Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2000年1月下旬

迷狂私酔の日々


1月21日(金)とりあえず、その1

ようやくdiaryを更新。なにしろ12月3日からの分だ。いやはや。

1月21日(金)その2

お友だちのピアノリサイタル。今回はなんにもお手伝いしていないので楽である。なんか悪い気もするが。

リストが絶品。誰のものでもない、彼女自身のリストである。

1月22日(土)

『闇の天使』読了。

U-19日本1-4イタリア。なにをやっているんだか。技術はともかく、気力も体力も大人と子どもの勝負であった。やっぱり、ユース年代でもっと国際試合の経験をすべきだ。U-16ではつづけてアジア予選で敗退しているのもそのへんの問題ではないか? 中学卒業時に高校サッカーかクラブのユースか、を選択させるのはいいことなのか? と、JFAに当たり散らしておこう。

1月23日(日)

神戸製鋼対トヨタ。久しぶりに強い神戸が帰ってきた。決勝はワールドと、ということで神戸決戦。

杉山愛対マリー・ピエルス。愛ちゃん、攻める。ダブルフォールトが多いが、それは気持ちが攻めている証拠。微妙な判定がことごとくピエルスに不利で、精神的にも優位。やればできるじゃん。

1月24日(月)

早朝から生でアトレチコ・ビルバオ対バリャドリド、ジャガーズ対タイタンズだったが・・・、しっかり寝てしまった。ま、再放送で城の出たところから見たんだけど。

ニュースステーションの中山l建設相のアホに怒る。あれはただの妨害でしかないぞ。

1月25日(火)

MANU対Aresenal。途中で寝る。再放送で見る。こいつはすごいゲームだった。Arsenalにはベルカンプもカヌもいない。でもプティはよい。アンリ、好きだからもっと頑張ってね。MANUのスタムはすごいんだか抜けているのかよくわからん。で、シェリンガムはプレースタイルとしては好きではないのだが、こういう危機を救うってことでは絶品だな。う〜む。念力でチャンスを呼び寄せているような気がする。

杉山対カプリアティも再放送で見た。愛ちゃんは目標のベストエイトを達成した、という感じがありあり。普通のショットが甘いし、わずかにオーバーする、というのは打点が下がっているみたいだった。まずは目標を少しずつクリアするってことなんだろうが、カプリアティがたぶん腹筋の肉離れを起こしながらも素晴らしいショットを連発しているのに比べると、やっぱりまだひ弱だ。テニスのツアープロは、生半可な精神力ではつとまらないのだなあ。

1月26日(水)

「ナビィの恋」。水曜日は1,000円だ〜い。

ヨドバシカメラにてプリンタを買う。いろいろ迷った末に結局一番人気(だと思う)EPSONのPM-800Cにする。しかもロール紙ホルダとロール紙を買うとカッターがついてくるというのである。まあ、ほとんど写真プリンタになるでしょう。実は、家にあるHWのDeskJet540Cがまだ使えるのか、よくわかっていないのではある。

つづいて名前が変わったPowerLabにてUSB Port for Note/Macを買う。ついでにPowerBook G3 333が当たると言うアンケートに応募。ここはプロの知識とプロのサービスが両方ともある希有な店のひとつだ。秋葉原の失礼な客あしらいからすると、雲泥の差だ。

「LORD OF THE DANCE」初日。Riverdanceのダンスを拡大して精緻にしたようなものか。集団タップの迫力はさすが。しかし、私はやっぱりロック・ジェネレーションだな。8ビートには体が反応するもんな。

たぶん、ケルトの妖精を狂言回しにしてウェスト・サイド・ストーリーって感じかな。言葉なしでのわかりやすさを目指して、そのぶんダンスで表現ってことなんだろうけど、タップ以外の踊りが消化不良。独唱とフィドルのかけあいもあったが、まあお約束のサービスって感じで(私は好きだが)いかにも唐突。

やはり、Riverdanceの特異性というか、根底に流れるアイルランドの血の濃さが際立つのであった。私、移民というだけでロマンを刺激されるもんで。

某所にて痛飲。ボトルを空けてまた入れた。

1月27日(木)

で、問題はこのUSBポートがうまくカードスロットにささるかどうか、なのであった。ガイド部分が甘いというレポートがけっこうあったのだ。たしかにそういう気味はあるが、どうにか壊れずに装着。ドライバもダウンロード。でも、プリンタがまだ届いていないので、USB機器がひとつもないのであった。

目黒に行く。Live Stationで、2月25日の券を予約して買う。本当はなかで今日のLIVEを聞いてくるつもりだったのだが、メタル系を聞く元気はなかった。ここはファンキー末吉のX.Y.Zがよく出るらしい。ちなみに、わからない人々のために注釈すると、なんと久松史奈さまがひーさーしぶりにライブをするのだ!(すみません、史奈関係はまたまた更新が滞っています。もうちょっと待ってね)。

某所にて痛飲。ボトルを空けてまた入れた。ただし、昨日とは違う場所だ。

1月28日(金)

5時間睡眠で新宿へ。「逢いたくてヴェニス」、金曜初回は1,300円。東急HANDSにてアルミを編んだラタンで包んだワインクーラー(ヴェトナム製で1,100円)などを買う。シリコンのゴムベラが1,200円。なにか1,400円のもはないかな・・・と探したが、見つからなかった。そんな記録にこだわってどーする?

家に帰ってカモミールバスに入ってから午睡。起きたら7時43分だった。西友の閉店10分前に行って、半額割引などを物色。フグの皮とかアジの刺身とか、ね。こういう小さな幸せがなんともいえない。

深夜というか早朝というか、午前3時過ぎにdiaryのみ更新。

1月29日(土)

10時にPM-800Cが配達されてしまうと、もう片付けるしかないではないか。いまだに電源すらつないでいない7300/180を動かさないと。もう半年以上も使っていないぞ。スキャナーもだ。そのためには溢れる本をなんとかしないと。

ということを、PM-800Cが来るまでにやろうかな? と思っていたら、もう来ちゃったので、風呂に入って寝る。

MANU対ミドルスブラ。私が1月3日にオールド・トラフォードで観るはずだったカードだ。これがまたいいゲームだったのだ。生放送で観られてよかった。とにかくマンチェスターの猛攻を耐え凌ぐミドルスブラ。ついにツィーゲが退場で10人になってもまだ0-0。少ないチャンスでジュニーニョがカウンターで切れ込んでPKを取る。この判定は微妙というよりミスジャッジだったが、抗議した炎のキャプテン、ロイ・キーンにはイエロー。

で、このPKをボスニッチがなんと止めたのだ。そのカウンター攻撃のあたりから、さらにヒートアップ。ここからの攻防はすごかった。スコールズ、スールシャール、コール、と攻撃陣を投入して勝ち点3を狙うアレックス・ファーガソン。止めて凌いで耐えるインスらのミドルスブラ。2回くらいはMANU陣内に入っただろうか? あとはずっとゴール前に釘付け。結局、終了3分前のベッカムのシュートを、いいプレーをしていたミドルスブラのGKがこぼしてゴールイン。なんとも無念な結末になってしまった。う〜む。やっぱり、いつかあそこで試合を観るぞ、オールド・トラフォード。

1月30日(日)

大阪国際女子マラソン。弘山晴美、あと500Mでシモンに抜かれる。残り5kmでスパートした時には完璧なレースと思えたのだが。

神戸製鋼、ついに社会人で優勝。それにしてもワールドの闘志はすごかった。あれでもう少しハンドリングがていねいで、試合運びがうまかったら。それにしても、シーズンは終わっていないというか、まだ日本一のチャンスが残っているというところにちいと変な感じがする。

オリーブ師匠の秘伝を胸に刻んでフルーツケーキをつくる。食べたい人は申し出たまえ。1月中に近所に来る人なら食べられるかもしれんぞ(って、もう明日しかないじゃないか)。

diaryのみ更新。

1月30日(日)おまけ

バリャドリド対ラコルニャ。城がスターターだってんで観ましたとも。そして首位ラコルニャ相手に4-1で快勝。そのうち3点に城が絡む。

1点目は右からのクロスに城はニアに詰めたが、ボールはファーへ。折り返しがディフェンスに当たったこぼれ球を城がハーフボレーダイレクトでシュート。GK(カメルーン代表。モンペリエで観たが、足が長過ぎるのが弱点)がクロスの落下点に飛び出したのでゴールにはDFがひとりだったのだが、その彼に当たっった跳ね返りをカネミロ(懐かしい名前。94年のワールドカップで韓国とスペインが引き分けたときの代表)がゴール。

2点目は長いボールがビクトルに渡った時点でGKと1対1。落ち着いて低めのループで決めた。これがなんでフリーだったかというと、パサーに城が寄っていったのでDFが完全につられたせいである。

3点目は、今度は城がGKと1対1。ついに初ゴール! と思ったらシュート体勢から見事なフェイクでビクトルにパス、がら空きのゴールに流し込んで3点目。

後半28分でアルベルトと交代したが、得点がなかったことを除けばアピールは十分。これがMFだったら7.0はあげられる。しかし、FWであるかぎり、自分で点を入れることは必須だ。アルベルトはボールを引き出す動きも、DFをつる動きも少ないので、いまなら城はスタメンを確保できる。心配なのは、きれいなプレーや思い遣りよりも、泥臭くてもラッキーでも得点、ということである。

1月31日(月)

よく考えれば(考えなくても)スーパーボウルである。8時にNHK-BSをつけたらナイスタイミングであった。あ〜眠い。睡眠4時間だ。しかし、これがまた稀に見るせりあいであったのだ。

圧倒的に進むセントルイス・ラムズ(昔はロサンジェルス・ラムズ)だが、ゴール前で難渋してFG3本の9-0で折り返す。後半はテネシー・タイタンズ(昔のヒューストン・オイラーズ)が追い上げる。なにしろラムズはランがまったく進まないのでパス頼り。なので、いったん止められるとあっという間に攻撃権を明け渡し、ついに16-16の同点。残り2分。ここで、QBカート・ワーナー、渾身のロングパス。これが通って一発タッチダウンで7点リード。このプレー、3人のワイドレシーバーをまっすぐ縦に走らせてからストリークとポストとアクロスに分かれるパターンのように見えたが、つまりはスピードで抜こうとしたのにパスがわずかにショート。しかし、ちゃんとパスを見てストップしたのは、ついていたふたりのDBではなくてWRだった。いやあすごい。そしてタイタンズの最後のシリーズ、ゴール前でパスが通ったのだが、タックルでタッチダウン寸前で止められる。ここでタイムアップ。ラストプレーまで勝敗がもつれるなんてスーパーボウル史上初めてではないだろうか。

5年前までスーパーマーケットで時給5ドル50セントでバイトしていた男がいまやMVP。ワーナーはたしかにすごい。そしてロートルで固めたコーチ陣もすごい。ディック・ヴァーミールは1976年のローズボウルでオハイオ州立を破る番狂わせを演じたUCLAの監督だったはずだ。あのとき、UCLAのチアガールがタッチダウンの両手を上げながら一筋の涙が頬をつたっていた写真は傑作だった。あれは日本人の写真がアメリカンフットボールで認められたエポックメイキングな写真であった。

とまあ、興奮さめやらぬ頭で自宅付近の地図作り。散歩して細部を確認。


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