一同 | ずっといるんかいw |
GM | まぁ、これ以上北にいっても情報は無さそうですし、ヘリオスは難しいし、アイリスはカノン自由軍周りが慌ただしいからか、飲み屋で歌ってもあんまり儲からないし、って感じでしょうかね。 リスモア辺りまで行けば人も多いので吟遊詩人としてはおいしいのでしょうけども、それだとカノン方面の情報が入りづらいしという、悩ましい事態でしょうね。 |
トゥ・ナ | お届け物でーすw |
ベイオース | あ、お久しぶりです。 |
クリス | (ベイオースと会って、バツの悪そうな顔) |
トゥ・ナ | (本人から巫女姫だと名乗られていないのを知りつつ、敢えて) そう言えば、巫女姫ってどうなった?w |
一同 | w |
トゥ・ナ | 最近新しいエルフと知り合いになってさ。良い話が聞けるんじゃないかな? いや、聞けるはずだよ。言えよ。w |
クリス | (諦めた顔で)ここではあれなので宿屋に行きませんか? 別の部屋にしましょう…。 |
クリス | もう隠し切れていないようですし、言うしかありませんね。 私が、パストールの森を管理している氏族の巫女姫です。 本来であれば、私の名と巫女姫を結び付けて話す事は掟で固く禁じられています。 ですが知られてしまったのは致し方ない事です。 助けて頂いた恩も有りますので、お話はいたしますが、聞いた話を口外するのは止めてください。 それは約束をして頂かないと、掟を破ってしまった事がバレてしまいますので、そこはお願いします。 |
GM | 特にパストールの村の長老とかにバレると、皆さん自体が命を狙われる可能性も有ります。ご留意ください。 |
クリス | 世界樹という木のお話は聞いたことはありませんか? |
一同 | (なんとなく、聞いたようなと言う感じ) |
クリス | 大きな森の中には、世界樹という木が稀に生えています。 とても大きな樹で、生命力に満ち溢れ、世界を生み出した物の一つ、とエルフは考えています。 エルフは代々、そういった世界樹を守りながら生きています。 その場所の情報は当然のことながら秘匿され、厳重に管理されています。 世界樹にはそれぞれ精霊が宿っています。 精霊が世界樹を生やすのか、世界樹が精霊を呼び寄せるのか、相互に影響しあって、世界樹が多く発生する場所が出来ます。 それらの世界樹は成長するといずれ一つの樹にまとまっていき、大きな世界樹となって、精霊王が宿るようになります。 巫女姫、と呼ばれる存在は、その世界樹の精霊王(ドライアードの王)と契約を交わし、世界樹を管理する、そういう存在なのです。 |
一同 | ふむふむ。 |
クリス | 私が巫女姫になったのは15年前のことでした。 パストールの世界樹は、小さな世界樹、小世界樹と呼んでいますけども、その小世界樹がたくさん集まった中央に大きな世界樹が存在しています。 私はもともと小世界樹の精霊と契約を交わしている、ただの精霊使いでした。 パストールの森の精霊使いはたいてい、小世界樹の精霊と契約をします。 ですのでみな自分の木がある、という感じなのです。 15年前までのパストールの森の巫女姫は、カノンのエルフの英雄、タンジェリンという方でした。 |
マーコット | …w |
一同 | おやぁ…?w |
ヤトリシノ | お腹は大丈夫なのかな?w |
マーコット | 目が泳いでいます。w |
クリス | タンジェリンさんは15年前、パストールの森に立ち寄ったのを最後に、今も行方が分からない状態になっています。 |
マーコット | どこ行っちゃったんでしょうねぇ…(; ・`д・´) |
一同 | w |
クリス | そしてタンジェリンさんがいなくなった日を境に、パストールの森の世界樹に異変が生じるようになったのです…。 具体的に言えば、タンジェリンさんが契約をしていた小世界樹を中心に異形の物体が生えるようになってしまいました。 そして、その樹に宿っていた精霊が狂える精霊となり、手が付けられない状態となってしまったのです。 |
マーコット | (; ・`д・´) |
クリス | 今はまだ大きな世界樹に影響を与えるには至っていません。 ですが、周りの小世界樹がおかしくなってきてしまっていて、それらが広がらないようにする為、止むを得ず、15年前に私が世界樹の巫女姫として精霊王との契約の儀を果たし、その異形が世界樹に影響を与えないよう力を注いでいる状態です。 何が起きたのか、その原因をタンジェリンさんが知っているのではないかと思い、私はたまに森を抜けだしては、タンジェリンさんの行方に関わる情報を探し求めていたのです。 |
GM | 補足をしますと、本来、世界樹の精霊王と契約するというのは、相当力の強い精霊使いしか出来ない話です。 それこそ、英雄クラスのタンジェリンであればこそ、精霊王との契約を交わした訳です。 そしてエルフは長命です。そうそう世代交代なんて起きません。 そのタンジェリンが行方不明になった後、パストールの森のエルフ達は本当に困ってしまったのでしょうね。 まだ100歳にもなってないクリスしか、契約を果たせそうなエルフが居なかった訳です。 クリスはなんとか契約を果たして巫女姫になったものの、異形の対策などは丸きり分かりませんし、その狂った精霊をどうにかする事も出来ません。 他の人の助力も期待出来ず、結局クリスはタンジェリンを探すしか無かった訳です。 |
マーコット | ほんとどこ行っちゃったんでしょうねぇ…迷惑な話ですねぇ。 …痛たたた(; ・`д・´) |
一同 | w |
GM | タンジェリンの、カノンの英雄という話は良く聞きますが、巫女姫の話は掟が有ったので結局誰も知りませんし、そもそもクリスも巫女姫である事を言えませんし、手掛かりの無い状況で探し回る事になっていた訳です。 |
マーコット | 諸悪の根源はそのタンジェリンさんなんじゃ・・・痛たたたたたた!!(>_<) |
一同 | ww |
GM | どうしましょうかね。 |
マーコット | まず、あれですねぇ。 クリスさんからして、今タンジェリンさんが必要なのかどうかですねぇ…。 |
GM | 精霊王云々としてはいらないのかもだけど、何が起こってこうなってるのかは、知りたいんじゃないでしょうかね。 |
マーコット | 私も知りたいw |
クリス | そのぅ。タンジェリンさんを疑っている訳では無いんです。 ただ、タンジェリンさんが帰ってきて居なくなった後から、急に精霊が狂いだして樹木に異形が生えるようになったので、何が起こっているか知りたいだけなんです…。 |
GM | みなさんはSSで知っている話ですが。 タンジェリンさんは呪いが発覚してオーランジュが一旦は見逃してくれた後、マーファの寺院に向かった訳ですね。 それで呪いが解かれず、再びオーランジュの元に戻った訳です。 恐らくはその間に村に戻ったりしてたんでしょうね。 その結果、自分が契約している小世界樹に呪いが移ったのかもしれない。 そしてその後、なんだかんだでオーランジュと一緒にいる事になっちゃって、村に一切帰ってない訳です。 |
マーコット | 何をやってるんですかねぇ(; ・`д・´) (お腹をポンポンと叩く) |
トゥ・ナ | 樹から手とか生えたりしてない?w |
クリス | はい。異形というのは、何やら獣の手足だったり、角だったり、そんな感じなのです。 |
トゥ・ナ | もろ、そのままやんけ…。w |
GM | その樹の周りで精霊(ドライアード)を呼ぶと、狂った精霊が出てきてしまいます。 ソードワールド1.0のケイオスランドで狂った精霊というのが出ていましたが、ああいった感じのものです。 基本的にまともに言う事なんて聞きゃしないし、凶悪だったりします。 |
マーコット | ちょっとお手洗いに籠れば、事情が分かるかもしれません…。 |
一同 | w |
マーコット | (小声で)何をしたんですか!?w |
トゥ・ナ | まぁ、今はともかくとして、その異常をどうにかするにしても、お母さん分離しない事には話が進まないかもしれないよな…。 |
GM | まぁ、話を聞くだけなら、念話をすれば出来るかもしれないですけどね。 ただ、今、タンジェリンは、マーコットの魔力を押さえるので手一杯で話が通じるか分からないですけども。 何かのアクションをする手前ですかね。 クリスさんは身の上話をしているだけなので、まさか関係者が、下手したら当事者が目の前にいるなんて夢にも思っていませんので…。w まずはそれを明かすかどうかじゃないでしょうか?w |
マーコット | 私はおへそを見せたって構わないんですよ?w |
トゥ・ナ | とりあえずタンジェリンの現状を見せる前に、娘だって事を伝えるのはどうかな? |
マーコット | では、そうしましょうか。 実は私の母親の名前は、タンジェリンと言うんです…。 恐らくは同一人物と思います…。 |
クリス | え?! 娘さんがいらっしゃったんですか!? いつの間に! パストールの森のタンジェリンさんですよね?! |
マーコット | ええ。パストールの森のタンジェリンです…。 |
クリス | カノンの英雄のタンジェリンさん…。 |
マーコット | 暗黒の魔術師オーランジュと戦っていた、カノンの英雄のタンジェリンですね…。 |
クリス | お母さんなんですか…? |
マーコット | ええ。お母さんなんです…。 |
クリス | お子さんがいらしたなんて、初耳でした…。 |
マーコット | ええ、私も最近、知りました…。 |
クリス | もう少し詳しい経緯を聞いても良いですか? |
マーコット | どこまで話せば現実味があるんだろう…w |
一同 | w |
トゥ・ナ | とりあえずお腹の話とかかね?w |
マーコット | もう、全部言うしかないんじゃないですかねぇ。 |
GM | オーランジュがダークマジシャンで父親とかもかな? |
マーコット | ですねぇ…。 |
GM | そうすると姿形や、かれこれ聞いた話やら、そう言うのを語るのに30分位ですかね。 クリスとしてはびっくり仰天の話ばっかりです。 かつての敵で子供を作っちゃう辺りもそうですしね。 |
マーコット | 全てを語り終えた後、土下座しますね。w |
一同 | w |
クリス | あなたが謝る話じゃないですからね(>_<) |
マーコット | 実は、ここに、母がいるんです。(>_<) (へその目を見せる) |
クリス | ど、うしちゃたの?それ…。 |
マーコット | これが、あなたが探している、タンジェリンなんです(>_<) |
クリス | え? え? どういう事…。 |
クリス | と、いう事は、タンジェリンさんにかけられた呪いそのものが世界樹に悪影響を与えている、という事のようですね…。 |
GM | さて、ここからが問題です。 まずみなさんに確認したいのは、アンスリュームにかかっていたギアスと、それを解除した話をするかどうか、です。 |
一同 | ? |
GM | つまりこういう事です。 皆さんは止むに止まれぬ事情で、燃えたアンスリュームを助ける為、トランスファーギアスを既に使用しています。 ギアスが解除、というかトランスファー出来るとんでもない呪文を持っている状況です。 オーランジュは元々アンスリュームの為にこれを作った訳も無く、タンジェリンの為にこれを作っています。 つまり、オーランジュはタンジェリンにかけられてるものが基本的にはギアスだと考えているという事です。 それを何らかの方法でタンジェリンに使い、呪いをどうにかするつもりだったはずです。 タンジェリンにかけられてる呪いが世界樹に移動したのか、コピーされたのかは分かりませんが、同質の物であるとしたなら、アンスリュームに使ったトランスファーギアスがクリスの困っている問題を解決するヒントになるのやもしれません。 それを伝えるかどうか、ですね。 クリスとしては現在、原因は何となく分かった、というところです。 しかしながら、それを解決するかもしれない手段をみんなが有してるとまでは、まだ思ってない訳です。 |
マーコット | 私が森に行けば、それが呪いなのか、別のものなのか、母と同じものなのか、そういうのは魔法をかけて調べる事は出来ます。 |
クリス | え?!分かっちゃうんですか?! |
マーコット | 分かっちゃいます…。今までそうしてきましたし。 あ…でも、今この瞬間はちょっとその魔法が使えなくて…。 んもー!誰のせいかなー!(お腹見てる) 痛い痛い!痛たたたたたたた!⊂⌒~⊃。Д。)⊃ |
一同 | w |
GM | という事で、皆さんが街道をなんとか歩いてブラス村まであと一歩といった所で、街道を聖騎士が20名ほど、皆さんを通さないぞというような感じで待ち構えています。 |
一同 | なんか連絡いっちゃってるっぽいね。 |
マーコット | ちなみに今、こちらに何人人間いましたっけ。w |
GM | トゥ・ナ、ヤトリシノ、ルーシア、ライトネス、シャーロット、クエリッサの6人ですね。 (残りは、アンスリューム、マーコット、カミラ、クリス、ベイオースの5人) |
トゥ・ナ | おかしいな。マーモに置いてきた奴らが到着するには早すぎるな。 |
ヤトリシノ | いくら寄り道してきたとはいえ、だよね。 |
GM | (それは村に入ると理由が分かりますが、この段階ではまだ分からないのです) |
トゥ・ナ | ちーす!とか言いながら村に入ろうとしますね。 |
GM | そうすると槍を突き刺すような感じで威嚇されますね。 |
一同 | おやーん。 |
聖騎士リーダー格 | 貴様たちが邪悪に汲みしているという報告を聞いている。 貴様らを村に入れる訳にはいかん! |
ヤトリシノ | その聖騎士たちは王都ロイドから来てるって事だよね? |
GM | それは分からない。 |
ヤトリシノ | まぁ、じゃぁ、とにかく20人くらいが通せんぼしているという事ね。 |
GM | そうですね。 元々20名位の聖騎士はブラス村にいます。 中には見た事もない顔も有りますので、もしかすると街道を警備している衛兵も混ざっているかもしれません。 なので、リスモア辺りから来たのか、途中にあるアゲイル辺りから来たのか。 いずれにせよ、彼らの耳に情報が入るのが早すぎる状態ではあります。 |
トゥ・ナ | うーん。どうしようかな。ここはライトネスの出番かなぁ。 |
ライトネス | (トゥ・ナに向かって) 何も言われなくても、元よりそのつもりだ。 自分の村に帰るのに制限があってたまるか。 普通に押し通ろうとするに決まってる。 |
GM | ではいきなり攻撃を受ける事となります。 4回回避してください。 1回当たり、AV10だったよね。 なので6点通ります。 |
ライトネス | ほぉ。死にたいのか?やるぞ? (これ、やって良いのか?) |
ヤトリシノ | 魔剣抜いちゃおっかなぁ。 でもあれか。ライトネスよりは先にやれないな…。 ちょっと待とう。w |
トゥ・ナ | 最初に絡んできた聖騎士の後ろを取ろうとします。 (ころころ、失敗) 集中力使ってやんぜ! それは成功で再度挑戦!今度は成功だぜ! て事で、背後を取ったぜ? さて、背後を取ったは良いが、何しようかな?w |
マーコット | まさか、今から考えるの?(; ・`д・´) |
一同 | いよいよ脳筋が乗り移ったか。w |
トゥ・ナ | やべぇな。w |
ライトネス | (にやりと笑いながら、棒読み口調で) 私の仲間は、血の気が多いからなぁ。w |
トゥ・ナ | 行動した手前、言い返せないのが、悔しい!w |
マーコット | 仲間は⇒× 仲間も⇒〇 |
一同 | www |
ヤトリシノ | 魔法を使わないマーコットは言葉の切れ味が凄いなw |
ライトネス | (やや調子に乗ったどや顔で) おや?無理して動こうというのか? 死にたいのか?死にたいのか?w |
マーコット | 後ろ姿でも、どや顔が見えるようですw |
GM | もはや主人公側のアクションじゃないよね…。w |
トゥ・ナ | こんな風に騒ぎを起こしてたら、ここらへん妖魔の居住区だから、なんか集まってこないかね?w |
GM | 相変わらず良い読みですね…。w 数ラウンド経ったら自動的にイベントが始まる予定でしたが、もう起こしちゃいましょう。 という事で、マーモの暗黒騎士10数名と、オークなどの妖魔の戦士が、間に割って入るように守る体制を取ってくれます。 |
マーコット | 敵側の行動そのものですね。私達…w |
一同 | www |
トゥ・ナ | でもあれだよな。絵面的には良いよね。 領主を慕って領民が助けてくれる訳だよ。w |
マーコット(プ) | (悪役風の口調で)どうしたんです!親分!! |
聖騎士リーダー格 | ほら見ろ!報告の通りではないか! 妖魔とも通じてこの村を武力で乗っ取るつもりだな! |
トゥ・ナ | ほんとにしてやろうかw |
ライトネス | (聖騎士たちに向かって) お前らがどのように思うかなど、私には関係がない。 この村の領主は私だぞ? 気に入らないなら、さっさと出て行くが良い。 という事で私は村に帰る。ではな。 (と言って、振り向きもせずにさっさと村の方に歩いていきます) |
GM | トゥ・ナが取り残されていますね…。 |
トゥ・ナ | では、ダガーをちょっとだけ首に食い込むようにしてスーッと抜いて、離れます。 |
GM | うっすらと首に血の跡が付きますね。 |
ガートナー | ライトネス殿の自宅には現在行けません。 |
一同 | おや??? |
グレイグ | 聖騎士と名乗る奴らがあんたの家を占拠しているんだ。 |
一同 | マジカヨ。(; ・`д・´) |
セラフィ | お帰りなさい! ああ、カミラ。無事で良かった(>_<) |
カミラ | セラフィム従姉様!( ;∀;) |
GM | ほんの1、2分。抱きしめ合ったり、簡単なやり取りをした後、セラフィは大事な話がある、という事で皆さんは応接に通されます。 |
セラフィ | (クエリッサ、クリス、ベイオースの3人を見てから、パーティにちらっと目線を投げかけてくる) |
トゥ・ナ | ああ、えっとー。話が長くなるのが2人。 こっちのは俺の妹と思ってください。 |
セラフィ | 分かりました。とりあえずお仲間という事で、話してしまいますね。 緊急事態です。 2時間前の事でしょうか。ここに血だらけになったローランドさん(神官戦士のリーダー)とチェリーさんが飛び込んで来たのです。 どうやら、聖騎士たちがライトネスさんの家を襲撃した模様で、その際に、チェリーさんは酷い目に合っていたようです。 残念ながら今ここにカルスさんは居なくて、応急手当しか出来ていません。 まずは早めに治療をして頂けないでしょうか? |
ルーシア | どこですか?!すぐに治します。 |
ライトネス | (能面のような顔になってそれを見ている) |
ルーシア | ローランドさんには、リジェネレーションを使います。 しばらくしたら、切られた腕も復活することでしょう。 |
ルーシア | チェリーさんの回復はヒーリングで全快するまで行います。 |
GM | ローランドは怪我がじわじわ治っていきます。 チェリーの傷は癒えたのですが、目の輝きが失われたような、うつろな感じになってしまっています。 心に相当なダメージを負っているようです。 |
ルーシア | しばらくは私が面倒を見ますので、皆さんは一旦ここから離れてください。 …お願いします。 |
ローランド | 半日ほど前、マーモから帰ってきた聖騎士と神官戦士の一団が、聖騎士たちの詰め所の方にやって来たそうなんです。 その者たちは槍の先に何人かの首をぶら下げてやって来たらしいのです。 それはマーモの魔術師たちの首との事でした。 マーモの城で捕えて、こちら側にあるテレポートの拠点に移動させた後、血祭りにあげたそうです。 そして、詰め所の聖騎士や神官戦士たちに、 「この村の領主はマーモと通じている。このままではヴァリスに再び攻め込んで来る! お前ら、目を覚ませ!」 というような事を喚き散らしていたらしいのです。 |
GM | 本来であれば、そのような話があったとしても、領主の家に襲撃をかけるというような事は考え辛いです。 が、日頃からライトネスは聖騎士にやや横柄な態度を取っていたり、聖騎士も反発したりしていたので、あまり良い関係とは言えない状態でした。 その鬱憤が溜まっていた事と、ライトネスに反発していたリーダー格の聖騎士がマーモから来た聖騎士たちに同調した事により、聖騎士たちが一気に扇動されてしまい、なだれ込むように襲撃に至った模様です。 ところが、ライトネス邸にはチェリーしかいません。 そもそもチェリーは戦士でも精霊使いでもない、普通のエルフの娘です。 抵抗も出来る訳も無く捕らえられ、ライトネス達の居場所も知らないのを素直に知らないと答えていたら、隠し立てをしている、として拷問を受ける事態となってしまったのです。 |
ローランド | 詰め所に私がいれば止める事も出来たと思うのですが、私がそれを知ったのはつい数時間前の事でした。 慌てて館に単身で侵入し、チェリー殿を救出したのですが…。 (辛そうな顔で)もっと早く助けて差し上げたかった…。 |
GM | その戦いでローランドは片腕を失いつつもチェリーを救出します。 本来であればファリス寺院が一番近くなので、そこに逃げ込めば良かったのですが、聖騎士たちが街道をうろうろ歩き回っており、ファリス寺院に駆け込めず、致し方なく、畑の作物などに身を隠しながら、血だらけのチェリーを連れてラーダ寺院に逃げ込んだのです。 ローランドも癒しの術は使えるのですが、戦いでMPをほぼほぼ使い切ったために、自身の治療すら出来ない状態でした。 |
セラフィ | 残念ながら私は癒しの術を使う事が出来ませんので、何とか応急手当をしつつ、全てのマーモの騎士にここを死守するよう命じました。 また聖騎士たちが暴走して妖魔に危害を加える可能性があると思いましたので、急遽オークのグレイグ氏とハーピーのチキータさんに使いを寄越し、防衛体制を一緒に取って欲しいとお願いしました。 彼らは快く引き受けてくれ、暗黒騎士と一緒に今も警備にあたってくれています。 |
GM | ですので、街道沿いで皆さんがひと悶着やってるのをすぐさま感知して、助けに来てくれたのです。 |
セラフィ | この事態を招いたのは我々の存在が大きいと思っています。 騎士達からの報告によれば、聖騎士の詰め所にはすでに100人近くの兵力が集結している模様です。 我々としてはここに居たいのですが、このままでは遠からず、ヴァリスの各地域から兵力が集まり、争いになると思われます。 逃げよう、と進言してくる者もいます。 ですが、みなさんが帰ってくるまで、何とか耐えようと思って待っていたのです。 早く帰って来てくれて本当に良かったです…。 |
GM | マーモの戦士たちはセラフィに対する忠誠心が高いので統率が乱れていません。 そういう意味ではここをちゃんと守ってくれたのはセラフィが皆さんを信じて、何とか頑張ってくれていたからと思います。 |
ローランド | 助けて頂いて、本当に感謝しています。 お恥ずかしい話ですが、私の配下の神官戦士のうち、10名ほどは、謀反の側に行ってしまっています。 神の声を日常的に聞くライトネス様を信じる事も出来ず、自ら神の声を聞く事すら出来ない信仰心の低い輩です。 今現在、手勢と呼べる神官戦士は20名に満たないです。 私の指導の力不足で、本当に、申し訳有りません…。 |
GM | 神官戦士と言えどもレベルが低ければ、信仰心も低く、間違う事も有ります。 |
ローランド | 恐らくですが、聖騎士と神官戦士の一部は馬を飛ばしてロイドの騎士団長や最高司祭へのお伺いを立てるべく、すでに移動をしている事でしょう。 1週間もすれば何かしか大きな動きがあるかもしれません。 |
ライトネス | 話は、終わったか?(抑揚の無い声) |
トゥ・ナ | 嫌な予感しかしないので、近くまで寄って、肩を叩きます。まぁ、落ち着けや。 |
ライトネス | (バカでかい声で)これが落ち着いてなどいられるかーーー!!!! |
トゥ・ナ | (バカでかい声で)分かってるけど落ち着けっつってんだよ!!!! |
ライトネス | …。(イライラ) …落ち着いて、どうするって言うんだ? |
トゥ・ナ | 単騎で行動されるよりはマシだろうがよ。 |
ライトネス | …10人、20人、30人いたところで、たいした事、無いだろう? |
トゥ・ナ | まぁ、それはそうかもしれんが、もう1個0が多いんだよ。 |
ライトネス | …。(イライライライラ) (平静を装ったのがバレバレの声で) 私は自分の家に帰るだけだが? |
トゥ・ナ | まぁな。普通だったらな?今は家が異常なんだわ。 |
ライトネス | (1人でも絶対に戦いに行くという顔) |
GM | トゥ・ナには1人では行くなよ?とか言っておきながら、自分がそうなったら1人で必ず行く娘でしょうね。 |
トゥ・ナ | それが分かっているし、止めたところで絶対に行くのが分かっているので、行く前提で、どうにかしたい、と思ってるところです…w |
ルーシア | 今ここにはいませんけど、ライトネスさんにサニティとか掛けて冷静になるように促す事は出来ますが、多分、良い事が起きない気がします…。 |
ライトネス | それをやったら、しばらく嫌いになるぞ? |
ルーシア | 何も、しません…。 |
マーコット | …。(しばし考え中) 私は、まだ魔法使えなさそうですかね? |
GM | おっとっと。ごめんごめん。この後、言おうかと思ってたんだ。 |
タンジェリン | マーコット。私の方の精霊力の調整は一旦終わったわよ。 あなたが魔法を使った時に魔力の流れがどうなるか確認したいので、何か魔法を使って頂戴…。 |
マーコット | …。じゃぁ、害の無さそうな魔法で。へその目玉にライトの魔法をかけます。w |
一同 | wwww |
GM | (酷いね)w |
タンジェリン | あqwせdrftgyふじこ!!! |
GM | お腹が激烈痛くなりました。 |
マーコット | 痛たたたたたたたたた。⊂⌒~⊃。Д。)⊃ じゃぁ、掛かったんですね…。w |
GM | 掛かりました。w |
トゥ・ナ | (見た目には何だか分からないのでw) また喧嘩してんのか?w |
タンジェリン | 掛かったけどね! |
GM | 相当怒ってますね…w |
マーコット | ひとまず、魔法が使える工事が終わったようです、痛たたたたたたた!!!! |
トゥ・ナ | 終わったようには見えないんだがw(; ・`д・´) |
マーコット | 何か、行うのであれば、お力になれると思いますよ。痛たたた。ふぅ…。 |
一同 | w |
トゥ・ナ | …まぁ、打開策も浮かばないし、このままでもしょうがないんで。 しょうがねーから屋敷まで、帰っちゃうか。 |
ヤトリシノ | うん。 |
GM | みんなで行く?というこのみんなは11人ね? クエリッサとか置いといても良くね?とか思う訳ですが。 |
一同 | 6人パーティで良いんじゃない? |
GM | ほいほい。 |
ヤトリシノ | 自分たちの家だしね。 |
トゥ・ナ | シャーロットさん連れてったら殺戮始まるよね。 |
GM | まぁそしたら追加人員はラーダ神殿を守る、という事にしましょう。 パーティ6人でライトネス邸に向かいますが。 |
マーコット | 街道とか村の状況ってどんな感じなんでしょう。 |
GM | とりあえず、ラーダ寺院の周りはマーモ兵、妖魔兵が厳戒態勢で警備中です。 そして聖騎士の詰め所にはそれなりの兵力が集結中。 時間は陽の光も落ちて薄暗くなっております。 そもそもまだ発展中の村ですから街道自体人通りが多い訳では有りません。 聖騎士が集まって喚き散らしたのを村民は知っています。 とはいえ村民たちは、頭のおかしい領主がやって来たこと自体は分かっています。 「村に色んな種族を招き入れて大きくしていくんだ」という頭のおかしい話を聞かされているので、聖騎士が喚いたところで、何をいまさらと思っています。 ただ、聖騎士たちが槍に首を刺してぎゃーぎゃー騒いでいるので、自分たちもやられたら堪らないと思っていて、扉も窓も閉めて関わり合いにならないようにしている、という感じです。 |
トゥ・ナ | 堂々と街道歩いてくか。 |
GM | (詰め所の前を通るけどここは一旦素通りさせよう) さて、詰め所には通常は門に2人ほどいたりするものですが、今はいませんでした。 そのまま素通りしまして、あっさりライトネス邸に着きます。 |