ドイツ紀行その2  

 ファンタスティック街道、メ−アスブルク、ボ−デン湖、マイナウ、リンダウ、アルペン街道、ミュンヒェン
2001年4月25日〜5月7日  新日本トラベル

黒い森の裾野を通過しファンタスティック街道を一路南にボ-デン湖に。い森はドイツ南西部バ−デン・ヴュテンブルク州に広がる緑の森林地帯でモミの木の森林が多い。しかし、われわれの通行した道はそれほど森林は広がっていない。ファンタスティック街道はシュトゥットガルト、シェ−ンブッフ、チュ−ビンゲンを通りメ−アスブルクに。
 
 メ−アスブルクはボ−デン湖に面した小さな街で、斜面に広がる旧市街には二つの城がある。ここから、フエリ−に50分乗船し,花の島マイナウに行く。四十五ヘクタ−ルの島全体が広大な庭園でバラの季節には早く、チュ−リップが咲き乱れていた。島の温室には熱帯植物が茂り樹間を蝶々が飛びかっていた。年間二百万人の入場者がある。その日のホテルはボ−デン湖東端のリンダウ。リンダウからのアルプス連峰は雪を被っていた。リンダウはオ−ストリアに面し、イタリアとの交易で栄えた小さな島の街。
 
 翌日4月29日はアルペン街道をミュンヘンに。途中、ノイシュヴァンシュタイン城とヴィ−ス教会を見学。ノイシュヴァンシュタイン城は日本人観光客にはおなじみの城でワ−グナ−に心酔したバイエルン王ル−トヴィッヒ2世により建築された。王の浪費と資金難のため、議会から退位を迫られた王はシュタルンベルク湖で帰らぬ水死体となった。10年くらい前に一度訪れているが、城の入場は時間制になり、ずいぶんと様変わりしていた。世界資産に指定されたヴィ−ス巡礼教会は1738年農婦マリアが旅篭の屋根裏に放置されていた「鞭打たれるキリスト」の木像に祈りをしていると、キリストが涙を流した。このことが世間に伝わり多くの人が巡礼することになった。堂内はツィンマ−マンのフレスコ画が描かれ、いささか華美な印象を受けた。

 ダッハウ強制収容所でナチスの行為を展示した資料館と狭いベットの並ぶ宿舎などを見学し、ミュンヘン郊外のホテルに。
 
 その夜はお決まりの有名なビアホ−ルのホ−フブロイでのバイエルン地方の踊りや歌を見学しながらの食事。ビ−ル1Lもついて。入場者の国をそれぞれの国の歌で紹介しており、日本は「上を向いて歩こう」であった。

 翌日4月30日ミュンヘン市内の観光。オリンピック公園で暫し時間を過ごした後、ニンフェンブルク城を見学。バイエルン国王の夏の離宮でル−トヴィッヒ1世の美人画ギャラリ−や騙し絵の説明を受ける。
 マリエン広場では、有名な仕掛け時計を見学する。三十年戦争でのスエ−デンからの解放を祝って作られたものである。約15分くらい。多くの人が時計を見る。フラウエン教会やレジデンツなどを外部見学した。

ボ−デン湖のメ−アスブルグ マイナウ島 マイナウ島 マイナウ島
リンダウ(ボ−デン湖東端) アルプスの遠望 ノイシュヴァンシュタイン城 ヴィ−ス教会
ダッハウ強制収容所 ニ−フェンベルク城 ミュンヒェン市役所と
仕掛時計
ホ−フェン・ブロイ
1:ケルン・ライン川・ハイデルベルグ・バ−デンバ−デン 3:ロマンティツシェ街道
4:バンベルグ・ゲ−テ街道 5:ポッダム・ベルリン
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