Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2002年1月上旬 1月1日(火)
あけましておめでとうございます。
さて、新年になってすぐに更新したように見えたかもしれないが、実は2時間半ほどフライングしたのであった。カウンタを見たらひとりだけ、もしかしたらフライングを目撃したかもしれない。
ということで、新年明けて30分後には近所の八幡神社で飲んだくれている面々に合流。お参りもせずに4時過ぎまで飲む。家に帰ればシャンパンも八海山もあるのに、寒い中に吹きさらしの屋台で500円のカップ大関を飲むのはかなり乙である。酔狂ともアホともいうが。
帰って寝て目が覚めて、さっそく料理を並べてみる。せっかくなので記念撮影(写真をクリックすると大きな写真を見られます。暇な方はどーぞ)。
デザートのココナツゼリーが、ややココナツ油くさいので、リキュールをかけることにし、今日はカルーアで試す。ふむ、コーヒーの苦みがぴったり。
本当は映画の日なのだが、ぼーっとしてCDをかける。2002年の1枚目はもちろん"FIFA ANTHEM"である。
天皇杯の決勝。清水もセレッソも詰めが甘い。が、セレッソが終了間際に追いついて延長になり、勝負としては盛り上がる。それにしてもアレックスをいまさら「三都主(さんとす)」と呼ぶのはいかがなものか。
香を焚き、ブルックナーの7番をかける。しみじみとよい。ベーム指揮、ウィーンフィルの盤で、大昔にエアチェックしたものをCDで買い直したのだ。
夕方に近所を散歩。元旦からコンビニのみならず開けている店がけっこうある。ありがたいような、違和感があるような。
NHK-BSでウィーンフィルのニューイヤーコンサート、日本テレビで「電波雷波スペシャル」をはしご。
1月2日(水)
朝から掃除。bedroomにあるクローゼットの戸がはずれたので直す。この戸が邪魔なのでロールスクリーンにしたいのだが。さらに目覚ましラジオが初期化されていたので時刻を合わせ、局をプリセットし直す。年末にレイアウト変更した際に、電源をはずしたせいだろう。
風呂にはいって洗濯。みかん湯・・というか、入浴剤のみかんだが。本日は家の中で終日過ごすつもり。ココナツゼリーにはグランマルニエをかけてみるが、これはイマイチ。
で、テレビでは箱根駅伝、大学ラグビーの準決勝、料理の鉄人スペシャル、津軽三味線、伊藤若沖などなどを見てみる。若沖以外はどれも期待はずれ。
1月3日(木)
相当冷え込んだらしく、結露というのかガラス窓が盛大に曇る。その拭き掃除のついでに、またレイアウト変更。引き出しボックスと本棚を入れ替え。根本的な解決としては、本を箱詰めしてまた実家に送り、クローゼットの奥行きに対して余裕のある収納ボックスを入れることなのだが。ううむ。しかも引き出しボックスのキャスター受けが重量に耐えられずに壊れているし。
ライスボウルでは、関学が30-27でアサヒ飲料を破る。ココナツゼリーにはベイリーズをかけて非常に美味。夕方にあてもなく散歩。某所で呑む。
さて、年末に作って備蓄した料理がなかなか減らない。ある意味予想通りではあるが。
1月3日(木)(承前)
某所にて飲む。実は昨日2日からすでに店は開いているのである。ここでは音楽をリクエストできるのだが、せっかくなので今年の運勢を占う。たとえば「上の棚、左から3番目」と指定してかかった曲がその人の今年である(ちなみに棚はカウンターの下なので客には見えない)。
「レクイエム」なんて当たったらどーしよう? という冗談とも予言ともつかぬ緊張の中、私が引き当てたのはシューベルトの「未完成」であった。
1月4日(金)
朝食に温かいそばを食す。備蓄料理はまだまだあるので、主食さえ作ればおかずはあっという間に5、6品揃うのである。で、年越しそばがまだ2束余っているのであった。
本当は映画に行く予定だったのだが、昨日飲み過ぎた。で、ローズボウルを生中継で見る。マイアミ大フロリダ対ネブラスカ。なぜローズボウルなのに太平洋岸のチームも中西部のチームも出ないのか? というと、大学ナンバーワンを決めるボウルゲームシリーズに組み込まれたのである。詳しいことはとても一口で言えないが。
で、大差でマイアミ大が圧勝。実はこのチームは20年くらい前に来日してノートルダム大と戦ったことがある。で、私はそのゲームを生で見ているのだが、その当時はカレッジのトップ10常連校になるとは想像できなかった。ノートルダム大を相手にいいゲームをしたんだけどね。
自分のサイトを点検していて、「21212番」というキリがいいのか悪いのかわからないカウンタをゲット。どーでもいいが。
昼下がりにはチヂミを焼く。桜エビとネギを入れ、ウスターソースとマヨネーズにおかかと青のり。竹内久美子『私が、答えます』読了。
昼寝して起きて八海山をぬる燗にして飲む。アテは死ぬほどある。
1月5日(土)
いつもの胚芽米+麦のご飯を炊く。おかずは死ぬほどある。
午後、吉祥寺まで歩いて往復。シュレッダーやエッセンシャルオイルを買って帰る。ということで、シュレッダーを試運転し、アロマポットにお湯をはってオイルを垂らす。ブルックナーの7番をまた聞きながら読書。
そういうことで"Harry Potter and Philospher's Stone"を読了。結局、年を越してしまった。ちなみにNicolas Flamelは実在した人物で有名な錬金術師。
電気料金の領収書を見る。「領収金額:12月分:6,290円」。おお、ほぼいつもと同じじゃあ、と喜んでいたら、それは11月2日〜12月2日の使用分であって、「請求予定金額:1月分:13,699円」というのが12月3日〜1月3日の使用分なのであった。うわわわわ。さすがに暖房を入れちゃうと電気代が2倍以上になってる!(正確には2.1779014308倍)
夜、某所へ出かけようと思ったのだが、アロマポットのろうそくがまだ点いている。ので、消えるまで待った。4時間半も持つんだなあ。
某所にての初飲み。ものすごいメンバーだったような気がする。
1月6日(日)
当然のごとく二日酔い。その状態で松井計『ホームレス作家』読了。身につまされる。ただし「アルヴァイト」という表記は誤りだろう。日本語でいう「アルバイト」の語源はドイツ語の「Arbeit/arbeiten」であって、「v」音はない。しかしまあ、編集者に必要なのは「これはこうしたら売れる」という企画力であって、こういう細かいことに気がつくことではないんだろう。
肉じゃがに戻した高野豆腐を投入し、丼に仕立てる。付け合わせにキャベツとタマネギのスープ。何とか備蓄料理も減ってきた(まだあるけど)。
最近の正月恒例である沖縄風炊き込みご飯を仕掛ける。煮豚の角切りとその煮汁、昆布やさつまいもが入るのだ。今回はゆで大豆のニンニク醤油漬け、大根、ひじきまで入れた。実は唇が荒れていてミネラル不足が心配なのだ。
夜、あまりにbedroomが寒いので温度・湿度計を持ち込む。リビングでは温度が13度で湿度は63%なのだが・・。
計測して驚いた。みるみる温度が下がっていく。結局7度まで下がる。このときは午前1時。そりゃあ寒い時刻だが、これでは室外とそんなに違わない。しかも湿度が77%。ううむ。結露は温度差よりも室内の湿気にあり、ということか。
1月7日(月)
そんなに寒いのに、実は毛布と布団とマルチカバーで寝ているのである。もちろん暖房なし。裸足だし。
で、実は午前2時からレアル・マドリード対デポルティヴォのゲームを見ていたのであった。3-1でRMAD勝利。ジダンもラウルもモリエンテスもロベルト・カルロスもカシージャスも、もちろんフィーゴも大好きだが、私は、かつてフランコ総統がビザで脅してディ・ステファノをバルサから強奪して以来、このチームを応援する気になかなかなれない。
午前中、吉祥寺にて「バンディッツ」を観る。そのあと買い物して帰る。生まれて初めて100円ショップで買う。買ったのは布団圧縮袋。電車で往復すると違和感があるなあ。いわゆる回転寿司で昼をつまむ。今年始めての外食である。
さて、布団圧縮袋を帰って試したが、密封度がいまいちであまり容積が減らない。100円だもんなあ。そのあと、思い立って収納方針を変更し、大規模な入れ替え。また実家に送ってしまおう、とリストを作る。だいたい、問題その1はモノが多すぎるのであり、問題その2は収納家具が部屋のサイズに合わないことなのだ。いや、気づいてはいたのだが、抜本的な対策を怠けていたのだ。まるで、どっかの国の政府みたいだ。
今夜はオイルヒーターをbedroomへ。さすがに13度になった。
1月8日(火)
沖縄風炊き込みごはんができあがった。
『裏ワザ! ハワイの過ごし方』と深町眞理子『翻訳者の仕事部屋』読了。
今朝のジョブズ講演で新しい液晶iMacが発表された。同時に大きくなったiBook、新しいアプリのiPhotoなどなど。しかし、私の最大の注目はAdobe photoshopのMacOS シ対応である。これに合わせてOSを変更しようと思っていたのだ。
で、それはG4マシンの導入も意味しており、CUBEの中古にしようか、新しいPowerMacにしようかと迷っていたのだ。ところがiMacがG4で700MHzであり、SuperDrive搭載であれば、コストパフォーマンス抜群である。ううむ。悩むなあ。どっかで1億円当たらないかなあ。
アロマポット、お茶、お気に入りのCDという優雅な午後。
遂に、正月備蓄料理の筑前煮をカレーにする。
某所と某所を巡回。
1月9日(水)
朝からカレーと炊き込みごはん。いずれも昨日の残り。
昼から、久しぶりに本格的カレー作り。スパイスのブレンドとタマネギが鍵である。で、ここに煮豚の残りやら肉そぼろも投入する。
1月10日(木)
楽天ブックスから本が到着。ハリー・ポッター以外の3冊で、さっそく『いやでも楽しめる算数』と『新味珍菜帖』を読了。なお、ハリー・ポッターの原書はどうやら入荷に時間がかかるらしく、ここでキャンセルにするか、入荷状況をあらためて連絡してもらうかを選択できる。こういうこまめな対応には非常に好感。分けて配達なのに、送料は依然無料。
気になっていたbedroomのミラーの位置を微調整。といってもピンを6本打ち込んで荷重5kgのフックで固定しているので、5cm移動するのでも大仕事である。
某所にてとりとめのない話。
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