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夜光虫
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夜光虫サンプル
夜光虫と異なり、通常の赤潮は珪藻類で光合成するクロロフィルを持つ。赤色はカロテノイドだという。
ホタルの同期発光と原発
さてホタルは同期して発光する。裏山の広町緑地のホタルも同期する。なぜなのか?同期現象は「蔵本・シバシンスキー方程式」と呼ばれるカオス・乱流を記述する非線形偏微分方程式で記述できるとスティーブン・ストロガッツは書いている。といわれても分からない。
わたしに一番腑に落ちるのはマーク・ブキャナンの 本にコメントした故前島さんの「たとへ、昆虫と云えども、そこそこ個体差があって、殆どのホタルは隣の隣位までしか見えないのに、中にはとんでもなく遠く まで見 えるホタル(非規則的な弧を張ったホタル)が居る可能性は、十分考えられます」というコメントだ。この目の良く見えるホタルはネットワークのハブのような ものでスケールフリーの世界が出来上がる。荻林氏のいうミクロ・マ クロ・リンクだ。原発事故もべき分布になるのはスケールフリーだから。では原発事故 のハブとはなにかとなるが多分電源システムだろう。だからここがやられるとアウト。規制委員会は非常電源を用意せよとはいうが、電源を失っても問題ないよ うにプラントを直せとは要求していない。不可能だからだ。だから事故確率は変わらない。日本の原発は安全だと安倍某が地球規模でセールスしているが実質は フランスのアレバの設計で電源設備が特にすぐれているとはいえな い。ボーイング787の電源設備はフランスの大手電機会社タレスの設計だが、バッテリーを燃してしまうなど怪しい。安全性は昔とおなじままだ。
July 3, 2013