本HPに使用している1998年以降の殆どの写真はデジタルカメラで撮影したものである。光学写真機で撮影したものはスキャナーで取り込んでいる。
初代
本ホームページ作成に1998年から30万画素のビクター製のデジカメGC-S1を使ってきた。10倍ズームはこの機種が走りだったためである。2Mbのコンパクトフラッシ・メモリーカードが付いていた。内臓メモリー含め、4Mbの記録容量で十分だった。ホームページ向けには解像度は問題ないが、バッテリー寿命が短く苦労した。
Victor GC-S1
二代目
娘がソニーの380万画素のDSC-F505Vを買ったが575gの重さに辟易して捨てたときこれを貰い受けた。しかし巨大なカールツァイスレンズはかさばってグリーンウッド氏にはやはり重荷。広角レンズを装着しても自動フォーカス機能がないので小さな液晶表示だけではピントがあったかどうかも分からない欠陥商品だった。結局手放す。メモリースティックの縁でVAIOを買うハメになり、その後のソニーのビデオカメラに手をつけるという錯誤の連鎖が始まったきっかけとなる機種ではあった。
三代目
2002年からは重さ180g、310万画素のソニーDSC-P5をもっぱら使っている。
Sony DSC-F505V
これに128Mbのメモリースティックを搭載し、解像度 1280 x 960ピクセルで標準のJPEG圧縮で352枚記録できる。長期旅行に充分である。e-メール添付で送るときは縮小圧縮をかけ100kb、ウエブサイト用には20kb位にして伝送時間を早くする。
ソニーDSC-P5を3年使用した2005年6月撮影枚数は1万枚を突破。 同時にバッテリーの能力が低下し1日もたないので3日間の登山のため2個追加で購入。ゼロックス商法だろうが、1個5,000円は不当に高価。
Purpose |
resolution (pixel) |
pixel/picture (million pixel) |
kb/picture at standard compression |
kb/picture at fine compression |
640 x 480 |
0.3 |
68 |
166 |
|
100 x 150 mm size printing (Post Card) |
1280 x 960 |
1.2 |
363 |
666 |
200 x 300 mm size printing (A4) |
1600 x 1200 |
1.9 |
533 |
1000 |
Larger size printing |
2048 x 1536 |
3.1 |
890 |
1600 |
Adobe Photo Shop Elements3.0での加工
ソニーDSC-P5カメラを最高の2048 x 1536の解像度にセットし、EPSON PM950CでA4にプリントすればピントでは写真を超える品質が得られる。 ただ色の深みがないのが欠点。ホワイトバランスをオートにしておくと、全体に青白系統が強く、全体に白っぽく平板な写真となる。スキャナーで取りこんだ写真と比較しても見劣りがすると感じる。 ビクター製の初代の方が色はよかった。いちいちホールド or オート or 屋外 or 屋内と設定を切り替えてみたが代わり映えしない。結局、撮影後、Adobe Photo Shop Elements3.0で明るさとコントラスト、色相・彩度・明度の調整を行ってフィルムカメラと度同程度の画質にグレードアップしている。この面でのPhoto Shopの性能はすぐれている。
四代目にほしい機能
(1)Photo Shopでの加工が不要な色の深い機種。
(2)バイク運転中に撮影したいシーンを撮影できるリモートスイッチがほしい。大型の1眼レフにはこれが備わった機種があるが、コンパクトなデジカメについているのは ニコンE880, 885, 4300位か?本体のUSB端子にリモートコードMC-EU1を接続して可能となる。一定間隔で勝手に撮影してくれるカメラもあるが中途半端。 ただカイトカメラには使えるかもしれない。
(3)フィールドスコープに接合アダプターで接続して使うには一定時間が来ると自動的に沈胴型鏡筒が引っ込みレンズ カバーが自動的に閉じるSony DSC-F505Vは不可。ニコンE880, 885, 4300も沈胴型鏡筒であるが、一定時間が来ても自動的に沈胴型鏡筒が引っ込まないのだろう。レンズ前にフィルター装着用のネジが切ってあって接合アダプターをここに装着できる。ニコンのフィールドスコープと相性がよい。
四代目
4年目の2006年、三代目のソニーのカメラ躯体のビスがなぜかほとんど抜け落ちて修理に出せば高額の修理代を請求されそうだった。ソニーは色に深みがなく不満であったので修理にださないことにした。そうこうしているうちに2006/10/30にポケットにいれたまま落水してだめにしてしまった。それにしても落としても壊れず、頑丈なカメラだった。この4年間に通算13,199枚撮影してくれた。
落水事故の反省から防水のカメラを採用することにした。山でも雨のなかで使えるアウトドア用のPentax Optio W10なんかどうだろうか?画素数の無益な競争があると思っているので600万画素で充分だ。HP目的なのでどうせ画面は縮小して圧縮するのだから。ソニーの300万画素でも充分すぎた。むしろパソコンのHDの記憶容量を無駄にしないですむと考えて店に出かけたが、値段がほぼ同じなのでOptio W20を選んだ。700万画素とのことだ。色の深みに関しては友人のRonが2004年に買った400万画素のOptio S-40の色が良かったのも理由の一つだ。
水滴のついた Optio W20
SDメモリーカードは1Gbを選んだ。128kbのメモリースティックの半額ですんだ。フラッシュメモリーの価格はこの4年間で1/20になったことになる。ポストカード印刷程度の1,600x1200ピクセルで中程度圧縮で1,591枚収納できる。閉鎖的なメモリースティックにはおさらばすることになんの未練もない。
防水構造はどうなっているのか調べてみると、レンズは保護ガラスの中にある。保護ガラスに傷がつかないように硬度があればよいのだが。バッテリー、SDメモリーカード、ソケットの類はゴムシール付きの蓋の中にまとめられている。水深1.5mの防水とか。
PCとUSBケーブルで接続すると即PCは認識し、日毎に仕分けされたjpgファイルを取り込むことができた。カメラ添付のソフトは不要である。
Pentaxはグリーンウッド氏が若き頃初めて買った一眼レフだった。しかしこれは1971年にロンドンのウォータールー橋の袂のアイスクリーム屋で置引 殿に進呈してしまった。以後、大型の一眼レフは持ったことがない。高価な機材を所有して磨いて、眺める趣味がイジマシイと思ったまでのこと。
2002/5/23
Rev. November 30, 2006