Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2001年5月上旬

迷狂私酔の日々


5月1日(火)

何を思ったか、スピーカーを研究。最近は大型スピーカーにトールボーイ型が多い。いなかの実家だから、昔のヤマハかダイアトーンのようなでっかいのがいいんだけど。理想はタンノイの大型なんだが、こいつは100万円単位の値段だし。

アルディレスの自伝『勝利の時も、敗北の時も』を買ってすぐ読了。そうか、このひとはトットナム・ホットスパーがUEFAカップに勝った時のスタープレーヤーだったんだ。

totoで勝負をかける。なんとか当てたい。でも、やっぱり大穴を狙ってしまう哀しい性。

連休明けの見積もり依頼について、急遽設計図面を届けてもらうことに。アプローチ通路のわきに小さなシーサーや蛙の彫像を置いて、なかに照明を仕込もうとか、そういう遊びで盛り上がる。

5月2日(水)

レアル・マドリードがバイエルン・ミュンヘンに1−0で敗れる。

「トラフィック」を観て、「ギター弾きの恋」を観て、秋葉原でFMトランスミッターを買って、錦糸町で綾戸智絵と佐藤允彦、新日本フィルのコンサートへ。

帰宅して、トランスミッターで音を飛ばす実験。しかし、ウチにはラジオがほとんどない。お風呂場の防滴ラジオでは成功したが、やや混線する上に音量レベルが低い。仕事部屋で実験しようとカード型ラジオを捜索するも発見できず。しかも、プラグアダプターの接点を掃除するときに有機溶剤を指につけてしまい、ひりひりする。ううむ。

寝る前にメールチェックしていたら。新しいiBookが発表されていた。なんと2.2kgという軽量で、158,000円から。CPUはG3の500MHzだが、十分である。問題は液晶の質とPCカードスロットがないことだけだ。RAMは増設し、HDDは32GBくらいに換装すればいい。ウチにはPCカード接続の外部機器がやたら多いのだが。外付けHDD2個、MOドライブ、コンパクトフラッシュにスマートメディアにLANカードにUSBカード。あとのふたつはどうでもいいか。とりあえずはUSB接続のPCカードリーダーでしのげるとして。ううむ。欲しいぞ。

5月3日(木・祝)

トランスミッターの周波数を調整する。ようやく、昔東芝のポータブルテレコ(いわゆるウォークマンもどき)についていたラジオ部分を発見するも、こいつの感度が悪い。ううむ。やっぱりラジオ買おうか?

『死の記憶』読了。

期待を込めてJリーグを観る。幸先よく、あの甲府の勝利を予想して当たった。ああ、もしかすると、もしかする。と思ったのも束の間、柏が延長でガンバに負けて早くもはずす。さらにFC東京が負け、鹿島まで市原に負け、結局J2は1試合はずしなのにJ1で4試合もはずす。なんや、時間をかけて研究すると結果がよくないなんて、競馬と一緒やんけ。ちっ。

でも、観戦中に写真のアルバム整理なんかしてしまった。

5月4日(金・国民の祝日というらしい)

ネットから無印良品のカタログPDFをダウンロード。その間、設計図面を精査。

いい天気だ。

寝室に置いていた過去の仕事の成果というか、編集した雑誌・書籍を仕事部屋に移す。なにしろサイズのでかいものが多かったのだ。それにしても欠本が多い。古本屋で探すか? 初めて書いたコラムもないし。

吉祥寺まで歩く。図書館で調べものをしようかと思ったら、休みだった。

昨日整理し残したパノラマ写真用にアルバムを買う。LAOXで、ラジオを物色。FMで飛ばしたCDの音を仕事部屋でキャッチしてSRS-Z1に流そうと思うのだが、なかなかラジオ単体でよいものがない。CDとかMDとの組み合わせで薄型ならあるが、ちいと高いし。悩む。

5月5日(土・祝)

長い間の課題であったビデオ収納だが、相変わらずとりあえずではあるにせよ、小さな段ボールボックスに詰めてクローゼットの上の棚にしまい込む。問題は「何を録画したかわからない」状態なので、再生してラベルづくりからしないといけないということだ。

昨日、留守電でお誘いのあった宴会へ。その前にtotoを投票。今回はデータを見ずに800円で運試し。

さて、なんの飲み会かは知らねど、どうやら労働力を期待されていたらしく、アサリのワイン蒸し、豚バラ肉のロースト、タコときゅうりの酢の物を作る。しかし、オーブンの使い方がわからず、ローストはフライパンでの蒸し焼きに変更。どうやら電子レンジでしか使ったことがないらしい。ううむ。そういうヒト、多いぞ。

今日も勝手に自分にワインを解禁。久しぶりに酔っぱらう。

5月6日(日)

荻窪へ。仕事上の必要で図書館にて調べもの。しかし、ついつい映画事典とか読んでしまう。

新宿へ。ヨドバシカメラで、新しいiBookは・・当然未入荷なのだが、説明書きを発見。外部モニタへのミラーリングができる。ただし、Studio displayは使えない。あれは接続方式が違うからなあ。ビデオRAMの少なさと描画速度の不安については、たいていのゲームなら大丈夫、というレベルか。言ってみれば、CUBEのノート版に近い。しかもポリカーボネートでくるんでいるので丈夫。教育現場での採用も多いだろう。ああ、欲しい。DVDドライブ版で178,000円、それにRAMをいくら積もうか。HDDは富士通の流体軸受けにして、AirMacカードも入れちゃおう。余ったHDDはFireWireケースに入れて外付けか。これなら、PB2400の後継機になるかなあ。ああ、買っちゃいそう。

さて、実は懸案のラジオだが、やっぱり悩む。壁掛けタイプのパーソナルシステムが売れ筋らしいが、どうせスピーカーは別にするから中途半端だし、クロックラジオタイプは妙に高いし。再度、カタログでいちから検討しよう。

HANDSに寄ってクローゼット収納の引き出しボックスとすき間本棚を注文。クローゼット収納は、このあいだのリベンジだ。サイズを測って買ったのに、扉が閉まらないなんて・・。今度は2センチ奥行きの短いタイプ。これで大丈夫・・なはずなんだが。かつては大量の段ボールボックスに収納していたのだが、いまの部屋ではサイズが合わない上、強度がないので積み上げていると重力で崩壊寸前。そういうわけで収納計画を立て直したんだが。それよりも、要らない衣類を処分するのが先かもしれん。でも、スーツって、なかなか捨てられないので、リサイクル系の引取先を探しているのであった。

そういえば、Jリーグ。清水が延長で鹿島に逆転勝ち。アレックスがあれだけ切れているのに、なぜシュートが枠に飛ばない? このチームに必要なのは確実なストライカーだ。むずかしいことはできなくていいから。

しかしながら、この時点でtotoは5試合もはずしていた。J2なら確率80%で当たっているんだけどなあ。

風呂に入って防滴ラジオでリビングからFMで飛ばしたCDを聞く。周波数を調整してから好調。この安物で、これだけよく入るのだから、トランスミッターは十分役割を果たしているのだが。

夜、明日締め切りの原稿があるのに、なぜか段ボールボックスの片づけを始める。マフラーやおみやげのTシャツ類、遊び道具など。非常時用のライト・ラジオ・救急箱(が一体になっているもの。昔、会社でもらった)を発掘し、電池を交換したらまだ使えた。テンポイントの額も見つけたし。

5月7日(月)

実は、連休前から祖母が緊急入院していたのであった。連休中は姉が行き、明日から私が行く予定。で、その前に片づける原稿が仕上がらず、メールで原稿遅延予告をする羽目に。

5月8日(火)

7時56分の新幹線で帰省して、諸事をこなす。祖母は喉の嚥下能力が弱っていたために気管支・肺に食べ物が入ったらしく、気管支肺炎を起こしていた。すでに心臓が弱っているので、脳をはじめとする臓器に酸素を送り込む量が低下すると危ないらしい。

祖母が96歳、世話をしている母が71歳。母はまだ自宅介護にこだわっていたのだが、自分で食べさせたものが原因で肺が悪くなったと思ってショックを受けている。とりあえず峠はこしたそうなのだが。

そういうわけで、延命治療をどうするか、施設介護に移すか、というややこしいことは医者や介護マネージャーに田舎らしくうまくやってもらったのだった。あらためて制度の不備というか矛盾を実感する。しかしまた、法律や制度がどうあろうと、何とかしてくれる人もたくさんいる。

地元の設計事務所を訪ねていろいろ相談する。田舎とはいえ、けっこう面白いことをやり、センスのいい人は多いのだった。帰って来たというより、新しいフロンティアを発見したような気がする。

5月9日(水)

いまだに原稿が仕上がらない。いつでもどこでも仕事、とPB2400は肌身離さず持っているのだが。

5月10日(木)

結局、夜にようやく送稿する。

バレンシアはリーズに3-0で完勝、決勝へ。チャンピオンズ・リーグもここまで来たか。


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