4月28日(日):
ドレスデンの観光:Dresden
8時20分テァタ-広場に。現地ガイドは20歳代の女性Kさん。ドレスデンの空襲などの写真の説明も少し交えてゼンパ-オペラ、ドレスデン王宮、カトリック旧宮廷教会、ツヴィンガ-宮殿についての説明を聞く。
ゼンパ-オペラ:ザクセン州立歌劇場で創立は1841年建築家ゼンパ-による。
カトリック旧宮廷教会:王室、家族たちの教会として建てられ、その後司教区の大聖堂となっている。
ザクセンの歴代の王の墓があり、教会の屋根には78体の聖人像が掲げられている。
ツヴィンガ-宮殿:1694年にザクセン選帝侯となったフリ-ドリッヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)により計画され一応1719年 に完成された。
ドレスデンは第二次世界大戦末期の1945年2月13日から15日まで連合軍(主としイギリス軍)の無差別爆撃を受け、ドレスデンの歴史的建造物は灰燼に帰した。
当時はすでに戦争の帰趨はほぼ決着の段階であり、その大爆撃には多くの批判がある。
ドレスデンは戦後、着実に歴史的建造物の再建に励み、今日までにほぼ旧態に戻したものと考えられる。
王宮宝物館の前でガイドさんから緑の丸天井、歴史的緑の丸天井について、そしてザクセン時代の宝物等の話を聞く。
2001年春、200 2年春にドレスデンを尋ねているがその折に見学した金銀の輝く宝物を展示したアルベルティヌムも再編成され、ドレスデンの博物館が大きく再構成されたようだ。
2001年当時聖母教会の場所には番号を付けた爆撃を受けた煉瓦が多数積み上げられおり、それらを組み合わせて聖母教会が完成されると説明を受けた。再建された聖母教会は日曜のミサで入場できなかった。教会の前にはルタ-の銅像が建っている。
マイセン磁器の王様の行列を見るが、向かい合った壁に印があり、2002年ここまでエルベ川の氾濫・洪水があり、大人の肩辺りまでつかったとの説明。
ブリュ-ルのテラスに行く頃より雨が降ってきた。エルベ川沿いにマラソンか走者のすがた。
アルテ・マイステル絵画館に10時開場と同時に入り、ラファエルのシスティ-ナのマドンナ、フェルメ-ルの絵画等を駆け足で鑑賞する。10ユ-ロ。写真、ビデオ不許可。 |