Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2002年2月中旬 2月11日(月・祝)
さて、私は宿泊手配も会場手配も名簿作成もゼーンブ任せてしまったので、自分でやったのはスライドショーと昔のヒット曲メドレーだけである。たしかに「なんもしとらん」のだが。とりあえず、関係諸氏に感謝。
<イノダコーヒー本店>で朝食の後、無目的に四条通まで散歩し、タクシーで<らんたん>に行ってチャーシューメンを食す。市バスで京都駅へ。
原広司氏にはなんの恨みもないが、ここはポストモダンの名の下に空理空論を展開した愚作である。何よりも本人の文章がひどい。
なにはともあれ、コインロッカーを探し、なんとか100円玉を調達し、帰りのドリーム号の切符を確保して歩き始める。
最初は一部キッチュな悪趣味ファンに有名な京都タワーへ。いちおう京都駅を見下ろしてみる。ある意味、貴重な空間ではあるが。どーして京都の現代建築はこんなに奇妙なんだろう?
次は枳穀邸へ。タワーから見ると気になる庭である。「おひがしさん」管理で、無料(寄付制)だが、入庭時に名前を記入させられる。いい庭である。池のなかに島、島には橋、ところどころに庵やら亭やら、石やら樹木やら。
さらに歩いて京都国立博物館へ。「プラハからの美のたより」展を見て、適当に歩いていたら市バスが来たので乗る。
懐かしの206番だったので、高野まで行って降りる。そこから東へ向かい、一乗寺へ。そこには、なんと私がいた下宿がまだそのまま残っていた。今も学生が住んでいるようである。ついでに銭湯まで歩いたらちゃんとあった。恐るべし京都。
さらについでに<天下一品>の白川本店へ行き(ここは変わっていた)、チャーシューメンを食す。もっとついでに北白川を横切って田中高原町へ行くと、そこにも私が住んでいたアパートがそのままで残っていた。
すでに日は暮れていたが、さらに北部キャンパスから本部東側を回って熊野神社前へ。<ザックバラン>でバーボンのストレートを2杯飲む。
そろそろ京都駅へ行こうと思ったが、市バスはちょうど出たばかりだったので、鴨川まで歩く。地下鉄を「京都市役所」から乗っていく。はっきり言って疲れた。
やっとドリーム号に乗って、東京へ。
2月12日(火)
朝6時20分に東京駅到着。そのまま中央線で帰宅。そのまま仮眠。
起きてから時計の電池交換に出向く。ついでにバンドも交換する。
夜、某所へ。
2月13日(水)
医者へ行って薬をもらう。
大森まで行って1000円で「ソウル」を観る。もし日本にゴールデン・ラズベリー賞があれば最有力候補である。どーしたらこんなダメ映画ができるのか? この映画を選んだ自分の不明を恥じた。
帰宅してそばと豆腐サラダ、コロッケ、ゆでアスパラを食す。
そういえばソルトレークでオリンピックをやっているのであった。ジャンプではラージヒルもアマンが圧勝。もはや身長や筋力の問題ではなく、飛行姿勢や踏み切りに関する航空力学が新しい段階に来ているのだと思う。
2月14日(木)
鼻炎が激しく、薬を飲めば眠くなる。そういうわけで睡眠サイクルはめちゃくちゃ。
近所の喫茶店で旅行計画を練る。
白菜のナンプラー煮、牛肉の卵とじ。
夕刻、よもやと思ったが、友人のご息女から可愛いチョコレートをいただく。望外の幸せ。
夜、某所へ。
2月15日(金)
金曜日だが、体調不完全で映画は見送る。
2月27日出発のロンドン往復57,700円を見つけるが、それまでに野暮用が全部終わるのか、非常に不安。
夜、某所へ。さらにカラオケへ。朝の5時まで。
2月16日(土)
ひきつづき、旅行計画を検討。わざわざ複雑なパズルにしているような気がする。
スパゲティ・ペペロンチーノ、鮭かまの塩焼き、白菜のクリーム煮、ソーセージで夕食。
2月17日(日)
新宿へ。朝一番は「マルホランド・ドライブ」が1000円なのである。久しぶりに論評に値する映画であった。紀伊國屋書店で9冊ほど買い込む。
風呂入って洗濯して昼食。ネットで「マルホランド・ドライブ」を調べる。
夜、某所へ。
2月18日(月)
朝風呂。
昼に散歩。<坂本屋>のカツ丼。
ぼっこりちゃんと会ってチケットの受け渡し。明日の芝居「OUT」を安く譲ってもらう。
2月19日(火)
録画でバルセロナ3−2デポルティヴォを観る。久しぶりの壮絶な死闘。
渋谷で「OUT」。モノローグの多用はちょっとキツイ気がする。というか、説明のし過ぎのように思うのは原作を読んでいるからだろうか。あるいは、商業演劇ゆえの観客のレベルへの配慮なのだろうか。
夜、某所と某所を巡回。2箇所目ではほとんどダウンしていた。
2月20日(水)
本当は医者に行く日だが、ひどい二日酔いで延期。
『心の砕ける音』読了。
バイヤー・レバークーゼン1−1アーセナル。
某所へ行って、昨日の酔態を謝る。
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