いかとかは研究していたのではある。

しかし、穴はあるもので、TAカードでつなぐにはDSUアダプタが要るのだった。これって携帯用は売ってるのか?

なお、USB Port for Note/Macとかプリンタとか各国用モジュラープラグ変換アダプタはまだである。ついでに補足すれば、ウレタンはカットしていろんな機器をはめ込む実験をするつもりなんだが、そんな時間はあるんだろうか?

ブルースの女王、ついにインターネット接続に乗り出す。ということでなぜか急に電話指導することになったのだが、どうもウィンドウの切り替えとか、フォルダとファイルの区別とか、フォルダの階層構造とか、基本をどれだけ理解しているのかだいぶ疑念が・・・。う〜む。やっぱりほっとき過ぎなんだろうか? 私の信念では、「ヒトは誰でも自力でMacをマスターできる」はずなのだが。甘かったか。

出発まであと8日。

12月6日(月)

PB G3 233/14に内蔵するCD-RWドライブの代金を振り込む。よーやく手に入るか。出発前に届くといいな。

大久保界隈にて、アウトドア用品を買い込む。って、旅行用にシャツとか下着とかである。アラン島の冬って、寒いだろうなあ・・・ということで、冬山用中間ズボン兼アウターも買う。見た目はフリースのジャージだが、速乾性で保温が強力なのだ。ちなみに、シャツも下着もそれなりに高価である。

そのまま韓国スーパーでキムチや海苔や冷麺を買い、大久保駅に集合して<釜山港>という店に行く。待ち合わせに来なかった者1名も、予定外なのに途中で会った者1名も、仕事で遅くなった者1名も無事に店で一緒になるあたり、食い意地は一級品である。開店したばかりらしく、大量のおみやげをもらってしまった。それも海苔か高麗人参茶かキムチか選べ、というサービスぶり。

私は急に大量に食べたために、2軒めはリタイヤ。電車のなかですっげー気持ち悪かった。

帰ってからQTVR Authoring Studioをインストール。再起動しようとしたら起動しなくなった。よく考えればCitiROMをさしたままだとPB2400は起動しない、ということだったのだ。ということは、ソフトをCDからインストールしたら、再起動前にCitiROMを引っこ抜く手順が毎回いる、ということか。

旅行関係の書類が着いた。ファックスの分の確認書と入出国カード。すでにサイン以外は打ってある。エアオンなのに、なあ。パック旅行だとこの書類なんとかで数千円も取るらしいではないか。

出発まであと7日。

12月7日(火)

昨日送金したCD-RWがもう届いた。スパルタかますも一緒。ということで、早速CD-RWを入れてスパルタかますを組み立てる。いいな、これ。とくに温度を下げる機構はないが、裏側が外気に触れるし、キーボードを別にさすから手に熱が伝わらないし。レコーディングソフトのB`s crewもインストールしておく。

で、2400にもphotoshop5.5をインストールし、Reaction bundleの39.95ドルも送金する。これはユーティリティソフト3本まとめて特価なのだ。

夜にやっと書類の片づけを再開。どうにかすべてのハコを開けたが。いやはや。どうなるんだか。

出発まであと6日。

12月8日(水)

ハローワークへ行く。すっげー早く行ったのに、新聞読んでて出遅れた。しかし、結局みんな一緒に説明を受けて書類をもらっただけである。次は3月1日までなにもない。

イギリスタイプのモジュラージャック、肩掛けタイプのキャリヤー、ビクトリノックスのトラベラー、名刺が入る荷札タッグ、ミシュランの『アイルランド』赤本、OAG航空時刻表などなどを買う。

出発まであと5日。

12月9日(木)

昼食のあと、散歩してビデオ屋にてカードを作ってもらい、「静かなる男」と「クライングゲーム」を借りる。このビデオ屋は品揃えはいいのだが、店員の態度が悪すぎる。それを知っていて行くのだが、それでもひどい。パスポートと健康保険証を両方持っていっても、公共料金の請求書などの現住所が証明できるものを要求するのだ。なぜか、ここは一定の範囲に居住していないと借りられないのだ。しかもだ、その態度が役所よりも横柄で、カチンとくることおびただしい。ま、返却時に請求書を持ってきてカードと交換することで借りられたんだけど。

出発まであと4日。

12月10日(金)

旅行会社から電話で確認。昨日ファックスでツアー名とカウンターが変更になった件である。

今日は東急HANDSから書類整理棚が来る予定なのだが、午後5時を過ぎても来ない。電話したら、配達が立て込んでいて遅れているらしい。ってわけで8時過ぎに届いた。

出発まであと3日。

12月11日(土)

吉祥寺に行って買い物。

netpassportに入会する。海外からのFTP用である。

清水対磐田を見る。師匠も一緒である。結局、磐田が年間王者になったが、それは厳しさを知っているか否かの差でしかない。その差が大きいんだけど。

出発まであと2日。

12月12日(日)

書類整理棚を組み立てた。なにしろ棚の枚数が多いので難儀した。組み立ててから気づいた。「色が違う」。注文はナチュラルなのに、届いたのはシルバーである。う〜む。しかし、あんまり色には執着しないのでいいことにする。ほんとはブラックがいいので、気に入らなくなったら塗ればいいのだ。

で、本棚を動かさないと入らない。本を出すのがメンドーだったので、無理矢理押したら「fギギッギギー」と無気味な音がしてフローリングに深い傷ができた。でも見えないからいいことにする。書類整理棚には原稿用紙や封筒や方眼紙や切手やなにやらというものをストックできる縦長の棚で、実に私には都合がいいのだ。が、やっぱりシルバーは異様だ。

今日はメアリー・ブラックのコンサートが恵比須であるのだが、とうてい行ける状態ではない。涙を飲んでお片付け。

出発まであと1日。

12月13日(月)

ようやくManMP3のCD-ROMを発見する。2400にインストールし、チーフテンズの「The Long Black Veil」をMP3化する。

アイルランド観光庁へと行ってみるが、めぼしい収穫なし。どうも、こういうところと私は相性が悪い。それは、あんまり目的がはっきりしないで偵察しようという私の根性の悪さにあるのだが。渋谷の東急HANDSで靴の中敷などを買って帰る。

ほとんどヤケで<戎>で飲む。「静かなる男」だけを見てビデオを返却する。さらに某所を巡回。そして、徹夜でお仕事と準備に取りかかる。

出発まで、あと・・・7時間を切っている!


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