「おなか健康!不老の秘訣!?」
  とし坊 の読んで得する健康情報Back No.39  

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2002/12/16
男性の肥満者は20年前の約1.5倍に、40歳未満の女性はやせている人が増加
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/221989
     MedWaveトピックス 2002/12/13 
厚生労働省は12月11日、「2001年国民栄養調査結果」の概要を公表した。体脂肪指数(BMI)が25以上の肥満者の割合は、20歳以上の男性では、各年齢で20年前の1.5倍前後増えていた。一方、女性では、60歳未満のいずれの年代も、肥満者の割合は20年前より低くなっていた。
栄養補助食品、女性23%・男性17%が利用
  http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20021211d1g1101v11
     NikkeiNet いきいき健康 最新ニュース  2002/12/12
女性の4人に1人が、ビタミンやミネラルの錠剤、ドリンク剤などの栄養補助食品(サプリメント)を摂取していることが11日、厚生労働省の「2001年国民栄養調査」で分かった。男性は6人に1人で、男女とも50代以降の割合が多かった。30代以上の男性では食事を抜く人が増えているとの事。

筆者コメントマーク 健康の為に栄養や食事の内容について考えない方が多い実態が報告されています。さすがに女性の方が関心は高いのは頷けますが、女性の30才代でも「良く考える」方の割合が30%未満というのは、子供を持つお母さんの立場からも、ちょっと心配です。

 1日最低1食、きちんとした食事を2人以上で楽しく、30分以上かけて食べている者の割合は、全体で67.9%。20歳代の男性で最も少なく半数という結果には、以外でした。本当に30分以上も時間を掛けているのでしょうか?ちょっと疑問です。

 外食頻度は20〜59歳の男性で高く、3割前後がほとんど毎日1回以上利用しているといことです。男女とも、外食の利用頻度が高いほど、緑黄色野菜及びその他の野菜の摂取量が少なという結果からも、意識して野菜を摂るように心がけてください。
 男性では食事づくり(食品の買い物、調理)をほとんどしない者が7〜9割、 30〜69歳女性では毎日2回以上食事づくりをしている者が6〜7割。 「健康」を食事から整えるには、女性と一緒に暮らすことが近道の様にも思えます。

 今後、健康づくりのために必要な栄養や食事に関する知識や情報をどこから得たいかの問いには、「よく考える」者でも、「TV・ラジオ」ということですが、TV・ラジオの情報では、一過性の懸念がありますので、インターネットの方が望ましいと思うのは、このページを見ている皆さんだけかもしれませんね?

 栄養バランスのとれたメニューを提供している飲食店や食品売場・職場の給食施設・食堂は、少ないと考えている者は3割以上とのことで、栄養バランスは、自己防衛が必要と思います。

 13年度の調査では、エネルギー摂取量に占める脂質からのエネルギー割合である、脂質エネルギー費については、若いほど高くなる傾向がみられということで、脂肪の摂りすぎからも体脂肪指数(BMI)が25以上の肥満者の割合は、20歳以上の男性では、いずれの年代でも20年前の1.5倍前後増えているということですから、意識して脂肪を摂らない様に致しましょう。
 また、13年度の調査では、栄養食品の利用を調べており、約2割の方が利用してるようで、服用理由は「病気の予防・健康増進」が6割ということは、頷けるのですが、その中身が問題ですね。特殊な成分に限定せずに、自然食品から構成されるサプリメントを選び、食事から摂れない栄養・ミネラル・酵素を補うことが事をお薦め致します。

ブナやペパーミント成分に皮膚老化防止効果――資生堂が究明
  http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20021212e3m1201e12
     NikkeiNet いきいき健康 最新ニュース  2002/12/13
資生堂は、紫外線や乾燥などによる皮膚の老化防止に、ブナやペパーミントの成分が役立つことを突き止めた。皮膚表皮と内部にある真皮の間に存在する表皮基底膜の損傷を修復する作用があるという。
フレンチフライ、ポテトチップにアクリルアミド確認−−米 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/221094
   ----日経ヘルス ニュース 2002/12/09 
『FDA(米食品医薬品局)は、12月4日に広い範囲の揚げ物、焼き物、特にフレンチフライ、ポテトチップ、クラッカーに、高い濃度の発ガン物質のアクリルアミドが含まれていることがわかった、と発表した』という記事。


2002/12/09
にがり:成分に抗がん作用 熊本県立大教授ら解明
  http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/866112/96c689u-0-1.html
     毎日新聞 2002/11/14 
天然塩に含まれる「にがり」成分に抗がん作用があることを、熊本県立大学の奥田拓道教授(生化学)らの研究グループがマウスの実験で明らかにした。副作用はほとんどなく、研究が進めば、がん治療への応用も期待できるという。那覇市で15日から始まる日本体質医学会で発表する。

シワ対策の本命、CoQ10コスメが新登場 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/f_saizen1.html
   ----日経ヘルス FrontLine 日経ヘルス'93/1月号 2002/12/03 
オリジナルサイトの画像にLinkしています。 クリックして拡大できます。
 欧米でレチノール以上に抗シワ成分として注目されている化粧品成分「コエンザイムQ10」(CoQ10)入りの化粧品が日本でも新登場したことにより、肌のシワ対策が大きく変わりそうだという。CoQ10(別名:ユビキノン)は、01年まで、日本では薬剤扱いの成分だったが、2002年になって化粧品成分に登録されたもので、このCoQ10は、肌において加齢と共に減ってくる成分なので、補うことで肌のハリや潤いを感じることができるというもの。

Medwebの記事のURL
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/220062

病気は一つくらい持っているのが良い(藤田病院「すこやか」より)
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/219435
     MedWaveトピックス 2002/12/03 
今ベストセラーを続けている本に、聖路加国際病院名誉院長・日野原重明博士の「生き方上手」という本がある。この本は、90歳を越えた内科医が、御自分の人生から、若い人達への人生の過ごし方や勉強の仕方を述べたものであり、「一病息災」を地でいく日野原重明博士の生き方は、まさに18世紀末の江戸時代に活躍した「解体新書」で有名な杉田玄白の「養生七不可」に尽きる様である。

「養生七不可」を現代版にまとめると、次の様になる。

  1. 昨日のしくじりには、後悔せず。
  2. 明日のことを先に心配せず。
  3. 飲と食とは適度に行う。
  4. 得体の知れないものには、直ぐに手を出さず。
  5. 軽い病気ではむやみに薬を飲まない。
  6. 元気だからといって、無理な働きをしない。
  7. 適度な運動が大切。
老化の速さ
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20021202so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2002/12/02
人間の最長寿命は約120年、マウスは4.5年。種によって寿命は大きく違うが、老化する速度の違いで分類しようという試みが、米国の神経生物学者フィンチらによって提唱されている。それによると、死亡率が2倍になるのに要する時間によって生物は、3グループに大別される。人間の死亡率倍加時間は8.9年。
脂の乗った魚介類、ダイオキシン高め
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002120200248.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2002/12/02 
『脂が多かったり、大都市周辺で取れたりした魚介類は、ダイオキシン類濃度が高いことが水産庁の調査で分かった。国の定めた安全基準(TDI)を大きく上回る魚種もあった。日常生活で口にする機会が多い魚介類を調査対象にしているため、濃度が特に高かった魚種について、追加調査で原因や汚染状況を突き止めることを検討している。』という、記事。
PCB ごく低濃度で脳の発達に影響 米専門誌に発表
  http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Bio/200212/07-1.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学  2002/12/07 
「ごく低濃度のPCB(ポリ塩化ビフェニール)が脳の発達を促すたんぱく質の合成を阻害することが、群馬大学医学部の鯉淵典之教授(内分泌生理学)らの実験で確認された。6日発行の米国の専門誌に発表された。

ナッツ好き女性には2型糖尿病が少ない
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a030/219856
     MedWaveトピックス 2002/12/02 
『アーモンドなどの木の実(ナッツ)やピーナツバターを頻繁に食べる女性では、こうしたナッツ類をほとんど食べる習慣が無い女性よりも、2型糖尿病になる人が少ないことがわかった。米国の女性看護師約12万人の協力で行われた大規模コホート研究、「Nurses' Health Study」の参加者解析で判明したもの。解析結果は、Journal of American Medical Association(JAMA)誌11月27日号に掲載された。』という記事。

2002/11/25

筆者コメントマーク 日頃から健康管理をされていると思われる皇族の方におかれても、突然亡くなられるという報に接し、健康管理のあり方に首を傾げたくなりました。
 高円宮さまが行っていた、スカッシュは相当に激しいスポーツということですから、激しい運動で大量に汗をかくと血液の粘度が高まり、血栓ができるリスクは大きくなるので、運動中は血液の粘性を抑えるため水分を多く取るといった予防措置を心がけることが、ポイントの様です。
 皮肉なことに、同じ日のニュースに、急性心筋梗塞で入院した患者への聞き取り調査で、その危険因子として、最も多くの患者が「喫煙」を挙げたというですが、これって日頃不健康な喫煙をしている傍ら、健康に良いというスポーツをしてプラスマイナス零にしているという、間違った健康感の極みそのもののように受け取れました。
 激しいスポーツで筋力を鍛えるのは良いにしても、スポーツをすることで体に発生させた多量の活性酸素を、運動後の一服で更にその活性酸素を倍加させて、細胞内の遺伝子を傷つけながら、悪玉コレステロールを増やして心臓・循環器系に悪影響を与えているとは、思いもよらないのでは、とても長生きが出来ないし、益々不健康になるのですが・・・。
 長生きの秘訣として、循環器系が“強い”ことも条件であるとのニュースも、更に水を差すもののようにも思われた、一日でした。

「心室細動」スポーツ中に突然死
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20021122so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2002/11/22
 高円宮さまがスカッシュ練習中に急逝された原因とされる心臓疾患は、年齢にかかわらず運動中の突然死をもたらす危険性が最も高い。最近の調査では、突然死の前から心臓の機能異常があったと疑われる例が9割に及び、スポーツ熱が中高年層まで広がる中、日ごろの健康管理が重要。

年齢問わず高い危険
 スカッシュは、テニスコートの1/4の広さの四角い部屋で2人--4人のプレーヤーが壁に向かって小さなボールを交互に打ち合うもので、運動量はテニスの倍ともいわれ、選手の心拍数は毎分180を超えるとの研究報告もあり、このような激しい運動による心臓への負担は相当に大きい。
 高円宮さまの急逝の原因とされる「心室細動」も、激しい運動で大量に汗をかくと血液の粘度が高まり、血栓ができるリスクは大きくなるもの。
 東京都監察医務院が先月公表した調査結果によると、運動中に突然死した約220人(平均35歳)は、約9割に心臓肥大や、心臓に栄養を送る冠状動脈の硬化が見られ、ほとんどが心臓の機能低下に気付かず、激しい運動をしたことが原因。
 比較的安全に見えるゴルフでの死亡例も年間200人に及ぶとされるだけに、日ごろから心電図等の検診を受け、運動中は、血液の粘性を抑えるため水分を多く取るといった予防措置を心がける必要があるようだ。

患者が考える急性心筋梗塞の最大危険因子は「喫煙」、日本人患者への面談調査で判明
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/218304
     MedWaveトピックス 2002/11/22 
『急性心筋梗塞で入院した日本人に対する面談調査で、その危険因子として、最も多くの患者が「喫煙」を挙げたことがわかった。この種の調査が日本で行われたのは初めてで、欧米での調査でトップに来る「ストレス」は、日本では2位だったという。』という記事。
「長寿の秘訣は心臓にあり」、センテナリアンの子供調査で判明
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/218151
     MedWaveトピックス 2002/11/21 
『ボストン医科大学老年医学部門のDallara Terry氏らの報告に依れば、100歳まで生きた人々を欧米ではセンテナリアン(centenarian)と呼ぶが、こうした超長寿者の子供は、平均並みの寿命で亡くなった人の子供と比べ、冠動脈疾患や高血圧、糖尿病の罹患率が半分以下であり、癌など他の加齢関連疾患の罹患率に差はないことが判った。遺伝的に循環器系が“強い”ことが長寿の秘訣と研究グループは分析している。』という記事。
農村の男性は精子が少ない−−農薬の所為か?
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/218045
   ----日経ヘルス ニュース 2002/11/21 
『農業地帯の男性の精子は数、形、活発度で都市部の男性の精子よりも劣るのは、農薬の所為であるという研究が、米国立環境健康科学研究所の機関誌「環境健康展望」(Environmental Health Perspective)のオンライン版で伝えられた。ミズーリ州ブーン郡の男性の精子と都市部の男性と比較したもの。』という記事。

ピロリ菌、ゴキブリが媒介!?
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20021120so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2002/11/20
 胃がんの引き金とされるピロリ菌は、ゴキブリを媒介にして人から人へと感染している可能性があることが、京都府立医大の今村重義医師らの研究でわかった。

 下水道など汚物のある場所にいたゴキブリが台所などでフンをするとその中のピロリ菌は三日間は生き続けるので、ピロリ菌が食材などに付着し、人間の体内に入る恐れがあるわけだ。ピロリ菌は加熱調理すれば死ぬので、生で食べる材料はきちんと洗い、台所や調理場も常に清潔にしておく必要がある。


2002/11/18

筆者コメントマーク  今回は久々に興味ある話題が掲載されていた「MedWave Open Mail」 のメルマガに目を通し、「ボケ予防にはワイン、ビールは逆効果か」というMedWave・トピックス の記事からスタートし、「【医書ランキングfrom bk1】 近藤誠著「成人病の真実」が第1位」が気になりだして、最近は当メルマガでも書籍の紹介が少ないので少し情報を集めてみようかと思っていると、「不老」の文字が飛び込んできました。後はそのまま引きずられるように、不老・老化防止関係のWebを閲覧することになって、今日のこの記事になっています。

▼Amazon.comで見つけた、気になる本
健康本の世界 > 健康法 > 坪田一男
ボケ予防にはワイン、ビールは逆効果か
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/216780
     MedWaveトピックス 2002/11/14 
『デンマークのお年寄り約1700人を対象とした調査で、ワインを飲む習慣がある人には痴呆が少なく、逆にビールでは多いことがわかったという。ワインとビールの飲酒パターンの違いや、ワインに含まれる特定の成分などが影響していると研究グループはみている。調査結果は、米国神経学会の学術誌であるNeurology誌11月12日号に掲載された。』という記事。

 この記事によると、痴呆の発症に影響し得る様々な因子で補正すると、ワインを飲む人は飲まない人よりおよそ2倍痴呆になり難いこと。また逆にビールについては、こうした因子で補正して補正すると、「月に何度か飲む」人では、およそ2倍、「全く飲まない」人よりも痴呆を発症し易く、「週に何度か飲む」人でも、痴呆の発症率が高い傾向があること。ウィスキーなどの蒸留酒でも、「飲む」人の方が「飲まない」人より痴呆発症率が高い傾向があったという。

 この結果は、「ワインは食事と共に嗜むことが多いのに対し、ビールは(飲み会など)特別な機会で大量に飲むことが多く、こうした“飲み方のパターンの違い”が影響しているのでは。」と研究グループは分析している。一方のワイン、特に赤ワインには、老化を防ぐとされる抗酸化成分のフラボノイドの影響の可能性もがあるのではとも考察しているとのこと。

  http://www.ntv.co.jp/omo-tv/01/0225/main.html
     [おもいッきりテレビ > 「今日の特集」 2月25日月曜日 放送分
  1. 「老化を抑える(1)」
      成長ホルモンを増やす
      溜まったからだのさびを出す
      老化への思い込みを捨てる
  2. 「老化を抑える(2)」
      特に寝ている間に成長ホルモンは分泌する。元気で百歳以上生きている人達の平均睡眠時間は女性7時間、男性7.5時間。
  3. 「成長ホルモンを増やす」
      筋肉に負荷をかけることで、成長ホルモンの分泌量が増える。つま先立ち、階段のぼりおりでもよい。(10分〜15分続ける事)
  4. 「身体のサビを出す」
      水分は生命力の源!特に朝の一杯めは、細胞・筋肉・血液がリフレッシュするので大事。刺激が少ない方がよい。
      特に午前10時頃というと交感神経がピークに達しているので深〜い呼吸をしましょう。 呼吸の基本は吐くこと。しっかり吐く事で、たくさん酸素を摂り入れる。
  5. 「思い込みを捨てる」
      春に老化するという思い込みを捨てる。積極的にパートナーを誉めて、一日一回は触る。一人暮らしの人は友達を作りましょう。
≪関連サイト≫
  http://www.tsubota.ne.jp/special/anti.html
     Tsubota.ne.jp
「Anti-Aging=アンタイエージング」とは、加齢に対抗する、歳をとらない!という意味。つまり「若々しく元気に年を重ねましょう!」という超ごきげんハッピーな医学であるとの説明がされておりますが、何故この分野に坪田 一男氏が興味をもったかという説明だけで、具体的にどうするかは説明されていません。 要は、著作物を買って下さいと云うことなのでしょうか?

簡単チェックテストでわかる!!「あなたの本当の年齢は何歳?」

健康情報 食べて健康?:4《満腹ニッポン》
  http://www.asahi.com/life/food/021116a.html
   ----Asahi.com > 生活 > 食べる 2002/11/16 
『「熟すほど、バナナの有効成分が増えるデータは有るの?」。PR会社「L・I・I」の社員杉山さんの一言から研究が始まり、99年、日本癌学会での「熟したバナナほど、免疫活性力が強い」という発表に結実。1年余りにわたるバナナブームが起った。飽和状態の市場で消費を広げるには強い動機づけが必要。学術情報をかみ砕いて健康にいいと伝え、価値を高めるのは、こうしたPR会社の戦略が裏には有った。 』という、記事。

2002/11/10
筆者コメントマーク  今回は、バナジウム水が血糖値を下げる効果があるということで、この辺の情報を探ってみました。

 1987年にバナジウムには糖尿病治療効果があることが報告されて、日本ではその「バナジウムの血糖効果」について、奥田拓道/愛媛大学名誉教授・医学博士が臨床例を発表したという表現が各所に見られました。
 それらの情報を伺うと奥田拓道教授が、「五酸化バナジウムはインスリン作用を示すことから、五酸化バナジウムを含む天然水は成人病の予防および治療ができうる。」と結論づけ第73回日本生化学学会で発表したという情報を引用しているようです。その内容を確かめるまでには到っておりませんが、「高濃度のバナジウム」にはその効果があるということのようです。

 この種のバナジウム水は、Web各所で販売されていますが、選定のポイントは、バナジウムの濃度のようです。 未だ私は試していませんので皆様の目で確かな商品を選んでいただければ幸いです。

  http://www.kokumon.co.jp/yies/backnu/5/2_1.html
     山梨県環境科学研究所 > NewsLetter > Vol.4 No.2 2000/09 
 富士山の水には微量元素バナジウムが他の地域より他の地域の水より50〜100倍高い濃度含まれている。富士山の水のバナジウム含有量は、0.05〜0.1mg/L程度。。一方、1987年にバナジウムには糖尿病治療効果のあることが報告されたことから、富士山の水の糖尿病治療効果の有無に関心が集まっています。はたして富士山の水には糖尿病治療効果はあるのか調査したところ、100mg/Lの高濃度のバナジウムを含む水を高カロリー食を食べている糖尿病ネズミ(マウス)に与えた場合は、血糖値が正常値に近づいたが、0.1mg/Lの水には全く効果が無かった。また、3世代にわたって0.1mg/Lのバナジウムを含む水を糖尿病ネズミに与え続ける実験も行いましたが、その場合でも全く効果は認められなかった。

 これらの数値や実験結果を見る限りでは、いくら他の地域よりバナジウム濃度が高いといっても、富士山の水に含まれる濃度のバナジウムに糖尿病治療効果は期待できないと、報告しています。

  http://www.kenko.com/kenko/contents/2002/0626/kenko_1.html
     ケンコ−コム 

  http://www.h2.dion.ne.jp/~ecoharmo/frame.htm
     (株)エコハーモニー  > 富士山伏流水・ミネラルパワーV34
魚にも「履歴書」/安心な食卓へ導入の試み
  http://www.asahi.com/life/food/021103a.html
   ----Asahi.com > 生活 > 食べる 2002/11/03 
『牛海綿状脳症(BSE)の発生を機に注目された、育てた環境の良さ、薬を使わない飼い方など「安心・安全」に関する食品の「トレーサビリティー」(生産履歴の追跡)が、養殖魚の世界にも「履歴書」が広がっている。生産者と小売店の双方が本腰を入れ始めた。』という、記事。

 養殖魚というイメージからは、いけすの網には海草が付かないように鉛を塗ってあるとか、餌に抗生物質を混ぜているとか、そんなイメージがまだまだ払拭されていないので、このように飼育過程の情報が公開されることは、一つの安心につながりますし、全ての商品に適用される日が一日も早く実現することを祈りますが、そのようにさせるためにも、消費者自身がそのような商品を選んでいって、生産者にそうせざるを得ない波をつくることも必要なのかもしれません。


2002/11/03
  http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2002/0210-5.html#wed
     NHK > クローズアップ現代 2002/10/30放送
筆者コメントマーク NHK「クローズアップ現代」でも腸内細菌の話題が取り上げられるような時代になったのですね。昨晩、友人から電話がかかってきて、以前講演した時に紹介した100%乳酸菌についての質問をぶつけられたのでした。何故今頃そのようなことを訊ねるのかと問いただすと、NHKが10/30に腸内細菌について放映したという。身内に癌患者がいるので、有益な情報を探しているのだとの事。 乳酸菌が大腸癌や肝臓癌を予防するというので、以前私が紹介した乳酸菌の話を思い出したからだという。それで、電話がかかってきた背景を納得したのでした。この番組に登場した理化学研究所の辨野先生の言っていた癌に対しての情報を知っているかという問いに、かつて収集した情報を教えてあげたり、私の長年愛用している乳酸菌も抗がん剤を服用したときの免疫力改善には効果をもたらすことを、身近で見聞きしたことを説明し、その乳酸菌を愛用した肺がん患者の例では、放射線治療後の著しい食欲の減退の症状も少なくて看護婦さんもびっくりしたというエピソードやその乳酸菌の多量の愛用で社会復帰をしたことも紹介したのでした。そして、これらの情報を得た友人から、乳酸菌が癌に良いということを身内の癌患者に説得するができると大いに感謝された昨晩の出来事でした。

 そのようなわけで、今まで集めたこのページの乳酸菌情報と私の乳酸菌摂取による健康法も、少しは人の為に役立たせることが出来たことを実感できた日でした。では、その「クローズアップ現代」のNHKサイトのログ情報を探してみましたが、ちょっと期待外れの内容でしたので、補足する意味で、辨野先生関連の情報を後段に紹介しておきました。


「カスピ海ヨーグルト」という手作りヨーグルトが、口コミだけで主婦の間に爆発的に広がっている背景の一つには、遺伝子レベルで進められる腸内細菌の解明により、カスピ海ヨーグルトに含まれる乳酸菌が、がんへの免疫機能を高めることが分かったほか、ピロリ菌やO-157を抑える菌など、予防医学に応用できる発見が相次いでいる。 また、腸内細菌の構成から罹り易い病気を予測したり、乳酸菌を投与することで抗生物質の使用量を減らす「菌と共存する」医療も模索されている。ヨーグルトブームの深層にある腸内細菌研究の最前線レポート。

▼「カスピ海ヨーグルト」の【作り方】

    1. カスピ海ヨーグルトのタネ(ヨーグルトそのもの)を容器に入れ、牛乳を加える(タネと牛乳は1:10の割合)
    2. 密閉せずに20度〜30度(常温)で発酵させる
    3. 気温などによるが5〜20時間で出来上がり
    4. 出来上がったら冷蔵庫へ。

    ■【タネの入手法】
       11月より京都大学名誉教授の家森幸男さんなどが参加する非営利団体「食の安全と健康ネットワーク」で凍結乾燥したカスピ海ヨーグルトのタネ菌を斡旋。
      [住所]〒650-0023 兵庫県神戸市中央区栄町通4−2−18 キンキビルディング6F
      [電話] 078(360)2468
    ■【家森幸男 京都大学名誉教授:関連著作】
      「カスピ海ヨーグルトの真実」(法研:¥1200)
      「カスピ海ヨーグルト効果倍増レシピ」(アスキー・コミュニケーションズ:¥1200)
▼腸内細菌について
理化学研究所の辨野微生物解析室長らは便の検査を通して、腸内の善玉菌が大腸ガンや肝臓ガンの発生も減らす事を実験で解明している。

    [住所]〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1 理化学研究所 微生物機能解析室
    [電話]048-467-9561

▼乳酸菌を積極的に利用する病院について
大阪府立病院では「外科」で手術前・後に乳酸菌の投与やヨーグルトを積極的に食べるることを勧めている。今後さらに詳細にデータを収集した上で病棟全体に広げていくことも検討している。
    大阪府立病院:〒558-8558 大阪市住吉区万代東3-1-56

筆者コメントマーク
理化学研究所 辨野先生関連の資料として、下記をご紹介致します。

●「腸内革命の威力・・・1996.11. 月刊誌「ゆほぴか」'96/11月号への掲載記事
  O157から大腸がん、肝炎リウマチまではね返す腸の有用菌を大増殖!
という特集記事の、「腸内の善玉菌は大腸ガンばかりか、肝臓ガンの発生も減らす事が実験で判明」という記事中で、下記のように述べています。

理化学研究所 辨野先生『・・・・・悪さをする腸内細菌(悪玉菌)にビフィズス菌や乳酸桿菌等の有用な菌(善玉菌)を添加する事により、発ガンを起こす要因を抑制できる事がわかったのです。
 なぜ、ビフィズス菌や乳酸桿菌がガンを抑制できるのでしょうか。腸内細菌は腸内で細菌の集団(細菌叢)を形成しています。この集団でビフィズス菌や乳酸桿菌が優勢になっていると、これらの細菌が産成する酸によって大腸菌や腸球菌、クロストリジウム菌などの悪玉菌の増殖が抑えられます。そのために、悪玉菌が作り出す有害物質の生産を抑制できるのです。
 又、ビフィズス菌や乳酸桿菌には免疫力(病原菌に対する抵抗力)を高める働きも有ります。免疫力は、外からの異物を攻撃する血液中のリンパ球や、ガン細胞を抑制するマクロファージ(白血球)の働きに支えられています。
 ビフィズス菌や乳酸桿菌はリンパ球の分裂を促進しますし、マクロファージを活性化するのです。そこで、ガン予防の為にビフィズス菌や乳酸桿菌の摂取が薦められています。・・・・・』
●「腸の不調が現代病を招く」日経ヘルス 99/7月号

    腸内で腐敗が起きて毒素が出る 「腸内細菌のバランス」と 「宿便」がカギを握る

    動物の進化で最初にできた臓器は「腸」だという。 その周りに脳が生まれ、血管ができ、手足が伸びた。腸は人体の“中枢”だ。 水分や栄養を吸収するだけではない。内部の腸内細菌を動員して免疫や代謝を担う。 だが、高脂肪食や柔らかい加工食品などが普及した今、腸が危機に瀕している。 カギを握るのが「腸内細菌バランスの乱れ」と、腸内に渋滞した「宿便」だ。

理化学研究所・「微生物機能解析室紹介

▼研究テーマ
  1. 分子生物学的手法による口腔内および大腸内細菌叢の多様性解析およびヒトの健康増進に関与するプロバイオティクスの有効利用に関する研究
  2. Phylum Proteobacteria内の分類体系の再構築
  3. 子嚢菌酵母の系統分類学的研究
  4. 形態と分子系統を基にしたカビ(糸状菌類)の分類学的研究
▼≪発明紹介≫腸管内微生物を検出する自動システムへの展開

おなかスッキリ ヨーグルトYomiuriOnline > 医療と介護 > 健康ライフ

     ヨーグルトがブームだ。おなかの調子を整えるだけでなく、様々な“効能”をうたった商品も出回っている。健康への効果や選ぶ基準は?。元来、若い人ほど善玉菌が多く、悪玉菌は少ないが、高脂肪のファストフード、肉食、繊維質の少ない食品によって、悪玉菌が優勢な腸内環境となるが、悪玉菌の力を弱める「善玉菌」の代表がヨーグルトなど発酵乳製品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌だ。善玉菌が作る酸は大腸を刺激して、腸の動きを活発にし、便秘や下痢を改善・予防してくれる。また、有害物質の発生を抑えることで、がんの予防、免疫力増強、食中毒の予防にもつながる。これらの菌を摂取するのに最適な食品がヨーグルト。最近のヨーグルトには、「LG21」「LC1」などと記号が表示されているが、これは含まれる菌の名前。整腸作用だけでなく、胃かいようの原因になるピロリ菌の減少、感染症の予防など、様々な効果が期待できるもので、厚生労働省が病気予防に有効と認めた「特定保健用食品」(通称トクホ)の認可を与えたものが出回っている。



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