( 1997/8/15 撮影 at ツグリキン・シレ、モンゴル )
この苛酷な場所で毎日の食事を作ってくれた、
砂漠の料理人、アジヤバートルくん。
風が吹き、砂が入り込むテントの中、少ない食材とストーブ1台で
毎日変化をつけた料理を作るのは大変だったろう。
(というほど味に変化はないが。(^_^) )
通常は、近くのボルガンの町に住む青年であるらしい。
右隣の白いのは僕で、情けない裸体をさらしております。
さらし過ぎると、紫外線焼けで大変なことになるんだけど、
少しは太陽光に当てた方が、しっしんや水虫が治ったりして
体にいいのだ(うわージジくさ)。
空の色もすごいな。
この日の朝、昨日までに掘り出したプロトケラトプスの
頭骨ジャケットをジープに積んで、バルスボルド博士は
キャンプ地を発った。ウランバートルまで 600km 走るの
だそうだ。
車が無くなってしまったので、発掘地までは水をペットボトルに
入れて歩いて運ぶ。
今日の作業は、掘り残っている腰・尾部の化石掘り出しと
石膏ジャケット。すべて掘り出し終えてから、穴を砂で埋め戻す。
このプロトケラトプスの発掘は終了。
ジャケットをジープに積んでから、ゲルに戻って昼食。
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T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp