Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2001年5月中旬

迷狂私酔の日々


5月11日(金)

姉から電話、今度はさすがの祖母もどうもダメらしい。

11時過ぎ、直しを再送稿して東京駅へ急ぐ。1300時の新幹線に乗り、駅からタクシーで病院へ。酸素吸入と点滴。自然に待つ構え。

5月12日(土)

『洞窟の骨』読了。

昼過ぎに病院へ。奇跡的に眼を開けた。呼びかけに声は出なかったが、手をあげた。それを見て、まだもつかと思い、帰ることにする。

18時過ぎ、東京駅に着いた。キャンセルしていた会食の予定を復活させて旧友に会う。ご令嬢はもう中学1年生になられて、実に利発にして素直。父親に似なくてよかった。自宅に招いてティンクリックを教授。

5月13日(日)

また電話があった。危篤、というより本当に最後らしい。今週3度目の帰省。自宅についたらすでに喪中になっていた。

8時55分、永眠。1904.10.01-2001.05.13。心不全、誤嚥性気管支肺炎、多発性脳梗塞。

いまだに隣組で葬式を出すのが通例らしいが、葬儀屋を頼む。で、却って混乱した。こういうドタバタを見ると、葬式を映画化したくなった監督たちの気持ちがよくわかる。

5月14日(月)

市役所に届け出。入棺。念仏。

5月15日(火)

出棺、火葬、告別式、納骨、法要、念仏。

畳に長時間座っていたので腰痛が悪化。腰を小学5年生の甥に踏んでもらう。高2の姪も参加したので「象は踏むな」と一喝したら怒りを買い、思い切り踏まれて腰痛が著しく悪化。

老母をひとりにするわけにもいかないので、今晩は私だけ残る。

5月16日(水)

香典の勘定。その他いろいろあったがとにかく帰途に。14時過ぎ、帰着。

5月17日(木)

UEFA CUP FINALのはずが、どこでもやっていない。スカパーか? ああ、リヴァプールが優勝するかもしれないのにいいいい。

HANDSから配達。クローゼット用引き出しボックスと、本棚。

ギターを弾いて祖母を悼む。初めてのギターは祖母が年金で買ってくれたのだった。

預かった写真を送付し、totoの投票用紙をもらい、吉祥寺へ歩く。

Laoxで買ったFMラジオ(携帯型)でFMトランスミッターをテスト。やはり雑音が気になる。MUJIではスチールのフォールディングテーブルを買った。

『略奪』、『木の家に住むことを勉強する本』読了。

5月18日(金)

段ボールを開封して本棚を組み立てる。これは料理関係に当てる予定。

新宿へ。「タイタンズを忘れない」を観る。

iBookを触って、液晶も質感も気に入る。ちょっと重いが。ヨドバシでSONYのCDクロックラジオを買う。次いでここでは言えない某ショップにてiBookを予約。30GBのHDDと256MBのメモリ、AirMacカードも。

紀伊国屋書店で『エロイカより愛をこめて』15巻のみ購入。14巻なし。

5月19日(土)

長い散歩、1時間半。またもユニクロの位置誤認。というか、迷って遠回りした方がエクササイズになるのだ。言い訳にしか聞こえないか。

不快なセールス電話が2本。ひとつは本題に入るまでが著しくまだるっこしい。もうひとつはやたらしつこい。私は「その件には関心ありません」「墓地はすでに持っています」「投資には興味ありません」で問答無用で切ってしまうのだが、さらに2回もかけ直してくるしつこさ。まあ、留守番電話に向かって怒る輩もいたが。だいたい、なんのデータもなしで電話するなんてのはマーケティングとして愚の骨頂だと思うのだが。

Jリーグ。ついに歴史的瞬間。totoが当たった。しかし3等はわずか260円。恥ずかしくて誰にも言えない。

5月20日(日)

腰痛、動けず。

クローゼットの収納入れ替え作業。ついでに紙袋類を処分する。

『魔弾』読了。


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