( 1997/8/13 撮影 at ツグリキン・シレ、モンゴル )
掘り進めて3時間、全身の端々が徐々に現れてきた。 背骨の頂上部、左腕も現れた。やはり全身骨格があり、 立ったままの状態で埋まっているらしい。
クチバシの先は壊れ易いのだが、尖ったままできれいに出た(写真)。 博士は「モンゴルの化石で上下のクチバシがきれいに出たプロトケラトプスを 初めて見た」と言っている。(確かに、ウランバートルの自然史博物館にある プロトケラトプスの全身化石はクチバシの先の方は砕けていた。)
午後6時を過ぎたが作業はまだまだ続く。
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T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp