Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2002年11月中旬

迷狂私酔の日々


11月11日(月)【実家滞在中】

7時に起きて端材運び。

ついに炊飯器がイカれたらしい。以前から電源部分が接触不良ではあったのだが。そういうわけで、ネットで調べる。シャープの型オチらしい5.5合炊きが4,880円で出ている。これ以外はさすがに2万円程度する。だが、ヨドバシでは在庫切れ。すぐに欲しいのでBICのサイトを見れば同じモノが同じ値段で在庫有り。

それっと、さっそくメンバー登録して即購入。送料は300円。電車の片道分でしかないぞ。

メールチェック、食器洗い、のちA宅で朝食。昨日の残り物だが、けっこう豪華な残り物である。ラムローストなんて1kgのうち半分以上、丸のまま残っている。

そのまま、暖炉の前で和む。実は背中が痛いので、今日は出かけるのを自重する。たぶん、慣れない労働のせいだと思う。

12時過ぎ、綿生地の裁断。端の始末は母に委ねる。これでDKのカラーボックスとワゴンを隠す予定。

ユキヤナギを手折って生ける。折れていた枝を始末。

さらに端材を運ぶ。車庫内がゴミ箱と化しているのでちょっと怒る。入れるにしてもやり方があるだろう。ヒトによってきちんとまとめているが、ただ放り投げている輩とあるようだ。歩くスペースもないぞ。

『さまよえる湖』読了。

11月12日(火)【実家から帰京】

7時過ぎ起床。

なんと炊飯器が配達されてきた。都内近県ならともかく、山形県で翌日配送というのは新記録である。

母に「マッキントッシュ」の建築を説明。新しい炊飯器で炊いたごはんがうまい。

甘露煮が甘いので醤油を足そうとするのを止める。それは失敗した化粧の上にさらに厚化粧するようなものだ。まずは、水か酒で薄めてからである。(そうでないと、味が染みこまない)

16時20分出発、20時45分帰宅。

某所と某所を巡回。

11月13日(水)

近所の喫茶店にて作業。2階テーブル裏にしたたかに膝を打ち付ける。痛かった。

ネットで薪調べ。

はつねでタンメン。寒いのだ。

東京駅から歩いて「太陽の雫」。やっと見られた。3時間余の大作。

19時過ぎ、有楽町MUJIにて、大量に小物を買う。さらにソフマップやBICにも寄る。

帰ってラーメン作って食って寝る。

11月14日(木)

6時過ぎに起きてミランが1-2でデポルティボに負けるところの終盤を見る。ま、ミランは勝ち抜けが決定しているのではあるが。

9時半に出かける。銀行で通帳に書き込みするも途中で切り換えに。荻窪郵便局まで不在配達の受け取り。本屋2軒回り、駅で切符を買い、スーパーに寄る。

11時過ぎ帰宅、ギター弾き他。

ランチにツナとタマネギのパスタ。

<なみかた>からラムの脚と生ハムをネット購入し、実家への配送を依頼。

高田馬場へ。18時30分開場なので、近所のブックオフで時間をつぶす。

脳嵐が日本で2回目GIG。

今日は入りが多い。ステッカーを買う。ライブの雰囲気も上々でノリノリ。史奈がやっとキチンとメンバー紹介する。ロジャーは「チベット」で決まったもよう。アンディがなぜか人気高し。

焼き肉食べて帰宅。

11月15日(金)【実家へ向かう】

6時過ぎに起きる。急いで荷物をまとめて出発。7時56分発の新幹線に乗る。やっぱり、いろいろ忘れている。

11時前に着く。で、いまだに工事は終わっていない。

見たことのある魚の甘露煮、おみづけ(という漬け物)で飯を食う。

とりあえず端材を運んで暖炉に火を入れる。袋から出ていた木材の端で手のひらを切る。

12時台の列車で買い物へ。いつもの店。ファンヒーターの温風をコタツに入れるチューブ、水切りカゴ、FM電波をテレビのプラグから分岐するケーブル、生クリーム、トマト、レモンなどなど。

15時過ぎに戻る。

コーヒー豆を持ってくるのを忘れたことにやっと気づいた。

夕食をキムチと卵で簡単にすませ、風呂入って今日の仕事をおしまいにする。

で、A宅に帰ってテレビアンテナからFMが入るか実験する。おお、ちゃんと入るぞ。それでも、なぜかステレオ受信すると電波が安定しない。ううむ。モノラルで我慢するか。

11月16日(土)【実家滞在中】

寒いせいか、2時とか5時に目が覚める。しょうがないので、暖炉を焚き、ギターの弦を張り替える。前回はペンチがなかったため、無理に全長を巻いたのでちょっと失敗したのであった。ペンチで適当に短くしてようやくまともになる。

物置の片づけ。農作業用具だけに限定するべく、当面使わない写真の引き伸ばし機とか甕とか壺とかを地下室に移す。それにしても、この肥料とか石灰が邪魔である。やっぱり、こういうのは屋外にロッカーというか物置を造るべきであろうか。

A宅キッチンの整理。

B宅玄関の収納をやり直す。棚の間隔を靴や下駄に合わせ、不要なモノは上に。で、どれがどのくらいの頻度で使うかわからないから聞くも、要領を得ず。

昼前にメニューを決め、12時過ぎから料理にかかる。客人は午後2時か3時に到着の予定。

<なみかた>よりラム肉と生ハム到着。そのまま常温でおいておく。というか、いまだA宅には冷蔵庫がない。

2時過ぎ、客人到着。途中、温泉宿を予約してきたが、チェックインがまだという。

で、早々にあけがらしを買いに行き、その足でチェックインし、当宅にはタクシーで往復して思う存分飲もう、という次第に。

そういうわけで、ちょうど焼き上がったラムレッグまるまる1本は待ちぼうけということになったのであった。ま、料理は全部出来上がっていたわけではなかったのだが。

パルマ産生ハムとラ・フランス(当地特産の梨)
自家製パニール(インド風生チーズ、今朝作った)とトマト
スモークサーモン、オニオン添え
サラミソーセージ(もらいもの)
おみづけ(母の手製)
ラムレッグのロースト(塩胡椒とローズマリーのみ)、根菜添え
舞茸ご飯
ラ・フランスのブランデーがけ、ホイップクリーム添え
トルコ風コーヒー(器具がないので、鍋で煮立てて濾した)

ワイン4本と堪能する。

21時過ぎにお開き。ああ、疲れた。

11月17日(日)【実家滞在中】

7時起床。

昨日のアドバイスその1:床下換気を閉める。これで寒気をシャットアウトする算段。早く気づけばよかった。

昨日のアドバイスその2:暖炉が燃えすぎるので、吸気を絞るべし。というわけで、炉床を開ける。灰が溜まっていたので捨てる。で、少し吸気を絞って焚くと、炎がかなり安定してきた。

いままでは「ターボ暖炉」と言いたいくらい、もの凄い勢いで燃えていたのが、やっと暖炉らしくなってきた。その分、点火するときにちょっと時間がかかるが、これが普通というものだろう。

ちなみに、今は着火剤を使わず、新聞紙と材木だけで点火している。一度点ければ、放っておいてもちゃんと燃えるのである。いい暖炉だ。

朝の日課である端材運び。毎日3袋程度は消費するのだ。

昨日の残り物で朝食。大根が固かったので、再度煮直す。

仕事に乗れない。暖炉とFMにかまける。

お昼に空腹を覚え、昨日の残りのパンとチーズ、サラミで即席にサンドイッチを作っては食う。

ちゃんと昼食を作る。で、トーストとチーズとハムとコーヒー。

オルガンを出してガラスケースをアルコーヴの中に入れ、オーディオをガラスケースの上に。オルガンを弾いたらちゃんと音が出た。

11月18日(月)【実家滞在中】

6時過ぎに起きて火を熾す。昨日は材木2袋で済んだ。やはり、燃やしすぎであったか。端材を運び、新聞を読み、トースト、生ハム、目玉焼き、舞茸ご飯、大根煮、コーヒーという朝食。

ジャガイモを暖炉で焼く実験。アルミホイルで包んで放り込んでみる。が、表面は焦げるも、中まで柔らかくならない。で、皮付きのまま暖炉の手前にただ置いておく。時間はかかるが、この方がおいしい。気の長いヒト向きだが。

門の塗装。半日で終了。インタホンなんどの取り付け前に塗れば簡単なんである。で、デッキその他は後日に。このところの雨で濡れているため。というか、デッキのベンチはしばらくほったらかしになっている。

10時過ぎから2階にこもる。10月21日以降の日記を書く。甜茶をかじる。鼻炎の徴候。たぶん、おがくずのせい。端材の袋におがくずやゴミを入れている場合がけっこうあるのだ。これで鼻をやられたもよう。くしゃみと鼻水。

13時過ぎに昼食。豆腐のステーキほか。

上唇と鼻の下が荒れて痛い。乾燥のせいか。ビタミン不足か。

19時過ぎに夕食。蟹玉、ワカメスープ、白菜漬け。

11月19日(火)【実家滞在中】

獅子座流星群を見るチャンスだったらしいが、それよりなにより寒くて外で1時間もじっとしている気がしない。

8時20分に起きて火を熾す。母が来る。ご飯を炊く。朝食は炊きあがり待ち。この炊飯器は「吸水」まで含めて時間計算するらしく、すでにといでザルにあげた米は「急速炊飯」でいいもようである。こういう「おせっかい」型家電が私は大嫌いで、メニューがたくさんある電子レンジなんてのは使う気がしない。

朝食にワカメスープ、ネギ入り卵焼き、生ハムトマトなど。

天気が安定しているようなので、塗装にかかる。緑色のワゴンと生ゴミ用バケツをレモンホワイトに塗るのだが、ポリプロピレンなので、まず下塗りをしないといけない。しかし、全然塗料が足りなかった。養生の新聞紙を一面に敷いたのに・・。そういうわけで、中途半端な塗装のままで中断。色はいい感じなんだが。

端材を運んで昼食の準備。生ハムの残りでスープをとってジャガイモを煮る。トマト味を薄くつける。

おがくずを母に頼んで畑にまいてもらう。これで厄介払い。

11月20日(水)【実家から帰京】

7時に起きた。濃い霧が出ていた。外観の撮影。門がやっとつや消しのグレーになったことであるし。火を熾し、端材を運ぶ。

母は「結露」という現象を知らない。以前は隙間風吹く換気十分の家だったし、今は二重ガラスなので。

で、A宅北側の窓でわずかに結露していたので、見せる。母によれば「浴室の窓に水滴がつく」。それは当たり前や。だいたい、浴室は濡れても大丈夫なようにできてるやんか。まあ、水気は拭き取って乾燥を保った方がいいのだが、少なくとも浴室内の水滴は「結露」とは言わない。

今日帰るので、母宅へキッチン関係のものを返す。まだまだ共有のものが多いのだ。A宅キッチンで洗い物をすませ、きれいにする。

朝食にトースト、チーズ、特製湯豆腐、大根おろし。湯豆腐がしみじみとうまい。とくにスープが。

11時前に家を出て帰京。大宮まで熟睡。14時過ぎには家に着いた。ふうう。

日本対アルゼンチン。よくまあこれだけのメンバーを招集かけたものだ>アルゼンチン。ジーコは中田も稲本も小野も呼ばず、しかも本人も不在になってしまった。ビエルサ監督としては負けるわけにいくまい。というか、あのワールドカップの成績でよく首がつながったものだ。

試合の内容はともかく、キチンとチャンスを生かして得点するチームがやっぱり強いのだ。綺麗なプレーで採点してもらうのではないのだから。にしても、日本にはアルゼンチン好きが多い。78年のアルゼンチン軍政下での大会をどう思っているのだろうか?

試合を見ながらカレーを作って食う。雪平鍋の柄がとれた。木部が熱でもろくなってネジが抜けたもよう。ううむ。柄だけなんて売ってないよなあ。

疲れたので9時過ぎには寝る。


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