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迷狂私酔の日々


4月11日(水)

昨日しかけた雑穀ごはんが炊き上がった。けっこううまいものである。昨日塩もみしておいた野菜の胡麻和えにゆで卵、海苔、粒ウニで朝食。

水曜はテアトル系映画館が1000円なのだが、どうも遠出するどころではない。寝転がって『元気食実践マニュアル155』読了。そう、雑穀ごはんなんていうのはこの本の影響なのである。とにかく低コレステロールで高ミネラルで安くあげないといけないのだ、これからは。

ネットでMUJIにクローゼット用引き出しボックスを発注。これで衣類を整理して余分は実家送りにする手はずなのだが。

昼はウニカニ丼。といっても粒ウニとカニカマという貧乏者の丼である。さらにもらいもののジャガイモをゆでてアスパラガス入りポテトサラダを作る。

夜、呼び出しに応じて某所へ。某ピアニストからの札幌みやげをありがたくいただく。

4月12日(木)

いよいよ覚悟を決めて病院へ行こう、と思ったがまずは情報収集と思い直す。本屋で『家庭医学大百科』(類書多いので比較検討したのだが、結局一番高価で厚い本になった)を買い、人間ドックでかかったクリニックに電話して胃カメラを予約。2次検査までは健保負担でできるのだ(かつての勤務先の健保組合に任意継続で2年まで残っているので)。それが最速で24日。ううむ。仕方あるまい。さらに旧知の薬屋さんに電話して情報収集。近くで信頼できる医者を教えてもらう。とりあえず、段取りはできた。

しかし、急に激痛が襲ってきたら全部ご破算なんだけどね。

そういうことで、腹痛は依然としてあるのだがtotoを買い、西友で大豆やひじきやヨーグルトを買って帰る。当分強いアルコール、強い香辛料、脂っこい食べ物は禁止。

4月13日(金)

昨晩から水にひたしておいた大豆を堅めにゆでる。戻したひじき、桜海老と合わせてだし、酒、しょうゆで炊く。これとなめこおろし、作り置きのポテトサラダ、干しプルーンとオレンジを入れたヨーグルト、雑穀入りごはん、という朝食。

さらに大豆をゆでる時に同時にじゃがいもとにんじんを蒸しておく。これは昼食に使おう。

高島俊男『お言葉ですが・・』読了。

昼食は朝蒸しておいたにんじん、しゃがいもと鶏胸肉のそぎ切りに塩胡椒を振ってオーブンで焼く。このあいだの旅行中にオックスフォードのスーパーで買ったローズマリーがあったので、贅沢に使う。料理名としては「チキンのハーブローロースト」とか「ローズマリー風味」になるのかな。これと朝のひじき大豆の残りをごはんにかけて生卵と共に食す。いまやコーヒーではなく、プーアール茶かジャスミン茶である。

書類整理。映画のチラシを完全に五十音順にする作業を試験的にやるが、あまりに大変なのでア行で中止。やれないことはないが、いまのファイリングでは新しいチラシのメンテナンスが困難。そこまでしてやる意味があるのか?

夕食はチキンやゆでたブロッコリーや残ったごはんを合わせて、ライスグラタンにする。

4月14日(土)

今朝はひじき大豆にブロッコリーとポテトサラダ、干しプルーン入りヨーグルト、雑穀入りごはん。動物性タンパク質が欲しいとは、ほとんど思わない。体が要求していないのだろうと思う。

11時過ぎに外出して近所の喫茶店で作業。帰りにカツオのたたきなどを買う。昼食にはにんにく、しょうが、大葉、葱をおろしたり刻んで大量の薬味を作り、酒、しょうゆと合わせて、少し厚めにカットしたカツオに添える。別にワサビも唐辛子も入れていないが、けっこうピリリとくる。

3時からNHK総合、5時からと7時からとNHK-BSで、とJリーグをリレーするかのように3試合中継。これがまた申し合わせたかのように3試合とも延長戦になり、しかもVゴールが決まった2試合とも延長後半ロスタイムの決着で、残る1試合は引き分け。というわけで、中継開始はベタ遅れ、9時からの「速報Jリーグ21」は30分に短縮。

これ以外でも延長戦多し。私のtotoは今回7勝6敗と大きく後退。中休みが入るのを機に、データを再検討して臨もう。それにしても、マリノスとセレッソがいまだに勝てないのはなぜだ?

4月15日(日)

寝る前に、バリ島家族旅行時の日記をきりのいいところまで書こうと思って始めたら、終わりまで行ってしまった。4時間ほど連続して書いていたのだが、妙に好調。しかし、その割には記憶があやふや。ああ、完全に夜が明けた。

なんやかんやで3時間ほど寝て、朝食。というより、お腹が空いて目が覚めた。肉そぼろあんとひじき大豆、ポテトサラダにキウィとプルーンの入ったヨーグルト。肉そぼろはネギとタマネギをたっぷり入れ大葉のみじん切りを加えてかたくりであんにまとめた。「豚挽肉赤身80%」が100gで67円だったので、久しぶりの獣肉である。ゆでた大豆は小分けして冷凍にしてあるので、朝でも素早くひじき大豆を「本日の味付け」で作れるのだ。キウィをカットし、ひじきをぬるま湯で戻してからそぼろを仕上げて食卓について食べるまで20分くらいか。ああ、なんて健康的な。

あまりに天気がよいので朝風呂に入る。別に天気と因果関係はないか。

腹痛はおさまってきたのだが「韓国料理に行かない?」というありがたいお誘いは辞退する。唐辛子で胃の粘膜が爛れていく映像がちらついてしまうのであった。

4月16日(月)

近所の喫茶店でバリ旅行の写真をWEB用にレタッチ。ものすごく暑い。やや頭痛。

渋谷にて打ち合わせ。施工先の選定、建築確認の申請、見積もりの手順、などなど。家を建てるのは大変だ。

渋谷のHANDSを一周。CDがちょうど5枚入るウォールポケットを衝動買いする。

「ザ・セル」。夜8時15分の回は1300円。この映画は確かに昼間に観るよりは夜がいいかも。

4月17日(火)

ティンクリックのハイB管も割れた。ショックである。

MUJIからクローゼット用引き出しボックスが配達されてきた。しばらくほうっておく。

4月18日(水)

バリ旅行記のアップロード。ようやく、というか何というか。

京橋へ行って「2001年宇宙の旅(新世紀特別版)」を観る。映像は全然古くないが、コンピュータがでかい。記憶メディアもでかい。現実ではあんなに小型化するとはあの当時、誰も思わなかっただろうなあ。

デポルティボ2−0リーズ。チャンピオンズ・リーグのベスト4が決まる週なのだが、生放送はあきらめて録画を観ることにする。

で、なんとリーズは第一レグで3−0で勝っているので準決勝進出。このチームは将来有望というレベルから伸び盛り、という感じになってきた。

4月19日(木)

コリン・デクスター『カインの娘たち』読了。

クローゼットに収納ボックスをおさめる。入るが、扉が閉まらない。わずか1cmほど、奥行きが・・。これで構想は一頓挫。出直しである。ううむ。ちゃんと測定したのになあ。

レアル・マドリード3−0ガラタサライ。地元では強いガラタサライだが、いまの白鯨には力負けか。ハジがサバサバと早々にあきらめてしまったし。

4月20日(金)

新宿で「あの頃ペニー・レインと」を観る。原題は"Almost Famous" なのだが。配給元はどうでも甘酸っぱいラブ・ストーリーにしたいらしい。ちなみに1973年7月に行われたレッド・ツェッペリンのニューヨーク公演の模様は名盤「レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ」(廉価版DVDが最近発売された)で体験できる。

Tower Records、HANDSを回って帰る。

バレンシア1−0アーセナル。

バイエルン・ミュンヘン2−1マンチェスター・ユナイテッド。

そういうわけで、イングランドの2強は敗退。もしかしたら決勝は去年と同じ顔合わせになったりして。


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