Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 1999年8月上旬 さて、個人的重大発表です。 このたび、16年あまり勤めた会社をやめることにしました。
理由はともかく、これから(たぶん)半年以上は「失業日記」としてこのdiaryを継続していく所存です。
今まで黙っててゴメンね。
ま、行間のはしばしにヒントは(ってクイズじゃないって)あったのですけれども。
まったく私的な事柄ではありますが、以上(異常?)ご報告申し上げます。
でないと日記が書きにくくてねえ。
(1999/08/01)
8月1日(日)
けっこう早起きして洗濯して新聞を取ってきてメールチェックをして今日の算段をする。が、木金と滅多にしない仕事をしたせいか背中が痛いし「もうこれからは日曜日だからと平日に出来ないことをあくせくすることもないんだよなあ」と(今日だけは)怠惰に生きることにした。
ユッカとベンジャミンに水をやりOvationを久々に弾いて、ブランチにはナスをオリーブオイルでソテーして塩胡椒だけで食べようと思ったが先日のラタトゥイユのソースで少し煮込んでみる。さらにサラダ菜とレタスとチェリートマトのサラダに即興で作ったタレに漬け込んだ牛肉を焼いてのっけて、韓国みやげのインスタントラーメンは真っ赤な色のスープでこれに刻みネギと白ゴマをトッピングすると、よくわからないが妙に赤い色が目立つ食卓になった。ミルクティーを合わせるところが健康な大人というものである。
汗をかいたのでシャワーを浴びてベッドに横になってコミックを読むという絵に描いたようなナマケモノの昼下がり。本当に熟睡したら新聞のセールスに起こされた。オートロックのマンションでもやっぱりセールスはやってくる。がしかし私はすでに朝日新聞を取っているのであって、そこにまた朝日新聞が売りに来るというムダは何とかならんのか。やがて予定の東急ハンズからのCDラックが届いて、しかし今日は休養日にしたので何にもせずに閉店15分前のスーパーに行って「半額」ものだけを買って帰るのが失業者の倹約生活というものだ。
というわけで引っ越しから半月いまだにテレビなし。つなぐ努力もしていないが別に支障はないしいいじゃないか。でもケーブルテレビもWOWOWも入っているのにもったいないから明日こそつなぐか。そうだ古本屋へ売る交渉もあるし、会社から持ち帰った私物も整理しないといけないし、第一挨拶状を送るために住所録も整備して(いまだにMacではなくて紙ですらなくってハガキや名刺やメモのままだ)、それに7300/180だって生き返っていないし、チェストやサイドボードや机やビデオラックも要るし観葉植物とかハーブだって時期はぎりぎりだし、だいたい新しいクリーニング店も見つけていないし、やることはたくさんあるのだ。
最後にやっとWEB上で私事を暴露するふんぎりをつけてこのdiaryをアップ。
8月2日(月)
ジョギングでもと朝の6時40分から外に出て走りはじめたが、早々にウォーキングに切り替える。心肺機能がついていかない(単に息切れともいう)。それにしても1時間で吉祥寺まで往復できるのだな。今度はいろんな方角へ行ってみよう。これじゃあただの散歩か。
さて、改築されたばっかりの区立スポーツセンターへ行ってみる。自転車で8分だ。さっそくトレーニング室へ。初回のアンケートに答えて、血圧を測ったらいつもより30も高く、トレーナーのお姉さんいわく「軽く自転車とウォーキングですね」ということでエアロバイクへ。指示された負荷ではあまりに軽いので自分で倍に上げて40分。水を飲んでストレッチしてロードランナーでウォーキング。指示は「時速3km」。私は老人か。意地で時速6kmにあげて30分。本当は腹筋もマシントレーニングもしたかったのだがお姉さんが「今日はウェイトはやめておきましょう」ということで断念。
併設の軽食喫茶で「めざせシドニー!冷やしうどん」を食す。他に「六甲おろしうどん」や「マグワイア特製カツカレー」などもあり、一気に盛り下がる昼下がりである。
<戎>でタクちゃんに「会社やめたよ」と言ったら、まだ知らなかったので喜んでしまう。
8月3日(火)
区立中央図書館へ自転車で遠征。炎天下に20分近くこぎつづけると激しく発汗するので痩せたような錯覚をする。最近の図書館は受験生を入れない工夫をしているせいか、夏休みなのにおじさんが多い。ほとんどが新聞と雑誌を読んで暇をつぶしているようにしか見えないが。図書館の資料で研究する人のみ利用できるという参考図書室をめざして、次回は研究分野を研究して来よう。
ラーメンを食べて、ドトールで今後のやるべきことをリストアップして、遠駆25分吉祥寺で買い物の下調べをして帰ったらけっこうな運動量で疲れたので風呂入って寝た。
<はるばる亭>に仙人の10周年のお祝いを持って行くが、ろくな物がなかったのでラベンダーのポプリとオイルにする。仙人「これ、食べれるの?」と聞くので「炒めものにいいよ」と受けそうになるが、さすがに死んだら困るので「お部屋の香りだよ」とフォローするが果たしてどこまでわかっているのやら。まあ、男同士で贈り物するもんではないかもしれん。
8月4日(水)
この映画の日が楽しみで今まで生きてきたのだ(大嘘)。まずは「ハムナプトラ」。昼飯も抜いて紀伊國屋書店と東急ハンズを回って次に「交渉人」。さらに「アイズ ワイド シャット」を観る予定だったが、気分が急に盛り上がって「帰って仕事しよう!」という意欲十分な体勢になったので(これは本当)、<天下一品>でラーメンとギョーザと小ライスを食って急いで帰ったのだが、部屋に着いて風呂に入った時点で物凄い疲労感に襲われて「まあ誰かセールスでも来たら起きるだろう」とベッドに横になったら、つまり誰も訪れず電話も鳴らず、昏々と翌朝まで熟睡したのであった。
8月5日(木)
なんやかんや言いながら、実は毎朝7時前には起きてゴミを出し、新聞を取り、・・・まではいいのだが、ジョギングないし散歩とか、モーニング・ティーまたはコーヒーとかはなかなか出来ないのが悔しい。それ以前に、そろそろ散乱する書類とか林立する段ボールとかを何とかせねばなるまい。
ということで駅前のマクドで朝食兼日記執筆。いまだに書き物は自宅でなかなかできない体質である。昔はファミレスとか喫茶店で資料を広げて何時間も仕事をしたものだったなあ。いまはPowerBookを持って行けばいいだけだ。それにしてもG3 Seriesは重いぞ。大きいし。熱くなるし。バッテリーは2時間ちょっとだし。でも、好きだ。用もないのに持ち歩いている阿呆である。
まあ、そのおかげでこのdiaryとmovieを更新。本当はガンガン新作を追加する予定もあったのだが。あ、バッテリーがあと11分だ。
8月6日(金)
何もしていないのによく眠れるというのは才能なんだろうか?
8月7日(土)
やっとテレビをつないだ。何も問題なく一発でOKだったのだが、不思議なのはAVコード2本、オーディオコード1本、電源コード1本が使われずに余ったことだ。ま、ちゃんとケーブルテレビも映るからいいや。
8月8日(日)
セリエAの放映権をスカイパーフェクトTVが獲得したらしい。ああ、何のためにWOWOWに入ったのか?(実は久松史奈のLIVEを観るためだったんだけど)
8月9日(月)
1週間ぶりにスポーツセンターに行き、エアロバイクとロードランナーで450kcal以上を消費する。しかし、これでもビール(大)2杯にならないという。く〜ん。ええい、と腹筋と上半身関係のマシンを3つほどやって帰る。血圧はともかく、脈拍がなかなか下がらない体質らしく、なかなかトレーニングにすんなり入れない。インストラクターとしてはここで脳卒中でいかれたら困るんだろうし。
8月10日(火)
ARENAのたまったメールを整理する。メールボックスをちゃんと作って振り分けも設定。ふむ。やればできるじゃん。
最新の「迷狂私酔の日々」へ
1999年7月下旬の「迷狂私酔の日々」へ戻る
1999年8月中旬の「迷狂私酔の日々」へ進む
過去の「What's New」という名の日記へAll Rights reserved by (C) Takashi Kaneyama 1999