Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2000年12月上旬

迷狂私酔の日々


12月1日(金)

渋谷へ行ったついでにジェフ・ベックの券を引き取りに行く。なんと、前から2列目! いいのか? おお、これで指さばきが見えてしまう。でも、不安だ。立って踊って2時間も体力がもつだろうか?

「キャラバン」を見る。なにしろ映画の日である。本来の映画の日だもんね。でも1本だけにしてTowerRecordsへCDを買いに走る。英国で買わずにおいたU2とエンヤの新譜が1,690円だった。よしよし。やっぱり日本の方が安かった。

ここで、デイヴィ・スピレーンのライブを知る。すぐに電話したら、ぴあで買った方が早いというので、買いに走る。買えた。整理番号15番。TRIBUTE TO LOVE GENERATIONというのは、ジェゴグのスアール・アグンが公演したところだ(旅行中で行けなかったけど)。

12月2日(土)

渋谷へ行って打ち合わせ。設計図とか模型とか契約書とか。でも、模型は電車で持って帰るのはあまりにもしんどいので、明日、車で届けてもらうことに。いやあ、なかなか夢は広がるのであった。

12月3日(日)

で、模型を受け取ってジャスミン茶を飲んでいたら、ついついChateau Neuf-du-Papeを飲んでしまっていた。

12月4日(月)

「スペース・カウボーイ」を見るつもりだったが、調子が悪くて見送る。

夜にはChelsea対Manchester Cityの生放送を見る。ああ、ゾラ。代表にずっと呼ばれていないので、クラブ専念で調子がいいのかもしれない。それにしても、よい。

12月5日(火)

7時からのジェフ・ベックのために体力を温存。前から2列目で座ってられるものか・・・と思ったら、座っている人もいるのであった。私が平均年令、というか途中で疲れて座ってしまう人も散見。スーツ姿も多い。でも、やっぱりいいぞ、ジェフ・ベック。全然しゃべってくれないけど。今回はドライバーで弾いちゃったり、ライトハンド奏法もフィードバック奏法も見せてくれたし。

12月6日(水)

7時半からのデイヴィ・スピレーンのために体力温存。って、そればっかりだ。

本当は渋谷で「ノーフューチャー」を見てからお台場へ行こうとして銀座線を乗り過ごす。それもひと駅ふた駅ではなく、6駅ほど乗り越した。へへへ。新橋でなく上野広小路まで行ってしまい、しかも戻るために一度改札を出なくちゃいけなくて切符を無駄にした。ああ、阿呆だ。

開場の6時には3人しか並んでいなかったので、楽勝で最前列のテーブルを確保。シェパーズ・パイとジン・トニックにする。どうもブルー・ノートみたいな形式らしい。が、1部と2部で入れ替えなしだし、食事も飲み物もそれほど高額ではない。でも、チャージがS席で7000円もするけど。

それよりなにより、ほとんどカップルだったのだ、ここは。それもよく言えば大人、有り体に言えばオヤジが多い。ううむ。

さて、スピレーンはとっても愛想がよくって、イーラン・パイプスのドローンをはずして見せてくれたり、バッグやふいごの説明をしてくれたり、機嫌がよかった。とってもいい人だ。本当は、もっとintimateでノリノリの方がいいのだろうなあ。こういう気取った場所ではなく。

しかし、ここは開演前のフィルムでイーラン・パイプスを「イタリアン・パイプ」と誤字していて失笑を買っていた。それも1度ならず3度も。なお、「イーリアン・パイプ」と表記することが多いようだが、現地の発音から言って「イーラン・パイプス」が一番近いと思う。ちなみにスピラーンではなくスピレーン、チーフタンズではなくチーフテンズ、コンセルティーナではなくコンサティーナ、がより正しい表記と思われる。ケルト系の表記は問題が多い。

12月7日(木)

東急HANDSで買い物。このあいだ、玄関ホールの電球が切れたのだ。ついでにカレンダーやリフィルを買う。なぜかコタツの足を高くするモノまで買う。ここに来ると、世の中はクリスマス一色。最近はお寺の住職までクリスマス・パーティをするそうな。

それはともかく、5月以来の旅行のおみやげを一気に渡してしまうための待ち合わせだったりする。で、お返しに塩とかマスタードとか蜂蜜をねだっておく。

12月8日(金)

そういえばジョン・レノンの命日だった。思えば、小学生のころ「Imagine」を聞いたのが私の洋楽原体験だった。1980年の冬、なぜかFMがビートルズばっかりかけていて、とても不思議だったある日、「レノンが撃たれた」ことを知った。

あれからもう20年、私はいまだに怠惰だ。この世界と同じように。

と、カッコをつけている場合ではなく、仕事が山積みになっているのであった。

12月9日(土)

ついにコタツを出す。でも、エアコンの暖房は使わない。

12月10日(日)

来年3月2日の綾戸智絵と山下洋輔のジョイントコンサートの電話予約を・・・忘れていた。夕方にTELしたら席は取れたのだが。

行方不明だった眼鏡を洗面所で発見。どうしてこんなところに置いたのだろうか?

蟹の代わりに帆立の缶詰めを使った芙蓉帆立(カニタマじゃなくて帆立タマね)を作る。あんにはサルサソースをメインにしてメキシコ風にしてみた。単に豆板醤が切れてしまっただけだが、なかなか上出来。


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