2001年の航海日誌

4月11日(水);進水式

バウに

スターンに

4月14日(土);出航するも強風のため、着桟困難、防舷材整備。

rest.jpg (7963 バイト)

キャビンで

4月15日(日);イエローフラッグでも出航、着桟困難。

4月26日(木);港内操船・着桟訓練

guestberth.jpg (19391 バイト)

ビジターバースで

4月28日(土);港内操船・着桟訓練

5月1日(火);イエローフラッグ、出航せず、バウスプリット改造計画を練る。

5月3日(木);深度計にキール深を入力後出航、帆走試験

5月6日(日);イエローフラッグでも出航。東大柴田教授招待。強風下のセーリング。

5月10日(木);シングルハンドで出航。東の風。自動操舵試験

5月18日(金);バウスプリット取り付け、船舶番号入手

5月19日(土);船舶番号表示

5月30日(水);エンジン・リモートコントロール取り付け

6月1日(金);整備

6月3日(日);横須賀沖まで娘と。赤潮発生が激しくなる。

friend.jpg (7737 バイト)

娘の友人

yoko.jpg (7492 バイト)

6月9日(土);整備、スピードセンサー・クリーニング、米国からの60フィートの巨大シングルハンド艇サーズデイズチャイルドが停泊。よくこんな大きな船を一人で操れるものだと関心する。スキッパーのマイケル・リッピーはサンタバーバラの近く、オックスナードで生まれ育った人で鯨保護に熱心な人である。ハルに鯨保護のメッセージが大書してある。立ち話したとき、彼は「鯨にはPCBなどが蓄積しているので食べないほうがよい」と熱心に説得しようとする。戦後の食料難のころ食べさせられ、まずいと思ったのでもとより異論はないが、そのような話が日本ででないのはなぜか? さてサーズデイズチャイルドとは面白い名前だなと思ったが、白雪姫の7人の小人の一人がサーズデイズチャイルドだと自己紹介しているのでそこからとったのかもしれない。

6月23日(土);港内でセール展帆訓練。

7月1日(火);マリーン・ペイント講習会

7月3日(火);友人(原氏)と出航。

7月21日(土);友人(安部氏)と出航。給油。

8月1日(水);整備(水洗)

8月3日(金);親戚一族(橋本氏)と出航。微風。海水はまだ褐色。

ビジター桟橋離桟

バースにて

8月10日(金);上架、10時間走行後のエンジンオイル交換。

8月20日(月);台風のため、もやい増強。

8月21日(火);台風のためジブ取り込み。

8月23日(木);友人(青木聖侑氏)と出航。台風でマストトップの風見壊れる。

guest.jpg (14846 バイト)

ビジターバースで (青木聖侑氏撮影)

9月3日(月);長期不在の間の台風のためジブ取り込み。

9月19日(水);鎌倉に上陸した台風でゆるんだもやいのしめなおし。船内整理。風見が完全に失われる。

9月28-30日;フローティングヨットショーに出展協力。

10月2日(火);GPS発注。

10月3日(水);出航。秋晴れと東南の安定した風に恵まれ、3時間でタック無しで猿島まで往復。スピードメーターは生かしてなかったが、海図からは平均5ノットで走ったことになる。米2艦の出入港を目撃。海水の透明度が増す。

skipper.jpg (10772 バイト)

横須賀沖で

10月21日(日);出航。購入したGPSを試験。高気圧に覆われているためか、北東の微風。薄曇り。バッテリー不足になっていたので機帆走で充電する。180度で3km沖に出、310度で帰還。台風でとれてしまった風見は修理完了を確認。

11月11日(日);掃除。窓の周りのコーキング材が軟化して取れるが問題は今のところなし。雨と雨の間の高気圧のため、晴天で気持ちのよい日。オーナーの半分は来ていた。コーヒーを沸かして読書。

12月1日(日);出航。過去1ヶ月、PM国際会議支援のため、多忙で船にも来れなかったが、後始末もほぼ終わり、久しぶりで甥を伴いセーリングを楽しむ。前日寒冷前線が通過した後の晴天で、心地よい東風が吹く。風は冷たいが薄いウィンドブレーカーを羽織れば問題なし。

winter.jpg (22885 バイト)

初冬の海

セーリング後はピッツアとビールで乾杯。

takaya.jpg (7636 バイト)

ヘルムを取る甥

12月5日(水);年に2度の船底塗料塗布のために、クレーンに移動中、判断ミスにより近くのボートの船外機に接触し、船外機のスケグを破損。早速、賠償責任保険の世話になる。このマリーナで一番多い事故だそうである。保険料収入と補償額がほぼ同額になり、保険会社の利益はないそうだ。自身の船首のスケグとの接触傷はゲルコート層を貫通しており、補修を要すると判断。マリーナの専門家に塗装を任せる。スクリューがハルにつけた波状の傷は浅く、コンパウンドの磨きで充分と判断。ある程度なれた時に生じる安易な事故と大いに反省する。

船底塗料塗布の下準備として8ヶ月の間についたフジツボをまず掻き落とし、30分の高圧水洗浄で藻を取る。乾舷はモップで汚れを拭う。目地テープを張り終わったところで、夕暮れとなる。

fouling.jpg (12932 バイト)

フジツボと藻がついた船底

12月6日(木);雨のため、お休み。ハッチを閉めわすれるが、雨は船室に入らず。

12月7日(金);中国塗料の亜酸化銅含有のSEAJET033の2リッター缶を20分間よく撹拌し、2時間かけてローラーで塗る。特にフジツボが多くついていたところを2度塗りしようとしたが、丁度1缶を使い切った。船台のパッドと船底との接触面に下架時、クレーンで吊った時に塗る少量のペンキを残す。シンナー(トルエン)でローラーとパッドを洗い廃液は産廃業者に託す。目地テープをはがして完了。半日作業であった。

clean.jpg (7854 バイト)

船底塗装完了

12月10日(月);9日にハル接触傷の塗装がマリーナにより完了。傷跡は全く分からない。正午前クレーンで吊り、船台のパッド痕に船底塗料を塗って完了。水に降ろし、バースに係留。東北の風強し。

12月15日(土);接触事故の保険金請求・示談書作成を行うYacht & Vessel Surveyorから請求書の用紙を送ってきた。

ロカ号でのセーリングへ


トップページへ