Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2000年7月上旬

迷狂私酔の日々


7月1日(土)

旅行中にたまったメールマガジンを読むが、途中で挫折。

Jリーグの日。なんだけど、観ながら途中で寝てしまう。それは夜に起きているからだ。なぜ、夜に起きているかというと、昼は暑いから風呂入って冷たいシャワーを浴びて寝ているからだ。ということで、すべては夏が悪い。そういうことにしておこう。

7月2日(日)

夜に師匠来訪。いよいよ決勝。

イタリアがうって変わって積極的に来た。きちんと四つ相撲している。そんでもって、トッティのヒールパスからペッソットが絶妙なボールを入れてデル・ヴェッキオがダイレクトボレーでゴール。そのあともデル・ピエロが2回ほどあわやのシュート。これをはずしちゃうところが、運のなさか。

しかし、ドラマはロスタイムに起きたのだった。デシャンが精度のないロビングを入れて案の定ボールを取られて、「もう終わった」とあきらめた時。なぜかオフサイドの判定でGKバルテスがもうこれしかないロングキック。トレセゲがつないだボールをカンナヴァロがクリアしたのが、あろうことかヴィルトールの目の前に。そのシュートはネスタの股間を抜け、GKトルドの左手をはじいてゴールネットへ。ボールのゆくえを確かめて顔を覆ったトルド。

延長ではピレスの突破から折り返しをトレセゲが豪快に決めてフランス優勝。実はこのとき、アンリがニアに走り込むのをさぼっていて、疲れかなあ、と思っていたのだが、結果オーライであった。

きっと「フランス黄金時代」などという見出しが出るのだろうが、4強の差は勝負強さと運の差でしかないような気がする。ムラ気の多いオランダはともかく、FWに新鋭が出てきたポルトガルには決勝に出てきて欲しかった。それから、チェコもいいチームだったし。総じて東欧のスロヴェニアの健闘やトルコの決勝トーナメント進出とは対照的にイングランドとドイツの凋落、北欧サッカーの限界という傾向からいって、ヨーロッパの勢力図にも地殻変動が起きつつあるようだ。

などと思いつつ、師匠は逆転劇を観ることなく健やかな寝息をたてていたのであった。

7月3日(月)

豪快にずーっと寝る。寝過ぎると背中が痛い、ということが判明しつつあり、どうもマットレスとの相性がよくないのかもしれない。なにかいいものないかしらん。

7月4日(火)

銀行に行き、「ぴあ」を買い、上野へ行って「レンブラント、フェルメールとその時代」展と「平等院」展を連ちゃんで観る。大阪のような混み方とは雲泥の差で、ゆっくり観覧。それは順調だったのだが、4時間以上も立ち放しで疲労する。しかも東京国立博物館のミュージアムショップの検分までしていたのであった。アホかも。

東急HANDSで和紙すだれと七島いぐさのラグを買う。やっぱり夏はすだれでしょう。カーテンレールに取り付けるタイプのグリーンの和紙である。ラグは窓際のテーブルと椅子がフローリングにしっかり痕をつけているので、その防止。って、遅いか。

バリ島について少し調べるが、どうも7-8月は高い。ビーチ・リゾートはさらに高い。考え直そう。

某所に行くが・・・休みだった。きっと昨日飲み過ぎたのに違いない。

『フットボールの文化史』読了。

7月5日(水)

映画の日。「グラディエーター」と「エリン・ブロコビッチ」。そのあと、某所と某所を巡回。

すだれを装着する。横着してカーテン用吊り具を外さなかったら、はまらなかったので、最初からやり直した。それにしても、このての取り付けマニュアルは面妖である。私が上司ならこんな書き方に絶対OKは出さないぞ。

7月6日(木)

近所の喫茶店で、旅行中の出費記録を整理する。なんやかんやで3時間以上かかる。これとキャッシュカード・クレジットカードの記録を照合して為替レートを算定し、という作業をしないといけない。さすがに4週間分もあると大変である。

7月7日(金)

七夕とはまったく関係なく、有楽町へ行って「ミッション・トゥー・マーズ」を観る。旭屋書店とヤマハを回って帰る。どこに旅行するにも高い季節だ。

台風が来ているという理由で家にこもる。そんなことがなくても、最近は極度の出不精(映画を除く)に陥っている。

7月8日(土)

で、実は椅子が久しく壊れていたのだが、接着剤で応急修理する。もともと安いモノをさらに安売り店でバッタモノを買ったせいか、初期不良なのであった。しかし、悔しいので直して使うのだ、意地でしかないが。

今日こそは寝ずにJリーグを観よう、と思った。寝はしなかったが、ついつい別のことを始めてしまった。どうも、Jリーグを観ても血が騒がなくなってしまった。

銀行の通帳記録から国際キャッシュカードで引き出したレートを算出・確認する。ついでにこの1年の収入と出費を計算したら青ざめてしまった。こんなことなら計算するんじゃなかった。・・・って、計算しなかったらもっと大変なことになったかも。

つまり、収入が激減(当たり前だ、退社したんだから)しているのに、出費が増えている(当たり前だ、マンション買ったんだから)のである。あ、そうか、ちゃんと理由があったんだ。

ということで、某所と某所を巡回する。

7月9日(日)

日曜のシネマスクエアとうきゅう初回は1000円である。さらに今日はFEEDが原宿と渋谷でライブをやる日だ。・・・ということは知っていたが、延々と眠る。その余波で、某所で飲んだあと、延々と起きていた。かといって、何か生産的なことをしていたわけではないような気がする。

7月10日(月)

税金やら保険やら年金やらをそろそろ払おうかと思い、書類を整理していたら、生命保険の払込票だけが見つからない。探しているうちに汗をかいてしまったので、シャワーを浴びて一寝入りしたら、すっかり払う気をなくしていた。

というわけ、<きんせい>でごはん食べて吉祥寺へ行って11月のRiverdanceを予約する。2年前のMac改造本を買って研究してみる。

戯れにPowerMac7300/180をグレードアップする企画を立てる。CPUをG4/500にして、HDDは30GBくらいのを増設し、PCIバスには3D GraphicアクセラレーターとFireWire/USBカードを入れちゃう。で、メモリーも128MB足す。いや、256MBにするか。内蔵バッテリも念のため交換し、OSは9.0.4にする。で、PowerBook G3 233/14"(98)の内蔵HDDを20GBくらいのものに交換し、その前の2GBはEZ GIGに入れてバックアップにする。さらにAirMacベースステーションを導入して、ふたつのPowerBookにはFarallonのSkyLINE 11Mb Wireless PC Cardを差して、自宅LANをワイヤレスするのだ。

・・・その前に、部屋を片づけないと床は見えないわ、書類はことごとく行方不明だわ、プリンターもセットアップしてないわ、と何もできないのであった。そしてそれよりなにより、ボーナスもないのにボーナスフェアの企画に乗ってどうするというのだ。


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