Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2000年1月8日〜20日

迷狂私酔の日々


1月8日(土)

クリーニング屋のカードがない。ここは、火曜日と土曜日が20%オフなので、今日がチャンスなのに。う〜む。部屋を片付けてすぐに旅行するってこと自体が間違いかもしれぬ。どこに何をしまったか全然わからん。

銀行に行って通帳に自動記入してもらおうと思ったら、5時を過ぎていて、記帳できなかった。う〜む。アイルランドで引き出したレートを知りたかったのだが。

ようやく、日本の小銭を発見した。PC用リュックのなかの唯一フラップのあるポケットに大事にしまっていた。なぜ見つからなかったんだろうー? う〜む。用心深い性格だったのだな、私は。

ようやくPB2400のメンテ開始。まずはバックアップHDに旅行中のファイルをコピー。NortonのSpeedDiskをかける前にDiskDoctorをかけたら、作業が終わっているのに終了しない。あげくにフリーズ。う〜む。結局、強制再起動。あやうくCitiROMをはずし忘れるところだった。こいつをつなげたままだと起動しない、というか永遠に起動を試みつづける回路に入ってしまうのだ。

ここで、「サブシステムにNortonを入れておけばいい」ことに気づく。問題は、サブのパーティションの容量だな。システムのあるパーティションにQTVR Authoring Studioをインストールしなければいけなかったので、システムのあるパーティションの空き容量が不足し、不安定になっているという結論に達しつつあるので、パーティションの切り直し=システムのクリーンインストール=どうせならMacOS9ということになるんだろうなあ。

しかし、ついにクリックボタンの反応がさらに悪化。これが2400特有のよくある不具合らしい。とりあえず、PB G3につないでいたASCIIキーボードとマウスをはずして2400につないで作業する。

旅行中に作ったファイルの残りをアップロードして更新→「哀愁のヨーロッパSPECIAL1999-2000」を見てね。それから、某所と某所を巡回して、おみやげを配る。

1月9日(日)

正月が明けているのかいないのか、休みの店が多い。久しぶりに<丸福>でたまごそば。師匠に偶然会う。

1時間半後、師匠来訪。なにしろ冷蔵庫がほぼ空っぽなので、とふたりともけっこうな惣菜を準備したのであった。しかし、自分で作ってみたアイリッシュ・シチューがいちばんうまかった。これが超手抜きで、肉と野菜を切って鍋に水をはって塩と胡椒かけてコトコト煮るだけなのに、うまいのだ。ただし、3時間弱火なんだけどね。

そして本日も某所巡回。

1月10日(月)

旅行中に書いたものに、誤字脱字が多いことに気づく。なにしろ暗いところであせって作ったからなあ(と言い訳する)。

しかし、その修正の前に、写真のプレゼン用に写真整理ソフトを物色する。要するにサムネールが出て、クリックしたら大きくなるとか、っていうのを探して「昔MacWIREに出てたよなあ」とARENAの検索機能を初めて使った。

というわけで、PhotoGrid1.4をダウンロード。これはよい。なにしろ、サムネールのサイズがフリーで設定できるうえ、スライドショー機能もあるのだ。これで1,000円はお買得!(って、まだ振り込んでません。すみません、まもなく必ず)。

さて、オリーブ邸でごちそうになる。ワインを4人で6本飲んだらしい。メインの羊を待っていたら、キッチンから悲鳴が聞こえた。気がつくと、私は包丁を握って羊の肉にニンニクを差していた。う〜む。悪い癖だ。

手作りのパンもフォンダンショコラもおいしかったので、オーブン料理はオリーブ嬢に入門することにしよう。ちなみに私はフォンダンショコラをおかわりしたらしい。

なお、そこにPB G3 Series '98 233/14を持っていったのは私である。だって、PB2400はいまだに不調なんだもん。しかも、写真のスライドショーは長くて終わらないわ、QuickTimeムービーはコマ落ちするわ、持って来たCDのなかにCDが入っていないわ(ケースとジャケットだけ持って来てどうする?)。そのわりにEthernet Cableを持っていってケーブルネットのハブにつなげさせていただきました。QuickTimeムービーをCPUパワーのありあまっているWindows機で見るために、自分のプロバイダにアップロードし、無理矢理QuickTime4をダウンロードしてもらったのに、見られなかった。なぜだ?(後日の注:ちゃんと見られたよー、という報告がありました。たぶん、ブラウザーを再起動させればよかったのではないだろうか?)

ちなみに、ファイル共有は自信なかったし、内蔵CD-RW/RでCDに焼こうとしたら、B's Crew(というレコーディングソフトね)をまだ使っていなかったのでシリアル番号を要求されて使えなかった。みんなの非難の視線に

「いや、急に旅行の予定が決まったもんで・・・、やっている暇がなくって・・・」と言い訳したら、
「決まったんじゃなくて、決めたんでしょ!」という的確な指摘が・・・

いやまあそのお、なんというか、かんというか、しどろもどろ・・・

1月11日(火)

近所の本屋で時差の修正を図る。が、この本って買ったっけ? というものが続出。う〜む。探さねば。

カツ丼を食って散歩して帰る。風呂に入って寝る。起きて某所と某所を巡回する。

1月12日(水)

昨日の巡回はどうも今朝の4時半までかかったらしい。焼酎を1本近く空けたような気もするが、さだかではない。たしかなのは、今日の二日酔いだけである。

おやすみなさい。

1月13日(木)

ようやく、銀行で通帳に記入。けっこうレートがよいぞ。やっぱり日本円から両替するよりも、国際キャッシュカードで引き出す方がいいと思う。カンタンだし。

Ovationをケースから出し、新しい弦に張り替える。ついでにフレットを徹底的に拭く。「台所用油落とし洗剤」まで使ったが、大丈夫だろうか? しかしまあ、やっぱり新しい弦は気持ちよい。なにしろギターを弾くのは1か月ぶりなのに、妙にうまく聞こえる。本当にうまくなったんだろうか?←錯覚に決まっているだろーに。

1月14日(金)

郵便受けに不在配達票。外国から荷物。っていうことは、5日にオクスフォードから送った小包に違いない。9日で着くとは立派である。

去年、大久保で買ったインスタント冷麺を食す。2人分だったらしいが。気づかなかったぞ。しかも、作り方に書いてある分量がどうも信用できぬ。しかしながら、その麺のコシは冷麺そのものであった。拍手、拍手。ただし、スープがぜんぜえん辛くないのでキムチを大量につけた。チャーシュー、きゅうり、トマトでほぼ完全栄養食品だな。

ようやく、誤字脱字の訂正を終えて修正アップロード。すでに15日になっていた。そんな夜中にポークステーキを作って食っていたら、またもや歯が抜けた。正確には歯の詰め物だが。いやはや。

1月15日(土)

美人の歯医者さんのところに電話して、月曜日に予約を取る。

クリーニング屋に、旅行中のシャツやカーゴパンツを持っていく。カードを昨日発見したのだ。なんと私はあらゆるカード類をまとめたファイルを作っていたのだった。それのありかどころか、作ったこと自体を忘れていたのであった。アホかもしれん。

郵便局に行って、懐かしい小包を引き取る。帰って開けてみたら、まるでタイムカプセルのようである(わずか10日前なのに)。つまりは、何を入れたか、ほとんど覚えていないということだ。やっぱりアホかもしれん。

某所を巡回。K松クンが「写真は?」とひとこえ発したために、それから1時間以上もスライドショーを見せられてしまったみなさん、ごめんなさい。今度はちゃんと編集しますっ。

1月16日(日)

青山劇場に「NANTA」を見に行く。予想通り、当日券は余裕で入手できた。ついでに青山ブックセンターでアールデコ本や名刺デザイン本を買い込む。

「NANTA」は、渋谷毅オーケストラなどでドラムをやっている古澤さんのアケタの店で聞いた(見た)プレイが大好きな私としては夢のような舞台である。キッチンにあるものでパーカッション三昧するってことだけで、私は楽しい。うわはははははは。

まあ、サムルノリの伝統とポップロックをキッチンという舞台で融合させたもんなので、どちらも不消化という側面からすれば★★★くらいなのだけれど、とにかくノリと客席を乗せることで無茶苦茶楽しい舞台であることは確かである。ひとり艶っぽいお姉ちゃんはいるし。

帰る前に、今日も某所を巡回。

1月17日(月)

美人の歯医者さんに詰め物を詰め直してもらう。雪の朝だ。で、朝飯を食べていない身に「30分は歯を使わないでね」ってのは辛い指示だ。

「左側の歯だけ使えばいいだろう」と曲解して<はつね>でワンタンメンを食う。

中野<まんだらけ>に行く。目的のものはなし。ついでに新刊書店もチェックするが、「この本買ったっけ?」がいまだに判明しない。さらについでに音楽系古書店に行ったら、5年前の『GIRL POP』の揃いを発見する。この時期は、毎号に久松史奈が載ってるのだ。問題は当時600円の雑誌が1,500円もするということだ。なんでかというとアイドル系シンガーのグラビアもあるからである。で、13冊ほどまとめ買い。紙袋を二重にしてもらって早々に帰る。ぜいぜい。まじに重いぞ。

懲りることなく、<戎>に行く。さらに、ここではとくに秘す某所と某所へ行く。そのうち1軒めは15年ぶり、2軒めは初めて。とくに秘すが、実は私は名を隠していままで近寄らないようにしていた有名店である。いや、店はとってもいいのだが。私にも事情があるのだ。

1月18日(火)

新宿のTower Recordsに行く。欲望爆発、3万円も買う。13枚も買った。2枚組もあるから、枚数なら15枚。なんせジャコ・パストリアス関係だけで4枚も買ったしなあ。

ヨドバシカメラに行ったが、見るだけ。見事な自制心だ。あー、プリンタ買いたい。

目の前でさっそうとOLがケンタッキーに入ったのにつられて店内に入り、ジンガーサンドなんかを頼んでしまう。で、地下で徒然なるままに日記を書く。なんか調子よく2時間で10日分を書く。そのままいくらでも書けそうだったがバッテリーが切れた。そうか、エディターだけなら2時間もつのか。今までなら満足いくレベルだが、iBookは6時間っていうことを聞くとなあ。

東急HANDSにも寄って時差の解消を図る。ここでも財布を出すことなく巡回。よしよし。

帰ってから某所に行っておみやげを預ける。そのまま5時間飲む。最後には明日の(というより当日だが)歌舞伎の招待券をもらう。「鳴神」である。

1月19日(水)

歌舞伎というのは、12時開演だったりするので、朝風呂もなくそそくさと出かける。雨だけど四ッ谷駅から歩く。このへんは私の昔のホームフィールドだったのだ。

2部からは失業仲間のコガリンも合流し、はねてからは近所の某出版社を襲撃して1名をガイドに採用し、焼き鳥、ショットバーと回って某所に落ち着く。やれやれ。

え? 歌舞伎は? う〜ん、正月っていいよねえ。うしろのおばちゃんはふたりでペチャクチャうるさいし、左後方にはイヤホンの解説にいちいち相槌うっているおばさんもいて、ただでさえ集中しにくい舞台がますます辛かったのであった。

でもさあ、歌舞伎はケレンがもっとあっていいと思うなあ。大衆芸能なんだし、もともと。

1月20日(木)

ポークピカタ丼を作ったらうまかった。オレって天才かも。

吉祥寺まで行って、収穫なし。


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