おとぎの国ドイツ紀行その3     
 ドレスデン・マイセン・ロ-テンブルク
     2013年4月23日~5月2日  阪急トラピックス
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  4月28日(日): 
ドレスデンの観光:Dresden
 8時20分テァタ-広場に。現地ガイドは20歳代の女性Kさん。ドレスデンの空襲などの写真の説明も少し交えてゼンパ-オペラ、ドレスデン王宮、カトリック旧宮廷教会、ツヴィンガ-宮殿についての説明を聞く。
 ゼンパ-オペラ
ザクセン州立歌劇場で創立は1841年建築家ゼンパ-による。
 カトリック旧宮廷教会:王室、家族たちの教会として建てられ、その後司教区の大聖堂となっている。
  ザクセンの歴代の王の墓があり、教会の屋根には78体の聖人像が掲げられている。
 ツヴィンガ-宮殿:1694年にザクセン選帝侯となったフリ-ドリッヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)により計画され一応1719年  に完成された。
 ドレスデンは第二次世界大戦末期の1945年2月13日から15日まで連合軍(主としイギリス軍)の無差別爆撃を受け、ドレスデンの歴史的建造物は灰燼に帰した。
 当時はすでに戦争の帰趨はほぼ決着の段階であり、その大爆撃には多くの批判がある。

  
ドレスデンは戦後、着実に歴史的建造物の再建に励み、今日までにほぼ旧態に戻したものと考えられる。
王宮宝物館の前でガイドさんから緑の丸天井、歴史的緑の丸天井について、そしてザクセン時代の宝物等の話を聞く。
2001年春、200  2年春にドレスデンを尋ねているがその折に見学した金銀の輝く宝物を展示したアルベルティヌムも再編成され、ドレスデンの博物館が大きく再構成されたようだ。
 2001年当時聖母教会の場所には番号を付けた爆撃を受けた煉瓦が多数積み上げられおり、それらを組み合わせて聖母教会が完成されると説明を受けた。再建された聖母教会は日曜のミサで入場できなかった。教会の前にはルタ-の銅像が建っている。

 マイセン磁器の王様の行列を見るが、向かい合った壁に印があり、2002年ここまでエルベ川の氾濫・洪水があり、大人の肩辺りまでつかったとの説明。
 ブリュ-ルのテラスに行く頃より雨が降ってきた。エルベ川沿いにマラソンか走者のすがた。
アルテ・マイステル絵画館に10時開場と同時に入り、ラファエルのシスティ-ナのマドンナ、フェルメ-ルの絵画等を駆け足で鑑賞する。10ユ-ロ。写真、ビデオ不許可。
 

アウグスト強王

カトリック旧宮廷教会
ドレスデン王宮

ゼンパ-・オペラ

ツヴィンガ-宮殿 マイセン陶磁器の鐘
ツヴィンガ-宮殿

聖母教会とルタ-像

王様の行列 マイセン陶磁器
ブリュ-ルのテラス
 マイセン磁器の見学: Meisen
 ついで約26km走りマイセンに。国立マイセン磁器館に入り11時20分(団体予約)より日本語でのマイセン磁器の歴史とその製作工程の映画(12分)を見る。
 映画が終わるとその続きに3つの製作工程を各部屋で日本語の説明で見せていただいた。その後およそ1時間自由行動となりマイセン陶磁器博物館の展示を見学観賞した。
 どれもこれも立派な作品で、販売所では多種類の磁器が販売されているが、購入する関心は無いので高価だなぁと見て過ごした。
 昼食はマイセン磁器館の近くで取った。
                                

マイセンの紋章

絵付けの説明

マイセン陶磁器のパイプオルガン
  14時過ぎ、ロ-テンブルクに向かう。その距離約400km。外気温22度。
 長い道のりで途中2度ばかりトイレ休憩を30分位取った。バスの運転手には労働について細かい規則があるようで数時間おきに何分かの休憩というようになっているようです。

 19時30分頃にロ-テンブルクの壁内の北に位置するシェランエン広場に到着した。われわれは歩いてホテル・リ-メンシュナイダ-に行く。
 この旅行では費用を安くするためホテルや空港でのポ-タ-サ-ビスがなく個人が運搬するが、ここではホテルの車がス-ツケ-スを運び、部屋に届けてくれた。
 ケルンからここまで運転してくれたハンガリ-人のヤンハン氏はロ-テンブルクでお別れに。
 ホテルはエクセレントなホテルでガイドさんによるとロ-テンブルクでは上から3番目までに入るホテルでしょうと。
 各室は色々と趣きがあり、クラシックでありながらお洒落な感じで、ゲオルゲン通りにありマルクト広場に2分くらいの場所に位置している。
 夕食(鱈料理)を白い門を通りガルゲン門を出て、1分くらいのRAPPENで。食事中、ガイドさんがサンセットブル-が綺麗ですよと声掛け。ポケットデジカメで撮影したがもうひとつの出来だった。

 そのあと、ガイドさんの案内でブルク庭園、プレ-ンライン、マルクト広場など夜のロ-テンブルクの街を歩いた。
 マルクト広場では夜警ツア-が行われていた。20時のマイスタ-・トゥルンクの人形劇は改装中でか行われなかった。
 煉瓦の石畳で膝の少々悪い小生には少し負担であった。お店のウインドウの飾り・デザイン・照明などが素晴らしく写真を撮りまくった。

RAPPENレストラン

サンセットブル-

市参事宴会場

ウインドウステ-ジ

ウインドウステ-ジ

ウインドウステ-ジ
 4月29日(月):
 
ロ-テンブルク・オプ・デア・タウバ-の観光:
Rothenburg ob der Tauber
 10時50分ホテルで集合になっていたので、朝食後、朝のロ-テンブルクの散策に出かける。昨夜少し雨が降ったのか、路面が少し濡れていた。ロ-テンブルクは2回目の観光。
 まずブルク庭園に。その入口のブルク門には街と帝国鷲のワッペン。公園は良く整備されており、眼下には蛇行するタウバ-川が眺望でき、素晴らしい。
 ヘルン通りを戻りマルクト広場でゲオルクの泉(1446年、深さ8m、貯水量10万リットル)、ゴシックとルネッサンス様式の市庁舎、ヤ-クストハイマ-・ハウス(薬局)。
 上、下シュミ-ト通りをとおりプレ-ンラインに。通りの名前のシュミ-トSchmiedは鍛冶を意味する。
 プレ-ンラインはロマンチック街道でも最高の写真スポットと言われており光線の加減で午前中が良いとのこと。
 その後、ヤコブ教会に行く。ゴシック式で堂宇には14/16世紀のエルサレム・オリ-ヴ山の群像がある。
この教会で有名なのは大彫刻家リ-メンシュナイダ-の聖血祭壇で教会の2階に。最後の晩餐とオリ-ヴ山の場面。1499年~1500年の作。
 昨夜は店のショウウインドウの風景を写真に撮ったが、錬鉄製の見事な張り出し看板が多数あり面白く写真を多く撮った。
9時から開店するクリスマス用品などで世界的に有名な店ケ-テ・ウォルファルトで孫への土産にSmokingDoll(木製)やクリスマス用品等を購入。
 11時専用バスでシュランネン広場よりロマンチック街道の次なる街に。
 本日より運転手はポルトガル人のカルロクさんに交代。

市参事宴会場

ゲオルクの泉
ヤ-クスハイマ-・ハウス

ブルク公園

ブルク公園

         ブルク公園

ブルク門?

市庁舎

         聖ヤコブ教会

リ-メンシュナイダ-聖血祭壇

プレ-ンライン

      街並と張り出し看板
       
  
  ディンケルスビュ-ルの観光:Dinkelsbühl
 53kmで小さな町ディンケルスビュ-ルに正午前に到着。昼食を済ませたのち、街の観光。
 昼食後、小雨から時々強い雨。聖ゲオルク教会の西門の向かいには深い切り妻屋根の見事な建物5軒が立ち並んでおり、いずれも1600年ころのもの。
 自由都市ディンケルスビュ-ルは戦争の被害が少ない。
 5軒の真ん中に建つドイチェス・ハウスは特に有名で後期ルネッサンス建築時代を代表する南ドイツでも最も美しい木造造りの建造物の一つと言われている。
 聖ゲオルク教会の中央祭壇は竜退治をする聖ゲオルク。教会の外には「子供のための聖書物語」の作者クリストフ・フォン・シュミットの像。
 旅行案内所で当地のワインをもらう(阪急の旅行案内にその旨が記載されていたようですが見てませんでした)
ヴェ-ザ-川
ドイチェスハウス

      聖ゲオルク教会と
    クリスフ・フォン・シュミット像
  ミュンヘンの観光:München
 その後、高速道路を170km走り、ミュンヘンのレジデンス前に16時30分到着。
 17時からの新市庁舎の仕掛け時計GlockenSpielを見るため、途中ウインドウショッピングもちらりとしながら新市庁舎前のマリエン広場に急ぐ。仕掛け時計はドイツらしくきっちりと17時に始まる。5分くらい。
 上段
ヴィルヘルム5世と公爵令嬢レナ-テ・フォン・ロ-トリンゲンとの結婚(1568年)を記念しての馬上試合
 下段
桶職人たちが1519年に由来する彼らの踊りを
18時10分再集合して夕食をホ-フブロイハウスに。        ミュンヘン新市庁舎の仕掛け時計 は クリック(4分)
 ビ-ル大ジョッキとソ-セ-ジ。数百人が入る大きなホ-ルで楽団演奏も行われている。中国人のグル-プも目立つ。ここでも騒がしい一行。1時間半位、音楽・鞭うちのショウ・踊りを見てからホテルに。
 ホテルはミュンヘン中央駅の近くホテル・ゲルマニア。日本人の利用が多いのか受付に一人の日本人女性。
 しかし、内容はビジネスホテルというところか。ここで連泊する。
 最初の日はバスタブがない人も多く、翌日は部屋を変更してもらった。
 
ミュンヘン新市庁舎のGlockenSpiel
 
アマリア像と新市庁舎
 
ホ-フブロイハウス