メキシコ世界遺産紀行8日間その3
野口英世像、メルカ−ド(市場)、世界遺産ウシュマル遺跡、カバ−遺跡、マヤ人の民家訪問、
メリダのソカロ、モンテホの家、州庁舎の壁画 
2014年4月30日〜5月7日  クラブツ−リズム

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ホ−ムへ
   5月2日(金):晴れ 
 
8時30分出発。午後からの遺跡観光は暑いと考え、予定を変更しメリダ市内の野口ヒデヨ像の見学、メルカ−ド(市場)の見学のあと、ウシュマル遺跡の観光となった。
 黄熱病の研究で有名な野口英世の等身大の銅像がメリダのオーラン病院の入口に建っている。1919年から1920年にかけて、この病院で黄熱病の研究をしていた記念として建てられた。現在この病院は精神病院でガイドによるとメキシコでは若い人にうつ病が多くなっているとのこと。
 メルカド(市場)には種々の野菜、果物があふれており、肉もつりさげられて売られている。また、生活用品も。市場の周囲には人力車や小型のバタバタが多数客待ちをしている。公園には火炎樹が見られたが今年は非常に少ないとのこと。
野口英世の像  市場の近くの公園と教会  市場の風景  
市場の風景
   10時半ウシュマル遺跡に到着し2時間ばかり観光する。入り口の建物には売店・レストランなどがあり、遺跡観光後の昼食をこの中のレストランYAX-Behで豚肉の炭火焼を食した。

 ウシュマル遺跡
1996年世界遺産
 ウシュマル遺跡はチチェン・イッツァと並んで最も有名なマヤ遺跡で、古典期終末期から後古典期前期(およそ 800年〜1100年)に中心都市として繁栄しました。
 入り口の建物を離れるとすぐに魔法使いのピラミッドの裏側に出る。このピラミッドは角ばったピラミッドではなく、円錐形をしており、高さ35m、5層になっている。この裏から見た写真が観光写真になっている。
 遺跡は南北800m、東西500mとジャングルの中に、小鳥の矩形、尼僧院、球戯場、総督の宮殿、大ピラミッドなどが点在している。現在はピラミッドの上ることはできない。2006年大3回水の祭典の折、一般人には登ることはできませんが、よろしければという声に観光に来たブッシュさん、上に登ってブラボ-と。しかし、皇太子はご遠慮いたしますと。翌日新聞でマルバツ判定が出ましてとガイドさんの説明。また、日本の旅行者でウシュマル遺跡をツア−予定から外されるとか悸うのですが残念ですと。
 尼僧院は東西南北の建物の基壇の位置が相違しているとのこと。じつに華麗な建造物でプ−ク様式(壁一面に彫刻を施した石を組み合わせて、複雑なモザイクや蛇などのモチーフを装飾)の壁面が見られる。
 32mの大ピラミッドから見る風景はまさにジャングルの中の遺跡を実感させてくれる。
 ウシュマル遺跡はいしだんを登ったり、下ったりだったので、ひざの悪い小生には、かなり草臥れました。
 魔法使いのピラミッド  魔法使いのピラミッド  魔法使いのピラミッド  魔法使いのピラミッド
 小鳥の矩形  尼僧院  宮殿  大ピラミッド
 マヤア−チ ひとの赤い手形  雨の神 チャ−ク  尼僧院  尼僧院
 昼食ののちバスを20分くらい走行して、カバ−遺跡に。

 カバ−遺跡:

 ウシュマルと並ぶ古典期終末期の代表的なプーク様式の遺跡。未発掘の建造物が数多くあり、全貌の解明が待たれるところです。入口の左側に宮殿、右に行くとコズ・ホ−プ。コズ・ホ−プもプ−ク様式で 装飾の正体はこのチャーク(雨の神)像で、 全部で250位あり、ひとつのチャーク像は30位のパーツで構成されているそうです。KABAH とはマヤ語で「強い手を持つ男」の意味だそうです
 宮殿の前の芝生にはシャカトウの樹。宮殿の1階の屋根がバルコニ−になっている。入り口には中心に柱が建てられている。
宮殿の芝生にの形がチュルトゥンがあり、溜まった水が下の水瓶に溜まる仕組みになっているようです

 コズ・ホ−プ 雨の神チャ−ク  コズ・ホ−プ コズ・ホ−プ  チュ−ルトン 水を溜める
宮殿  強い手を持つ男の像  民家の庭  トリティ−ヤ を
  メリダは1542年、スペイン人入植者フランシスコ・デ・モンテーホによって都市が開かれ、中央広場(ソカロ)の南側には、モンテーホの邸宅が残されており、現在は銀行として使われている。市の中心部はコロニアル様式の町並みが広がっている。中央広場北側にあるユカタン州庁舎の2階の絵画室には先住民の歴史的出来事をあしらった凄まじい絵画が展示されている。
 ト−モロコシから生まれたマヤ人、マヤの文書を焚書する司祭ディエゴ・デ・ラング  奴隷として売られる人々 カトリック教会を全面的に廃止した大統領 モンテ−ホ親子 などの絵画。

 メキシコは石油事業は国営で、掘削石油量も減少してきており、新しい掘削に外資の導入が考えられており、中国が主席外交で積極的になっているようです。
 5時半ホテルの戻り、6時半より La CHAYA というレストランでマヤ料理。メロ(くえ)のティキンシック。
 
 モンテホの邸宅   モンテホ親子がマヤ人の頭上を  州庁舎の絵画室  ト−モロコシから生まれたマヤ人