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リプレイ第3話:王都ロイドへの旅:その1

●目次

登場人物紹介
第3話プレイ始まるの巻
探し物はなんですか?
行きすがらの道

●登場人物紹介

①トゥ・ナ:
人間、スカウト、18歳、男。
長身、長髪、美形のスカウト。パーティのムードメーカー。
大荷物を抱えたままひたすら走り続ける体力の持ち主。
自慢のルックスに女はみんな、いちころ…だといいな。
攻撃は当たらないところからスタートだよ!
けど、裏拳だけは勘弁な!
②マーコット:
ハーフエルフ、ソーサラー、10歳、女。
小さなフードソーサラー。パーティのマスコット的存在、なはず。
パーティのバフを一手に引き受けるバッファー。
本人はハーフエルフであることを隠しているが、パーティの他のみんなはなんかうっすら分かってるような、分かってないような。
フード解禁はいつなのか!
 
③ヤトリシノ:
人間、ウォーリア、17歳、男。
赤毛、天パの傭兵戦士。
パーティの主戦力。基本的には気のいいおにーちゃんキャラ…となるか?
かっこいいところで必ず当ててくる業を持っている。
格上の冒険者だってぶん殴ってみせらぁ!
 
④ルーシア:
人間、プリースト(ラーダ)、17歳、女。
絵に描いたような善良な市民。パーティの衛生兵。男の人はちょっと苦手。
ラーダ寺院で慈善事業をしている身だけども、これからちょくちょく冒険したいお年頃。
敵か味方か分からない相手にまで回復魔法を飛ばしてしまうお人好し。
冒険は知識獲得に有益です!
 
⑤ライトネス:
人間、ナイト、18歳、女。
茶髪、ナイスバディのナイト。
パーティの盾。せっかくの美貌を全く活かせない脳筋娘。
リスモアの領主の娘という貴族設定を持つが、誰も貴族と思ってくれない。
面倒見は良いので困ったらおねーさんに頼りなさい!
とりあえず気に入らなければ神様だってぶん殴る。奇人?変人?だからなに?!
 

●第3話プレイ始まるの巻

GM それでは第3回ロードスセッションを始めたいと思います。
一同 お願いします!
GM (前回のあらすじをつらつら言いながら)
というような感じで、数日後の夕方くらいの酒場で、報酬の分配を終えて一息ついてるところであります。
マーコット(プ) お金の受け渡しって往来でしてるんですか?
GM 一応、酒場の隅っこの席で、こそこそやってる感じでしょうかね。
(宿の部屋でやっててもいいけど)
マーコット(プ) ファミリア(使い魔召喚のソーサラー魔法)
やっていいでしょうか?

GM補足:ファミリア(ソーサラー、レベル3魔法)
 使い魔(ファミリアー)を召喚して支配する。一度にファミリアを1体しか持てない。
 丸3日儀式の準備を行い、その後12時間に及ぶ呪文の詠唱を必要とする。
 ファミリアと術者は精神的につながり視覚や聴覚を共有する。
 ファミリアのMPを消費して呪文をかけることもできる。
 ファミリアがLP、MPにダメージを負った場合、術者も同時に等しいダメージを受ける。
 代表的な使い魔はカエル、白鳩、カラス、フクロウ、黒猫、ネズミなど。

GM 準備に3日かかりますよ?
マーコット(プ) その数日間を充てたいのですが。
GM あー。いいんじゃないでしょうかね。
そうすると後は呪文を12時間唱えるくらいですかね。ちなみに何にするの?
マーコット(プ) フクロウにしようかと。
GM いいですね。じゃぁ。後は呪文のために12時間だけということで。
やるとしたらいつやるか、だね。もう夕方だし、やるなら(子供が徹夜はしづらいかもということで)明日ってことになるんじゃないでしょうかね。
マーコット(プ) なるほど。
GM ヤトリシノさんこの数日何してる?
ヤトリシノ(プ) 特にー…無いな…w 酒飲んでるくらいw

ここで冒険者は普段は何しているのか?みたいな会話をしております。
一か月の宿代が120GPとか、月々の生活費がどのくらいで比較的余裕があるのかないのかとか、そんな話をしています。
また、パーティ内の話でいくと、マーコットが母親を探している辺りの話を口に出していたなら、
多分ルーシアが、母親の特徴だったり、どんな名前でどんな人なのかとか、人探しのためになるような話を
必ず聞くだろうな、なんていう話をしています。

マーコット 探している相手は母親なのですが、私が生まれた時にはもう母親の姿はありませんでした。父の話ではどこかで元気に生きているという話なのですが、父もその間会っている訳でもなく…。
私が持っているこの魔法の書に父からの伝言が書いてあって、「母に会いなさい」というような内容が書いてあったので、探すために途方に暮れているところなのです。
ライトネス お前も苦労しているんだな。(頭わしゃわしゃ)
マーコット それで母親について知っていることと言えば「エルフである」ということなんです…。(といってフードをちらっと外す)

そこにあるのは、よくありがちな、ハーフエルフの耳。
ああ、なるほど迫害を受けるから隠していたんだね…、と普通は思うわけです。
そこに追加で見えたのは鹿の角のようなものが、頭頂部に2つ…。



一同 (やっとハーフエルフの耳が出てくるのか ⇒ イラストを見て)
ああ、うんうん。w
…えええええ!?
GM (お、一気にそこまで開示したかw)
ヤトリシノ ん?……ん!?(二度見系)
トゥ・ナ ライトネスさんよう…
さっき、ぐしゃぐしゃやった時に刺さらんかったんかい!
ライトネス いや、硬い奴だなとは思ったんだけど…w
トゥ・ナ お前はもっと繊細な感覚を持てw
マーコット(プ) 角というか木の枝のようなものが2本、にょきにょきっと生えてます。
トゥ・ナ(プ) 鹿の角みたいな。
マーコット(プ) の、短いの、みたいな。
トゥ・ナ とりあえず母親はエルフなのは分かった…。
お前がハーフエルフなのも分かった…。
ただハーフの部分がヒューマンじゃねーだろ?w
マーコット 父親は人間でしたよ?w
ルーシア (動揺しつつ)
ち、ちなみに、お父様、お母様の特徴というか、お仕事とか、お名前とか、探すのに必要な手掛かりはないかしら?
トゥ・ナ 名前は?
マーコット 父の名前はオーランジュ、母の名前はタンジェリンです。
年の頃は、父は60ちょっとで他界しました。
母親の見た目は23、4歳くらいだったそうです。
(エルフ年齢では200歳越え)
トゥ・ナ(プ) このロリコンが!
GM 23、4はロリコンじゃないんじゃない…?w
トゥ・ナ(プ) (指折り数えて)
マーコットが10で、父親50で、母親見た目23、4なんでしょ?
倍近く違うやん…。w
GM (フォローも兼ねて)
出会った頃は、もしかしたらもう少し年齢差は無かったのかもしれませんね。
マーコット(プ) 村にいる時にはすでに母親はいなかったので、村の人たちも母親は知らないですね。
ルーシア そうすると、お父様が魔法使い?
マーコット そうです。
ルーシア お母様は?
マーコット 詳しくは分からないのです。
マーコット(プ) システム的にはウォリアーかシャーマンか…。
一同 システム言わないw
GM まぁ、みんなが知ってるエルフってのは、戦士か精霊使いだよなってことで…。w
ヤトリシノ(プ) ディードリット位しか知らないけどね!w
ルーシア (少し思案して)
そうしたら、例えば魔術師ギルドがある街でお父様の名前を聞いてみたり、もしくは冒険者のお店で口の堅そうな人に聞いてみるとか、あるかもしれないわね?
お母様は…エルフの知り合いはいないのでどうしたらいいのやら…。
トゥ・ナ(プ) エルフは人里にはすまないだろうからねぇ…。
GM 有名なら冒険者の店でも聞いたことある人はいるかもだねぇ。

しばらくどうやったら調べられるか、というような話をしつつ、今後どうするかについて話がいきます。
このパーティ、このビジュアルでも動じないから本当に凄いよなぁ……。w

マーコット 一旦やることも落ち着きましたし、みなさんこの後どうされるんですか?
ライトネス (前のめりになって)
そういうことなら!実は皆に折り入って話があるのだが!
トゥ・ナ お前はいきなり立ち上がるな!怖いから!
ライトネス すまないすまないw 
実は先ほどまでの話が終わるまで待っていようかと思っていたんだが…w
こほん…。みんなでロイドに行ってみないか?
一同 ロイド?ああ首都か。
ライトネス つい先だって、ロイドの聖騎士団長から招聘を受けたんだ。w
GM 招聘というのは、偉い人からちょっと来なさいと呼ばれるような感じです。
ライトネス 今は戦時中だし、これはいよいよ私に戦場に立て!というお達しに違いない!(机ばんばんばんと、めっちゃ嬉しそうに叩く)
一同 まぁ、落ち着けよw
ライトネス いずれにせよ私はロイドまで行かなくてはならないし、人探しもロイドまで行くのであればついでだし、良いんじゃないだろうか?w
一人で行くのであれば馬で行こうかとも思ったが、皆で行くなら私も歩いて行く。
ロイドには2週間後くらいに着けばいいので、若干余裕もある。
GM ロイドまでの道のりは歩いて10日ほどです。
ライトネス もし同行してくれるのであれば、旅費等は一考するよ。
トゥ・ナ 特にやることもないし、いいかなぁ。
マーコット ぜひ同行させてください。w
ヤトリシノ まぁ、稼げるなら良いかなぁ。
追われてるみたいだし逆方向ならいっか…。w
このメンツで行けるなら安全だし…。w
マーコット 書状の内容の詳細はどんななんでしょう?
ライトネス とにかく、来い。みたいなもんだ。
トゥ・ナ(プ) 書状が来たってだけで開けてすらねーかもしれないな…。w
ライトネス 使い魔の儀式というのが明日いっぱいかかるのであれば、明後日からでどうだ?

というわけで、とりあえず明後日から旅立つことになりました。

●探し物はなんですか?

話が終わりそうな頃、ルーシアさんがまだ気がかりなことがあるようで、マーコットに聞きます。

ロイドに行けば魔術師ギルドはあると聞いたことがあるので、一旦ロイドに行くのは有りかもしれないですね。
ルーシア 探し物がある、とも言ってませんでしたっけ?
マーコット 魔法書も探しているのです。(と自分が持っている魔法書を見せる)
どうやらこれと同じような書物をあと2,3冊あるようでそれを探しているのです。
それも父が残してくれた物のように聞いていて…。



トゥ・ナ なんか、凄く見たことあるな。
マーコット !? どこでですか?
マーコット(プ) そう言えば1話目でも本を持ってるだろとかそんな話が…。
ヤトリシノ(プ) そういやあったな…。w
ルーシア 最近、魔術書探しでも流行ってるのかな…?
マーコット 私以外にも探している人が…。
ルーシア 本に興味があるのでちょっと見せてもらえない?
マーコット どうぞ。
ルーシア 何書いてあるか(古代語だから)全く分からない…。w お返ししますw
マーコット(プ) ちなみに表紙は赤ちゃんのおへそから木が生えていて、鎖が巻き付いているような、そんな絵です。
GM 3冊あるうちの残り2冊の表紙についてですが…。
聞いているのは獣の角や尻尾や体の部位などがあちこちに書いてある書物が1冊。
もう1冊は、クロスした剣に杖が書いてあってさらにその上に1ドル札にあるような目が描かれているというものです。
マーコット 何か手掛かりがあるなら…。
トゥ・ナ なんかここらへんまで出かかってるんだけどな…。w
マーコット 思い出してもらえませんか!
トゥ・ナ あれ、どこだったかなぁ…。
マーコット ぜひ思い出してもらえませんか!何百年かかってもいいので!
一同
トゥ・ナ お前はいいけど、俺は死んでるw
ルーシア やっぱり魔術師のことは魔術師に聞くのが良いかもしれないですね…。
リスモアにはまだ魔術師ギルドは無いけどもうじき出来るという噂を聞いたことがあります。
ロイドに行けば魔術師ギルドはあると聞いたことがあるので、一旦ロイドに行くのは有りかもしれないですね。

まじめな話をしているパーティをよそに、ライトネスはぐでんぐでんに酔っ払って、
上機嫌になって酒場にいる全員の酒代を払い出す始末。

トゥ・ナ(プ) この酔っ払いを実家まで送り届けると同時に、預けてある荷物を見に行きます。
マーコット(プ) 私も付いて行きます。

GM補足:
 特に指定を受けていませんでしたが、荷物を預けてあることとしてプレイされているようだったので、そのようにしました。
 (前回は尾行して家を知ったまでで終わっている)

そこで、ライトネスを送り届けつつ、客室に通されて、ライトネスが荷物を持ってきます。
トゥ・ナが、マーコットに見えないように荷物を漁っていると、
底の方に件の魔術書(クロスした剣と杖と目)の魔術書が何故か入っている…。



GM補足:
 設定では盗品の一部としてGMとトゥ・ナプレイヤーで決めたこととなっています。

トゥ・ナ …なぁ。その魔術書って、高いの?
マーコット どうなんでしょう…。
魔術師的には価値が高いのかもしれないのですが…。
何分中身を見てみないことには…。
トゥ・ナ (俺、どうせ読めないしなぁ。チビっ子に恩を売っておくか)
…ご注文の品です!
マーコット ……!?
どうしてこれがトゥ・ナさんの荷物に!(驚愕)
トゥ・ナ 俺にも分かんねw
マーコット いつ手に入れたんですか!
トゥ・ナ いつ手に入ったかは凡そ見当はつくが、経路は知らんw
マーコット とりあえずありがとうございます!
まさかこんなに早くこんなに近いとことで手に入るなんて;;
トゥ・ナ そうすっとあれかなぁ。
あの青いの(オーシャン(仮))はこれ探していたのかもしれないな。
マーコット 私以外にこれを探している人がいるなんて思いもしませんでしたが…。
どんな価値があるのでしょう…?
GM 渡されたら、見ちゃうよね?
マーコット(プ) 見ますね。
GM ですよねぇ?w(にやり) 
マーコットその書物を見た瞬間にこういうものが書いてあるのが見えます。
(設定資料を複数渡す)
マーコット(プ) …。……。(読んでる) 
………うわぁ!!!
一同
マーコット(プ) な、内容は良いんですよ? 内容は…。
魔法の系統が…。w
今までのプレイヤー経験の中で全く無い! かなりの衝撃ですよ!w

どうやら、とんでもない設定をGMから渡された様子…w

マーコット こ、これは…。何でこんなものが…何でこんなものが…。
トゥ・ナ(プ) あたふたしているマーコット眺めつつ、どうしよ、と思ってます…。
マーコット(プ) 明らかに顔色悪い。汗だらっだらですよ。w
マーコット (トゥ・ナさんのことはかなり信用しているので打ち明けますが…)
これ、禁呪です…。
トゥ・ナ まぁ、お前の動揺っぷりを見てたら、ろくでもねーもんだなってのは分かったよ。
マーコット(プ) これ、TRPGで、プレイヤーに渡されるの見たこと無いです…。w
ヤトリシノ(プ) GMぶっこんできたな…。w
GM 使えるかどうかは分からないです…。w
マーコット(プ) 使いたくない…。w
GM でしょうねぇ…。w
ヤトリシノ(プ) これ、相当えぐい事考えてるんじゃないの…?w
マーコット(プ) これ使う頃にはヤバいことになってるよぅ;;
GM (にやり)
内容はともかくとして、とりあえず系統を見ただけでもヤバいものだ、ということが、分かりましたね。あはは。w
さて、夜も遅いですしライトネスの家からはお暇する時間でしょうかね。
トゥ・ナ とりあえず引き上げるけど。本は取り返して荷物は預けたままにしようかな。
一応マーコットにも言うけど、なんなら預けておいた方が安全じゃねーか?
マーコット 一応、手元に持っておきたいです。

とのことで、ライトネス邸を後にして宿屋に戻ります。
そして、なんだかんだで翌日になります。
宿屋にルーシアが現れます。

ルーシア 司祭長様の許可が降りましたので、旅に同行できることになりました。
人探し頑張りましょうねw
マーコット(プ) 相談したいけど(使い魔の)呪文やらないと…。

という訳で、マーコットのファミリアの儀式が佳境に入ります。
この呪文は使い魔を作り出す呪文で、準備に3日間かけた後、呪文詠唱12時間行うことで使い魔ができるというものです。
事前に準備は済ませていたので、あとは12時間呪文を唱える作業が残っていました。
長い時間かかった末、呪文の詠唱が終わったのは夜20時という時間でした。

トゥ・ナ(プ) 捕まえた奴を洗脳するんじゃないんだな…。w
マーコット(プ) そうなんです。召喚するんです…。w
マーコット (フクロウを見ながら)
この子がいれば偵察にも使えますし、色々便利と思って準備しました。
(机ばんばんばん!)
トゥ・ナ(プ) どっかのスカウト、偵察に役立たないからね!
ルーシア(プ) 術が終わった頃を見計らって、明日の挨拶に伺います。
ルーシア 明日から宜しくお願いしますねw
マーコット あの実はですね……。(と言って、呪文書、禁呪のことを相談する)
ルーシア (魔術書を見ながら顔を真っ青にして声を絞り出すように)
この本…、どうやって、手に入れたんですか…?
マーコット(プ) 汗、だらっだらにしながら、トゥ・ナさんを見ます。
トゥ・ナ(プ) そっぽを向きます。
トゥ・ナ 俺は俺で家(アジトともいう)出る時に気分で持ってきただけっつーか?w
ルーシア すみません…。今日は気分が優れないので帰りますね…。(よろよろ)
マーコット(プ) 自分が本を見せたせいだと思ってます。
ルーシア …いつか、この話をする勇気が出れば、お話しますね…。(退出)
ヤトリシノ ん??
マーコット(プ) ん??
GM じゃぁ、謎を残したまま、翌日になりますw
ライトネスが朝早くから来ちゃってますね! 5時頃です。w
トゥ・ナ(プ) 宿屋の上の階から石投げつけます。
トゥ・ナ 何時だと思ってんだ、馬鹿野郎。
マーコット ライトネスさん、おはようございますw
ライトネス (呪文の)首尾は上々だったのか?
マーコット おかげさまでなんとかなりました!
ライトネス ほう、面妖な鳥だな。そんなものまで呼び出せるのか。凄いな。
…さてw みんな起こして行くぞw
トゥ・ナ (カギ閉める)
ライトネス (がちゃがちゃ)これはなんの冗談だ?w
トゥ・ナ(プ) (仕方なく扉を開けて)朝早くから活動するのはリアルだけで勘弁してくれ!
GM トゥ・ナ(プ)さんの朝は早いのです…w
ヤトリシノ とりあえず朝飯は食べてこうよ。
ライトネス なるほど! 腹が減っては戦ができない! さすがヤトリシノ!
(背中ばんばん!)
ヤトリシノ (よろけたりはしないけど…)
痛い!
トゥ・ナ こんな時間じゃ、飯屋もやってねーよ。
ライトネス 宿屋の親父を起こせばいい。なんなら私が起こしてやろうw

ライトネスと宿屋の親父がやりあう声を聴きながら、パーティはしょうがなく起きます。
宿屋の親父の視線が痛い中、とりあえず食事を済ませ、出発するのでした。

GMの独り言:
 この回、重要なぶっこみがいっぱいあったりするのですが、
 キャラクターも自分の情報をどんどん開示していく回となっています。
 おかげさまで、実は10分くらいで出発しちゃうかな?なんて思っていたら、ここだけで、1時間みっちり使う濃密な状態に。
 GMとしては話の幅が一気に広がってくれたので嬉しい反面、この後の時間を気にしながら、ビハインドを取り戻していく
 セッションとなっていくのでした…。

●行きすがらの道



GM さてさて、ロイドまでの道のりですが。合わせて10日ほどかかります。
リスモアから3日ほど行ったところにフェローという街があって、
そのまま3日ほど北上しますと分岐点にコンルートという村があります。
そこから西にさらに4日ほど進みますと首都ロイドとなります。
早速旅に出る訳ですが(ころころ)…。
一同 振ってる振ってる。w
GM リスモアを出た最初の夜。じゃじゃーん。
ヤトリシノ(プ) さぁ、今日もダイスの神様が、いるか、いないかw
GM ヤトリシノさんのダイスの神様強すぎるんだよなぁ。(ぼやき)
ヤトリシノ(プ) 今日もGMを困らす神ダイスを振ることが目標です。w
GM やめろw
てなわけで、こんな人たちがまたまた現れます。
(とダークエルフ軍団が現れます)
一同 あら、知った顔ですね…。
ヤトリシノ アンスなんとかだ。w
GM (アンスリュームね)

前回、ヤトリシノが本を持ってないことを証明したのですが、それを見ていたダークエルフは
ヴァリスの衛兵に連れて行かれたため、本を持ってないことをアンスリュームたちは知らない状態。
なので、まだまだ追ってくるのでした。

GM では早速戦闘となります。イニシアチブロール。
トゥ・ナ(プ) 10面体一個でしたっけ?
GM そうです。
トゥ・ナ(プ) 7です。
GM そちらが先です。
では盗賊スキル(スカウトスキル:TS)の高い順に行動してください。
①トゥ・ナ、②マーコット、③ヤトリシノ、④ルーシア、⑤ライトネス
の順番で行動することになります。
トゥ・ナ(プ) 前回と同じで、全力移動でおねーちゃんとこまで行こうかな。
GM ZOC(敵の支配領域。その中に入ると行動が制限される)をかいくぐれば
行けちゃいますね。



トゥ・ナ(プ) アンスリュームの隣まで移動します。
マーコット(プ) 悩みどころなんですよねぇ…。
GM おっと、そうだ、今回はGMも真面目に悩まないと…。w 
(魔法一覧を読み出す)
ヤトリシノ(プ) なんだって?w
マーコット(プ) 皆さんにシールドをかけます。DE(防御能力)に+10です。
GM (配置を確認しながら)
ちょっと待ってね。
えっと。そのマーコットのかけようとしたシールドは、マーコットの意思に反してかかりませんでした。
マーコット(プ) (え?魔法は自動成功のはず…)
こんなこと今まで起こったこと無いですね。
GM (何ででしょうねぇw)
マーコット 何かの力場が働いてるかもです!気を付けてください!
トゥ・ナ(プ) 心当たりが一個あるな…w (恐らく魔法の書を指して言っている)
ヤトリシノ(プ) そうね…w (魔法の書のことだと思っている)
トゥ・ナ なんか変な本開いたからじゃねーか?
ヤトリシノ 自分は右のほう行くんで、ライトネスは左を頼むね!
ライトネス 承知!
GM じゃぁ、その左側ダークエルフの回避%は25%なんで、そちらの攻撃%から25引いてチェックしてください。
移動攻撃なんで攻撃%は半分にしといてくださいね。
ヤトリシノ (ヤトリシノは3回攻撃能力を持っているので3回振る)3回外れ。
ルーシア(プ) 前線に行きます。移動攻撃。外れです。
ライトネス(プ) 移動攻撃、3回、3回外れ。
GM ではダークエルフのラウンド。
マーコットさん。3回レジストしてください。
敵の魔法攻撃が3回飛んできたので、抵抗力(RE)チェックを3回行う必要があります。
マーコット(プ) そんな高くないんですよねぇ…。いきなり失敗した…。
GM サイレンスがかかりました。
マーコット(プ) え? 今?
ヤトリシノ(プ)
GM 敵はシャーマン魔法の使い手なので、喋れなくする魔法、サイレンスをマーコットにかけてきました。これでマーコットは魔法が使えなくなります。
マーコット(プ) あれー?でもその前に魔法打ち消されてますよね……?
GM ですねぇ。(それとは無関係なんだな…w)
ダークエルフの後衛組が魔法を使ったので、前衛組はそのまま殴ります。

ヤトリシノに10ダメージ。そこそこ痛かった様子。それ以外は当たりませんでした。

GM では次のターン。イニシアチブ。こっちは2。
トゥ・ナ(プ) 4です。
GM ではそちらが先です。(どうもダイスの目が低すぎるんだよなぁ…)
トゥ・ナ(プ) おねーちゃんしばきます。
ヤトリシノ(プ) お願いします!
トゥ・ナ(プ) 2回とも外れ!

GM補足:
 ここでトゥ・ナさんの魔法のダガーの修正値(FSでなくTSが上がる処理)がキャラクターシートに反映していない問題が発覚しました。
 攻撃が当たらないのはキャラクターシートの数値が間違っていたためです。
 スカウトがダガー使う時はFS修正でなくTS修正となるようにキャラクターシートを作る必要が有りました。
 申し訳ありませんでした。
 今回のセッションではキャラクターシートを電子的に配布できるようにしていて、ある程度自動計算するように作っているために、
 こういう問題がたまに起きます。手書きだと起きにくいのですが…。

マーコット(プ) 私はサイレンスがかかってるので、使い魔のフクロウのなけなしのMPで、
エンチャンテッドウェポンを…ヤトリシノさんにかけます。
FS+20、ダメージ+3です。
GM 使い魔は魔術師とは別にMPを持ってるので魔法を別にかけることができます。
ヤトリシノ(プ) ということは現在戦闘スキル(FS)は101%ですね。w
GM どないな強化やねん!(強化魔法恐るべし!)
ヤトリシノ(プ) てことでさっきと同じ奴を殴る。
-25だって言ってたから、目が76以下で当たり。
(※確率76%、ギャンブルだったら鬼アツです)
1回目当たり、2回目当たり、3回目クリティカル!w
GM 絶対死ぬ奴やん…。w
マーコット ふふふw フクロウの戦力を数に入れて無かったようですねw
ヤトリシノ(プ) 1発目14、2発目11、3発目……。
GM あ、3発目いりません…w 
クリティカルなんで装甲値効かなくてそっちのダメージ+3されて最低7来るのが分かってるので死んでます…w 一人死んじゃったね…。

GM補足:
 この戦闘、訳あって、ダークエルフ側に戦死者が出ると、敵の隊の士気ががた落ちして、一斉に逃げ出す設定になっております…。

ルーシア(プ) 攻撃、外れました。
ライトネス(プ) 1、2回目外れ、3回目は当たり。ダメージは12。
マーコット(プ) スリング打ちます。外れです…。
GM では敵の番ですが。逃げ出しますね…w
そんでもって、アンスリュームさんはそれが見えてないのか
「何やってる!殺せ!」
とか仲間に叫びながらトゥ・ナさんに殴りかかろうとしております。
ころころ。当たり。ダメージは8。
トゥ・ナ(プ) (トゥ・ナの装甲値が4なので引き算して)4点通りました。
GM では次のラウンド、イニシアチブロール、5以上ならそっちです。
トゥ・ナ(プ) 9ですね。じゃぁ、こっちから殴るで。
1回当たり、2回目はクリティカル。ダメージは7と9。
GM そこそこ痛いっすね。
アンスリューム よくもやってくれたね!
トゥ・ナ こちとらやっと殴れたんじゃ!
アンスリューム あーし、絶対許さないからね!
一同 あーし!?
マーコット(プ) ライトネスさんの陰に隠れて射線の通らない位置に移動します。
ヤトリシノ(プ) もう一人のダークエルフに行って移動攻撃します。
1回目外れ、2回目当たり、3回目クリティカル!w ダメージは7と10。
GM 痛いっす…w
ヤトリシノ(プ) なんかもう満足した気分w
ルーシア(プ) 一回攻撃、やっと当たり! ダメージは7。
GM ちろっと痛い。
ライトネス(プ) 移動攻撃、ころころ、3回外れ。
GM 敵の順番ですが。アンスリュームがトゥ・ナに攻撃、1回当たり。ダメージは10。
トゥ・ナ(プ) 装甲値4だから、ダメージ6か。痛てえw
Dエルフたち ちっくしょう。小娘なんかに任せてたら命がいくらあっても足りねぇな!

文句言いながら各自逃げ出して行きます。
後はアンスリュームと囲まれて逃げられないダークエルフ一人だけ。
この後も戦闘は続き、お互いちょっとずつダメージを与え、いよいよ終盤に。

GM では次のラウンドです。イニシアチブ、ころころ。そっちが先です…w
どうしてもイニシアチブだけはそっちに負けるね…w
トゥ・ナ(プ) 高い数字だけは出るんだよw 変わらずねーちゃん殴ります。2回外れ…。
マーコット(プ) 魔法封じられると途端にやることなくなりますね…w
トゥ・ナ(プ) スリング打てるんじゃん?
マーコット(プ) ダメ元でスリング打ちます。外れです。
ヤトリシノ(プ) 移動攻撃で、ダークエルフ殴ります。
GM このダークエルフ、絶対死ぬな…。
ライトネスとヤトリシノに囲まれて生きてる感じが全くしない…w
ヤトリシノ(プ) 1回目外れ、2回目外れ、3回目当たり。ダメージ10。
GM 行動不能になりました。
ルーシア(プ) 行動不能の人を追撃はしないので、防御姿勢をとります。
ライトネス(プ) こちらは追撃するので倒れてるのを殴ります。移動攻撃。1回当たり、ダメージ15!
GM 15!そりゃ死ぬわ…w

戦闘不能のダークエルフへの容赦ない攻撃でダークエルフ2も死亡。ということで敵の順番となります。

アンスリューム (既に味方は倒されているか逃げているというのに、周りが全く見えてないのか)ちょっとあんたたち何してるワケ!? 援護しろ!
GM とか言いながらトゥ・ナさんに殴りかかります。1回当たり。ダメージは5です。
トゥ・ナ(プ) カスった程度。
GM 次のラウンドです。イニシアチブ、2以上でそっちです。
トゥ・ナ(プ) 1…。w
一同 うぉ、ここで負ける?w
GM てことで、こちらから。つっても一人だけなんだよね。(普通は戦闘止めるけど一応振るか…。ころころ…気付かねーのかよ。ふざけるなw)さーて、まだ頭に血が上ってるので、攻撃続行しちゃうもんねw(半ばやけくそ)

GM補足:
 GMとしてはアンスリュームが降参して、情報を出す流れがあっても良いかなと思っていたところでしたが、
 さいころの神様は非情で、極小確率の失敗(出目100)という状況だったので、死ぬかもしれないけど攻撃に移るのでした。
 何でもかんでもさいころ振れば良いってもんじゃないというGMへの戒めです…w

アンスリューム マジ使えない奴らだな!(GM内心の声:オマエモナー)
GM ということで、依然としてトゥ・ナを殴ります。1回当たり、ダメージは8。
トゥ・ナ(プ) 4ダメージ入りました。
じゃぁ、こっちの攻撃です。おねーちゃんに2回当たり、ダメージ11、7。
GM (え、そのダメージ、殺っちまったか…大汗…計算中、残り1!!!)
あ、その攻撃で、戦闘不能になってしまいましたね。
(セーフ!セーフ!)
血だらけで戦意喪失で気を失いますね。
トゥ・ナ(プ) いよっしゃ!やっと働いた!
GM てことで他のダークエルフは逃げるか既に死んでいて、アンスリュームだけ気を失ってる状態です。
トゥ・ナ(プ) じゃぁ、草むらに連れて行って尋問します。
一同 なんで草むらw
GM さて、しばらくすると意識は戻りますが、何ぶん血だらけです。
ルーシア(プ) 血だらけだといつ死ぬか分からないので、少しだけ回復したいのですが…。
トゥ・ナ(プ) せめてふんじばってからにしてくれ。
ルーシア(プ) まずは身内の回復から…。w
とりあえずパーティのダメージは全て回復しました。
GM そうこうしてるうちに、回復はしてませんが、アンスリュームは目が覚めたようです。
アンスリューム よくもやってくれたね!
ヤトリシノ(プ) とりあえず平手一発で。
トゥ・ナ(プ) こいつも大概な奴だな…。w
GM 何から聞きましょうかね?
トゥ・ナ まずはお約束のスリーサイズから。
アンスリューム そんなこと聞いてどうすんのさ。変態!
トゥ・ナ(プ) ハァハァ(*´ω`*)
一同 やべぇな、おいw
トゥ・ナ(プ) さすがにキャラクター的にはしないけど…。w
えっとー、前回こいつは本探してるって言ってたんだっけ?
GM 部下が言ってたね。
トゥ・ナ(プ) 部下か…。
トゥ・ナ ご所望の本はどんな本ですか…。
アンスリューム …何でそんなこと知ってんの?
トゥ・ナ お前の仲間がゲロってくれた。
アンスリューム …あいつらほんと役に立たないし…。
トゥ・ナ だと思うよー?仲間置いて逃げるし。
マーコット(プ) 可哀そうな目で見てます。
ヤトリシノ(プ) 雇い主聞きたいかな?
トゥ・ナ(プ) え?マーモ軍でしょ?
ヤトリシノ(プ) うん、そうなんだけど敢えて本人から聞きたいかな。
アンスリューム 雇い主とか…言える訳無いっしょ…。
本は魔術書ってのを探せとは言われたよ…。
GM (この段階ではこう答えるしか無いんだよなぁ)
マーコット 前回の部下さんは誰かに頼まれてる的なことを仰ってましたよ。
アンスリューム …そんなことまで言ってるの…。マジ使えない…。
GM ちなみにですけど、このダークエルフ隊長、見た目23、4。やや若めに見える。
雰囲気としては黒ギャルでしょうかね?
こんな感じの見た目をしております。褐色の美人です。



マーコット 生まれはマーモの方なんですか?
アンスリューム (しばらく逡巡した後)
…何話したって、どうせ死ぬんだから、いっそのこと殺せば良いじゃん…。
マーコット(プ) なんか、悪い人じゃない気がしてきた。
アンスリューム (ぼそ)…どうせ失敗したら殺されるし…。いつ殺されるかの違いだよ…。
トゥ・ナ ちなみに、お前は魔術書の実物見たこと有るのかい?
アンスリューム 無いよ…。
トゥ・ナ 無いんかい。
アンスリューム そもそも、有るかどうかすら分かってないし…;;
ヤトリシノ(プ) 泣き入ってるのね。w
アンスリューム (ヤトリシノ見ながら)
こいつが逃げるから、こんなとこまで追っかけてこなきゃならなかったし、みんな居なくなるし、血だらけだし。良い事何も無いよ…。
トゥ・ナ (冗談めかして)
彼氏にも振られるし。
アンスリューム 彼氏なんていたこと無いし。
マーコット(プ) 可哀そうなものを見る目で見ます。まぁ私もいたこと無いけど…。
GM そんな泣きが入ってる矢先に、更に泣きっ面に蜂なことが起こります。
どうやら、街道の先のほう、だいぶ遠くですが、ヴァリスの衛兵と思わしき一団がこちらに向かってやってきます…。w
マーコット(プ) どっち方面から?
GM ヴァリス側から。
トゥ・ナ(プ) 色々揉めたくも無いな。死体2つ転がってんだよな。
ヤトリシノ(プ) 誰がやったんだw
トゥ・ナ(プ) あんただよw
マーコット(プ) ちなみにですが、ダークエルフをヴァリスの衛兵に引き渡したら、どうなっちゃいますかね?
GM これは一概には言えないですが、恐らくは生かしてはおかないんじゃないかなと。ただでさえ戦争中ですし…。
マーコット(プ) 私としては逃がしたい気持ちでいっぱいです。
トゥ・ナ(プ) とりあえずずたぶくろにアンスリュームを無理やり入れて脳筋ズに担がせときます。
ヤトリシノ(プ) 脳筋ズとは、誰のことか?w
一同 (ヤトリシノとライトネスを見る)
GM アンスリュームは一旦、言われた通りに袋に入ります。
そうこうしてるうちに、ヴァリスの衛兵が数分後にやってきました。
ヴァリスの衛兵 どうしたんだこの死体は?
トゥ・ナ お疲れ様っす。とりあえず襲われたんで倒しちゃいました!
ヴァリスの衛兵 そうか。ここら辺も治安がだいぶ悪くなってきてるな。
お前たちも気を付けるんだぞ。この死体は俺たちで処理しておこう。
トゥ・ナ お願いしやっす!
ヴァリスの衛兵 ここで野営するのか?
トゥ・ナ もうちょっと進むっす!
ヴァリスの衛兵 そうか。(仲間内で相談してる風)じゃぁな。
GM そう言ってダークエルフの死体を持って、来た道(ヴァリス方面)へと引き上げて行きました。
で、アンスリュームですが、血だらけのまま袋に入って気を失っております。このまま放置すると死にます。
ルーシア(プ) じゃぁ、手加減して回復しますね。7回復。
GM いったん死ぬことは無くなりそうです。
どうしましょうかね。
トゥ・ナ(プ) 夜も遅いしここで野営しよう。
んで、アンスリュームは逃げられない、魔法唱えられないようにして、一旦袋に入れたまま。
GM 分かりました。では朝になります。
ずた袋がもごもご動いております。
トゥ・ナ(プ) 良かった生きてる。とりあえず色々喋る気になったかを確認します。
アンスリューム この袋、ちくちくちくちく、痛いんですけど!
GM で、とりあえずこの子が喋れそうな内容をまとめるとこんな感じですかね。
・マーモ軍に所属しており、隊長してる。
・マーモ軍の上の方からの命令で、魔術書を探している。
 その内容については、他人に漏らしたりしたら殺すと言われているから
 言えない。
・何で探しているかは正直全く分からない。
・でも、上層部の方で、数冊の魔法の書を探しているのは確かだ。
・書いたメモを持ってないからどんな特徴かは思い出せない。
 メモがあれば思い出せる。
・自分たちの隊以外にも、この魔術書を探す命令は出されており、
 血眼になって探している。
 そうで無ければこんな所まで追っかけて来ない。
トゥ・ナ(プ) よし、ヤトリシノの荷物を見せて、安心、いや、絶望させてやろうw
ヤトリシノ ほら。持ってないよ。
アンスリューム くたびれ儲けも良いとこじゃん…。(へなへな)
トゥ・ナ(プ) 他の奴が持ってるかもしれないとか考えられない、あほの子だ。w
マーコット(プ) 可哀そうな目で見てます。w
トゥ・ナ じゃぁ、大人しく同行して町まで行くか。
アンスリューム ちょっと待ってよ…。あーし、この格好じゃ間違いなく殺されるよね…。
マーコット マントか何かお持ちじゃないんですか?
アンスリューム 持ってないけど…。
あー、もう分かったよ。
もうあんたら追っかけ回さないから解放してよ。
殺されるのはマジ勘弁。
トゥ・ナ じゃぁ、解放してやっからもう二度と来んなよ!次来たら草むらだからな!
アンスリューム (解放されて)
じゃぁ、まぁ…。悪かったね。追っかけ回して…。じゃぁね。
(ちょっと距離が開いたくらいのところから)
礼は言わないからね!
(と言って走って逃げていく)
トゥ・ナ それが、ある意味、礼なんだけどな…。w

という訳で、ここの所ずっと襲撃を受けていたダークエルフ集団からはもう狙われなくて済みそうです。
その後、一行は順調に旅を続け、分岐点の村、コンルートまで到着したのでした。

(第3話、その2に続く)


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●本コンテンツについて

・本コンテンツは同好者の間で楽しむために作られた非公式リプレイです。
・2021年にオフラインセッションでプレイしたものをまとめたものとなります。
・動画制作とリプレイテキスト公開を同時進行しております。
・個人の趣味で行っておりますので、のんびり製作しております。気長にお待ちいただきながらお楽しみください。

・原作の設定とは無関係の設定が出て来たりしております。あくまでこちらのコンテンツは別次元のお話と思ってください。
・本コンテンツの制作にあたり、原作者様、出版社様とは一切関係がございません。
・TRPGを行うにあたり、皆が一様に分かる世界観、共通認識を生んでくださった原作者様と、楽しいゲームシステムを販売してくださった関係者の方々に、深く感謝申し上げます。

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【プレイヤー】

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【キャラクター(エモーション・表情差分)】

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・ロードス島戦記コンパニオン①~③
 原案:安田均、水野良、著者:高山浩とグループSNE
 出版社:角川書店

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【シナリオ・脚本】
【リプレイ製作】

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【製作】

・むーむー/むーどす島戦記TRPG会

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