鎌倉を取り巻く山地と海岸の周回ルート

七里ヶ浜から海岸通りを東に光明寺まで歩き、ここから鎌倉を囲む丘に穿った小坪隧道を通って逗子にでる。そしてコスモミロス逗子、亀ヶ丘団地、名越切通・大切岸、パノラマ台、逗子ハイランド、衣張山、杉 本観音、五大 堂明王院、瑞泉寺、天園、建長寺半蔵坊、明月院、浄智寺、源氏山、カフェテラス樹ガーデン大仏切通、小守神社、笛田五丁目、メンタルホスピタル、扇湖山荘、広町緑 地、七里ヶ浜ヘと山地を辿って戻るコースである。総距離は23km、標高差159m。全て歩くには2日は必要だ。

016/2/25 グリーンウッド氏は鎌倉駅から歩き出して小坪隧道から衣張山と杉 本観音経由鎌倉駅を4時間かけて歩いた。今まで部分的には歩いていたが一気通貫では歩いていなかったから、その接続を確認したわけである。

今回確認したところはまず光明寺脇の小坪隧道である。少し高いところに穿たれている。


小坪隧道

トンネルを出ると逗子だ。左手の丘の上に1991年のバブルの最中に大倉商事株式会社他が企画し、五洋建設株式会社が施工した「コスモミロス逗子」という高級団地がある。

コスモミロス逗子

コスモミノス団地のある丘から下り、東隣の亀ヶ岡団地の入口に向かう。亀ヶ岡団地のなかを最高点までまっすぐに上る。みちはそのまま細くなり、名越切通の「大空洞」 (おおほうとう)に入る。「まんだら堂跡」はパスして猿畠山法性寺(えんばくさん ほっしょうじ)、大岸切に向かう。大岸切からは逗子の眺望が開けている。パノラマ台は2度目の訪問だ。逗子ハイランドに下り、外周に沿って北上すると衣張山の登山口が見つかった。反対側が報国寺にゆく旧巡礼道だ。

登ってゆくと衣張山(120m)の南にあるピークに達する。衣張山より山頂は狭い。そして大町七丁目に下る山道がここから発している。南を見るとパノラマ台が見える。

衣張山に向かう痩せ尾根を辿る。鎌倉側が削られて垂直の壁になっている。いったん下って登り 返すと衣張山だ。大船の観音や江の島も見える。足元の山の上には瀬戸内建物鰍ニいう洋館が見える。杉林のなかを田楽辻子に下る。2008年にここから登っ た。鎌倉駅まで歩く。段葛は新しい桜並木になり4月にはお披露目の準備が整っている。

寒い日で登山用手袋を着用していたが、ストックをもって来ず、難儀した。帰りの江ノ電でこの登山用手袋の左手を紛失したが、江の島駅の拾得物係(0466-24-2713)が保管してくれていた。感謝。

February 26, 2016


トッ プページへ