「おなか健康!不老の秘訣!?」 とし坊 の読んで得する健康情報Back No.20 |
2000.03.30
●「食生活指針」の策定について
------−-------厚生省・報道発表資料
3/23に、厚生省から新しい「食生活指針」が示されました。
厚生省の報道発表のコメントにもあります様に生活習慣病対策としての具体的な目標となるような指針を示したと云う事ですが、どうでしょうか?
昭和60年「健康づくりのための食生活指針」と、平成2年「健康づくりのための食生活指針(対象特性別:成人病予防のための食生活指針)」を下記に参項までに掲載しておきましたので、見比べて見て下さい。今までの指針にも具体性が無かったのは、お判り頂けると思いますが、今回の指針においても数値等にて示されて具体性が有るとするのは、「塩辛い食品を控えめに、食塩は1日10g未満にしましょう。」という一項目だけです。
皆さんは、この指針で成人病が予防できると思いますか? 如何でしょうか? 以前にもご紹介した、「食生活の影響を指摘する国際がん予防15カ条」の方が、より具体的です。また、この「国際がん予防15カ条」と比較して項目的には、似通っている点が多い事に気付かれると思います。≪今回の指針における厚生省のコメント≫
『厚生省では、食生活改善に取り組むよう、昭和60年に「健康づくりのための食生活指針」を策定、さらに平成2年には具体的な食生活の目標として、対象特性別の指針を策定してきた。 しかしながら、近年、がん、心臓病、糖尿病などの「生活習慣病」が健康問題として大きな課題となっており、その予防のために食生活の改善はますます重要となっている。また、昨年6月の「第6次改定 日本人の栄養所要量(食事摂取基準)」においては、「許容上限摂取量」が設けられたところである。これらの趣旨を踏まえ、日々の生活の中で「何をどれだけ、どのように食べたらよいのか」、具体的に実践できる目標として、新たな「食生活指針」が策定された。』◎(厚生省、昭和60年)健康づくりのための食生活指針
◎(厚生省、平成2年)健康づくりのための食生活指針(対象特性別)
- 1.多様な食品で栄養バランスを
- ・一日30食品を目標に
- ・主食、主菜、副菜をそろえて
- 2.日常の生活活動に見合ったエネルギーを
- ・食べすぎに気をつけて、肥満を予防
- ・よくからだを動かし、食事内容にゆとりを
- 3.脂肪は量と質を考えて
- ・脂肪はとりすぎないように
- ・動物性の脂肪より植物性の油を多めに
- 4.食塩をとりすぎないように
- ・食塩は一日10グラム以下を目標に
- ・調理の工夫で、むりなく減塩
- 5.こころのふれあう楽しい食生活を
- ・食卓を家族ふれあいの場に
- ・家庭の味、手づくりの心を大切に
成人病予防のための食生活指針
- 1.いろいろ食べて成人病予防
- −主食、主菜、副菜をそろえ、目標は一日30食品
- −いろいろ食べても、食べ過ぎないように
- 2.日常生活は食事と運動のバランスで
- −食事はいつも腹八分目
- −運動十分で食事を楽しもう
- 3.減塩で高血圧と胃がん予防
- −塩辛い食品を避け、食塩摂取は、一日10グラム以下
- −調理の工夫で、無理なく減塩
- 4.脂肪を減らして心臓病予防
- −脂肪とコレステロール摂取を控えめに
- −動物性脂肪、植物油、魚油をバランス良く
- 5.生野菜、緑黄色野菜でがん予防
- − 生野菜、緑黄色野菜を毎食の食卓に
- 6.食物繊維で便秘・大腸がんを予防
- − 野菜、海藻をたっぷりと
- 7.カルシウムを十分とって丈夫な骨づくり
- − 骨粗鬆症の予防は青壮年期から
- − カルシウムに富む牛乳、小魚、海藻を
- 8.甘い物は程々に
- − 糖分を控えて肥満を予防
- 9.禁煙、節酒で健康長寿
- − 禁煙は百益あっても一害なし
- − 百薬の長アルコールも飲み方次第
2000.03.28
●老化の科学入門
〜菅原努著、第二の人生の楽しみ 。「老化学ことはじめ」より
------百万遍ネット≪参項文献≫若い読者諸君には、いささか興醒めのタイトルなのですが、毛嫌いせずに覗いてみていただければ、老化に関する研究の経緯を含めて、最新の成果まで優しく読む事が出来て、高齢化社会を別の視点から見直す事が出来きます。
老化制御が現実的にどんな形になるかを描いた一例が「ガリバー旅行記」であり、この引例からスタートし、高齢社会を迎えた日本でこそ、その活力の維持のために老化を防止し若さを保つことの重要性が再認識されるべきであり、老化研究が今ほど重要性を増している時はないという考え方の元に、話は構成されている。
乳酸菌が長寿に関係しているとする「メチニコフの長寿の科学的研究」のエピソード、高度な医療やケヤーに支えられて100歳に届いたという有病百寿者の現実、人間の歴史的経緯の中での平均寿命の変化における中世時代の疫病流行の影響等、日本人の寿命がどの様に変化してきたかが、掲載されています。
はたまた高齢化社会になって労働人口が減って問題だとする考え方は間違っており、70年前の50歳代が現在65歳代の死亡率という事から、死亡率を一つの健康指標と考えると、日本人はそれだけ若返っていることから、高齢化社会をそれ程心配する必要もないとする考え方は非常に興味深いものです。
平均寿命が延びることは、活性酸素等によって傷つけられる細胞が増えるのであるからガンによる死亡率が上昇するのは当たり前であり、死亡率としてはガンよりも循環器疾患こそ長寿の敵であるというのは、正に頷けるものである。その対策として生活習慣病と云う面から「食餌と健康」にも言及していることも、私としては付け加えておきたいと思います。
環境問題と健康という関連において、大気汚染や内分泌攪乱物質について老化という面における影響は、更に研究が必要であるとしているが、地球温暖化により気候が変化して台風の発生が増え災害死ガ増える事を示唆していることも興味深いものである。
最新の老化に関する考え方として、「老化は遺伝プログラムかすり切れか」という章に紹介されているので、是非とも一読をお奨めしたいと思います。老化に注目した集団の老化速度を表す指標として「ゴムペルツ関数」が解説されており、年令別死亡率を対数目盛りにとって年令に対してプットすると直線になるということで、ヒトの場合はどの集団をとっても40才位以上で直線になるという。面白いことはこの直線部分の傾きが世界中のいろんな集団(国や民族など)で全部同じであるということである。即ち年令と共に段々と死亡率がふえるが、その増え方すなわち老化の早さは世界共通という事実。
この直線が、平均寿命が伸びると共に死亡率の低い方へ下がって来たが、直線の傾きは依然として同じであり、全体として死亡率は下がったが老化のスピードは変わらないという事実。しかしその年令の死亡率を老化の指標としてみるとわが国では同じ年令で も昔より若くなっているということ。これらの事より、私は老化のスピードを落とす為にも、活性酸素対策としてもっと食餌を見直し、果物・野菜を多くして抗酸化性の有る食品を摂りたいと、再認識したのですが、皆さんは如何でしょうか?
▼1.老化研究の目標
▼2.老化をどのようにして研究するのか
▼3.天寿を全うする
▼4.平均寿命と最長寿命
▼5.日本人の寿命---狩猟採集から農耕へ
▼6.日本人の寿命---倭国から江戸まで
▼7.日本人の寿命---江戸末期から現代まで
▼8.高令化社会の構造
▼9.高令化とがん
▼10.高令化と循環器疾患
▼11.寝たきりと痴呆
▼12.環境問題と健康
▼13.生物の進化と老化
▼14.老化は遺伝プログラムかすり切れか
▼15.平均寿命と老化
▼16.脳は老化するか
●「野菜と果物の抽出物を補助食品として摂り,高齢者の喫煙者および非喫煙者が免疫機能を改善する」
●「野菜と果物の抽出物が高齢者におけるリンパ球のDNAに対する損傷を減少させる」
------「ジュースプラスについて学術論文で立証されていること」
2000.03.24
●健康なければなにもない
------情報交差点いささか哲学的な雰囲気を帯びるサイト名ですが、その通りの「健康」に関する作者の思いがほとばしる健康情報で纏められております。●私の「長寿の秘訣?」その健康感の元は、自然治癒力と活性酸素にありというで構成されております。病気の原因の80%は活性酸素であり、特に老化に深く関わるという事。精製加工食品の普及により、植物繊維・ミネラル・ビタミンの不足、食物添加物の大量摂取という食源病に加え、病気を治すためにつくられたはずの薬が、じつは、一つの病気を治そうとする代わりに、つぎつぎといくつもの病気を生み出してしまっているという医原病の恐怖を訴えております。
その為には、『病気になったらまず最初に、バランスのとれた栄養、その次ぎに自然治癒力が生まれ、それでも治らないときに、はじめて薬の力をお借りること!』と説いておられます。私も諸手を上げて賛同致します。
このサイトは、特に「活性酸素」についての情報量が豊富です。
又、「栄養補助食品の使用方法及び選び方 」では、薬ではない為にその効能の判断に誤解があり、「良いもの」とする判断には、短絡志向に陥らない様にとの意見には、賛成です。
私も、乳酸菌やその他の健康食品を利用して老化防止や、便秘防止を長年実践している為に、この意見はよく理解出来ます。皆さんはいかがでしょうか?
▼まえがき
▼健康とは!!
▼なぜ?病気になるのか?
▼日本人は、 栄養不足
▼活性酸素
1.見出し▼体を守る抗酸化物質
2.活性酸素とは
3.活性酸素補足
4.活性酸素種類
▼体に必要な必須微量栄養素
▼栄養補助食品の選び方
▼食物繊維は、体に重要
------とし坊 の健康情報・「Webのつまみ食い」
2000.03.21●ダイエットノウハウ
-------ダイエット通信・HIMAWARI
太っている旦那さんを如何に痩せさせるか、その「ノウハウ集」がきっちりと纏められたサイトです。作者のプロフィールや写真が載っているわけではないのですが、このサイトの文章を読んでいると、不思議な事に私の理想の奥さんの様に思えてきました。・・と、云うようなことでお薦めサイトにいきなりランク入りしてしまったサイトのご紹介です。 成人病が気になる方は特にお薦めです。
自分が痩せるための文章ではなく、パートナーを痩せさせるための管理術としては、まず本人にやる気になってもらわなければならないのですが、ご主人が理屈家だったら相当に勉強が必要になりそうと、勝手に心配してしまいます。(^o^) 「サルもおだてりゃ・・・」何とかで、やる気のないパートナーをその気にさせる方法は、おだてる方法が一番では・・・、とはこのサイトには書かれておりません。それよりももっと男の心をくすぐる方法を心得ておられるようで、男をやる気にさせるには、見栄えよりも「健康」などの大儀名文的な理由を挙げた方が良いと、ちゃんとツボは抑えておられる様です。
そして痩せていた方が、カッコイイ とか言って煽てあげて、のんびり、ゆっくり少しずつ痩せさせるのがBestと説かれております。その為にはパートナーたる女性の手助けが必要ですとのことです。あなたの奥さんは如何でしょうか?
ダイエットする人と管理者が協力しあって、できるだけ楽しく前向きなダイエットを目指すためには、毎日の食事の記録をつけて、内容を大まかにチェックする事が寛容とありました。 毎日カロリー計算なんて、なかなかできるものではありませから、問題となる部分をその記録から見つけ出して、ダイエットする人とミーティングをします。といってもお風呂の効用と併用して、一緒に長くお風呂に入る事もミーティングの一つと考えれば、夫婦円満でダイエット成功間違いなし。(^0_0^)m(__)m
その他に、水は沢山飲むべし、但し浄水器を通した水やミネラルウォータをと、最後に申し添えておられました。
▼ダイエットをはじめるために
やる気にさせようダイエット /痩せる気にならない時のための作戦/やる気になった後は
▼ダイエットの方針と必要なもの
ダイエットの方針/必要なもの一覧 /あると便利なもの
▼太っているの?痩せてるの?
どれくらい太っているのか考えよう /目標を決めよう/体重至上主義に陥らないために
▼ご飯帳で食生活の問題点を見つけよう
ごはん帳をつけ、食生活の問題点をみつけよう /ダイエット時の食事について
▼食生活の改善について考えよう
どうして食事改善が必要なのか、理解してもらおう/ダイエット時の食事について
1.ダイエットの時の食事と食べ物食べ方に関するヒント▼飲み水について
2.参考*日本人に必要な栄養素の量
3.参考*この栄養素はこの食品で。摂りやすい食品一覧
水の重要性について/以外の飲み物は?/どれくらい飲んだらいいの?
▼お風呂に入ろう
お風呂の効能/楽しくお風呂に入るために/入浴時の注意事項
▼体を動かそう
パートナーは運動好き?/運動させるための作戦/こんな運動はいかが?
▼サプリメント
2000.03.16
何故か、私好みの話題が多いサイト「Health Media」。今回は気になる話題が目白押しです。●日本の若年層に忍び寄る糖尿病、動脈硬化
〜米国との「食」内容の比較で判ったこと〜
------Health Media
'00年1月29日、ヤマハホール(東京都中央区)で「生活習慣病と食物繊維」と題して公開講演会(主催:日本食物繊維研究会)が開催され、五島雄一郎氏(東海大学名誉教授)、鈴木正成氏(筑波大学教授)、奥恒行氏(県立シーボルト大学教授)らが食物繊維摂取の必要性を説いたという記事を、先ずはご紹介致します。▼食物繊維の摂取量、1950年代半ば以降急速に減少
▼米国では食物繊維を多く含む未精製の穀類をがん予防で重視
▼食物繊維は肥満解消にも役立つ(ボストン研究者グループ:10年間追跡調査)
▼ジャンクフードに群がる日本の若者、一方米国では・・・・・
▼毎朝、食物繊維の豊富なシリアル摂取で、心臓病の危険性低下
未精白の穀類摂取、心臓病の危険性30%以上低下
●脱「欧米食」へ、がん予防で注目される「日本食」
------Health Media
●”日頃の適度な運動”が健康へ与える影響
'99年12月11日、中央会館(東京都中央区)で(財)がん研究振興財団主催の市民講演会が開催され、この中で、国立がんセンター研究所の津田洋幸氏(化学療法部長)は、「がんはどこまで予防できるか--がん予防研究の進歩--」と題して講演し、そのレポート記事です。
ここでも、抽象的な条件であると個人的には思える、あの日本版「がんを防ぐための12カ条」と、「米国がん研究財団」の「国際がん予防15カ条」の中の8ヵ条が紹介されて、この健康条件の「読み方」としては、穀類、豆類、魚類、野菜の摂取を重要視していること。「がん予防」のための必須項目として日本人が伝統的に摂ってきた食材が、「欧米食の行きついた先」に見直されていることに注視すべき事だと思います。
そして、ガン予防には、日頃から野菜の摂取を心がけることで罹患の危険性が低下するということも記憶にとどめて、毎日の食生活に活かすべきです。▼「がんを防ぐための12カ条」、半数以上が食品と関係
▼米国では「がん予防」のために穀類、大豆、魚など「日本食」に注目
▼大豆を多く摂るアジア諸国、米国に比べて乳がんが少ない
▼肺がん促進、喫煙以外にさまざまな要因浮上
▼野菜の十分な摂取で肺がん罹患の危険性低下
------Health Media
健康を維持するために、栄養成分の摂取やカロリーには気をつけてはいるのですが、やろうと思ってはいても何故か実行が遠のいている”日頃からの適度な運動”について、健康上の重要なファクターとなっているというから、運動不足の諸氏には必見の情報と思います。●”何故コレステロールは蓄積するのか?
日本でも、ここ数年ダンベル体操やウォーキングなどによる適度な運動が肥満や糖尿病の改善に役立つとしてブームになっているようですが、このような手軽な運動の疾病予防効果とについて、特に女性を対象とした世界の調査結果が報告されている。▼1日1時間または少なくとも30分の運動で糖尿病のリスク減少
▼日頃の運動で女性の卒中による死亡のリスクが半減
▼運動は女性の胆石手術の必要性を減少
▼5%から10%の少しの減量でも健康状態に好影響
------Health Media
コレステロール除去食を摂っても根本を解決しなければ無意味であると、いきなり結論めいた項目が目に飛び込んできます。 私も常日頃から、少し疑問に思っていた事でしたので、思わず引き込まれてしまいました。●連載1)”氾濫するアトピー治療に終止符
結果的には、心臓から脳への血液供給の経路での血流量や血流圧の減速、減圧によって、血流が淀むことでコレステロールが溜まるという事ですから、水道管と似たような現象にびっくりしました。
そのような訳で、高血圧症のリスク、コレステロールを溜めないための根本的な処置のポイントは、第一肋骨及び鎖骨の変位を正すことだと説く、神経情報 血液循環研究所 竹田裕彦氏の竹田理論とは?▼”「コレステロールが溜まる2つの要因」〜コレステロール除去食に意味はあるのか”
▼何故コレステロールが堆積しやすい箇所が存在するのか、これまで説明がつかなかった
▼血流そのものが淀んだ状態にある時、コレステロールの堆積やアテローム変性が生じる
▼いくらコレステロール除去食を摂っても血流量や血流圧を減速、減圧している原因そのものを放置している限りだめ
▼血流の慢性的な停滞は高血圧症へと着実につながっていく
ポイント:第一肋骨及び鎖骨の変位を正すことが先決
▼胸郭出口症候群、鎖骨、第一肋骨間の障害者及びその予備軍にきまってみられる血流量、血流圧の停滞
〜90%の改善・治癒率誇る「IANIS-イアニス治療法」
●連載2)脊柱サポート筋肉群とアトピー発症との密接な関係
●連載3)アトピー治療のために必要な認識
------Health Media
▼アトピー新薬は果たして疾患者への朗報となったか・・・
▼クローン病の原因究明からアレルギー発症のメカニズムが判った
▼従来のような、塗る、浸す、浴びるといった治療法では根治にいたらない
▼副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)の問題点
▼ステロイド剤、使用に伴い深刻なリバウンド現象が
▼近年、子供達の間で脊柱起立筋が劣化。アトピー児の増加が懸念
▼「アトピー治療法への提言」〜正しいアトピー治療の選択のために
▼アトピー改善に魔法のような治療薬や療法はない
▼「自己免疫力・自然治癒力の向上」のための6つのチェック
2000.03.13●『自然治癒力←→生命力』'99/10月号
●『自然治癒力を高める食事−総論−』'99/11月号
●『自然治癒力を高める食事−各論− 』'99/12月号
●『自然治癒力を高める運動』'00/01月号
●『自然治癒力を高める運動』'00/02月号
●『自然治癒力を高める心のもち方』'00/03月号
-------日本成人病予防協会の「健康管理情報」
「自然治癒力」とは、人間に本来備わっているところの、身体の失われたバランス、調和、平衡を取り戻そうとする機能です。 病気になるのは、日常生活の中で、どこかで無理をして疲れが溜まったりしてリズムを崩すためであり、その異常・不自然さを自分自身に出すサインが「病」ということなのです。治癒には「場」というものが関わっており、「治癒力」の発現には「きっかけ」があり、それが大きな治癒へとつながることがあります。そして、「自然治癒力」を生かすには、それなりの基本的な条件や鍵となるものがあると説くこのサイトの情報は、120歳までの生きるためのヒントが一杯です。
そのヒントとは、「呼吸・心・運動・食事」という、生命活動の基本的条件にあり、この四つの条件は、お互いの 密接な相互関係と 相互作用を持って、私達の生命活動を支え、変化させているということです。
▼1.自然治癒力とは
▼2.自然治癒力を生み出すためには
▼3.自然治癒力を支える3本の柱
▼4.医食同源の力
▼5.食が体質を変える
▼6.体質を強くする食事
▼7.食べ物は薬以上の薬です
▼8.病気の予防効果が期待できる食べ物
▼9.運動と自然治癒力
▼10.現代社会が生んだ運動不足病
▼11. 体にいい運動
▼12.呼吸と心の関係
▼13.呼吸の仕組み
▼14. 正しい呼吸法
▼15. 心とからだを結ぶルート
2000.03.05●おなか健康とビフィズス菌
-------森永乳業のTopicsのページ
「ビフィズス菌」は、人間の腸内にすむ細菌の一種で、便秘、下痢、病気に対する抵抗力の低下などに対して、おなかの健康を守る重要な役割を果たしている善玉菌の代表です。この「ビフィズス菌」という言葉を知らない人がいないくらい、すっかり知れ渡っている単語ですが、この辺でビフィズス菌について一度おさらいをしておくには、打ってつけのサイトです。●ビフィズス菌を増やすラクチュロースとは?▼食中毒はなぜ子供やお年寄りがかかりやすいの?
▼ビフィズス菌とはどのような菌ですか?
▼なぜおなかの健康にビフィズス菌が重要なのですか?
▼ビフィズス菌を増やすにはどうしたらよいですか?
▼森永乳業とビフィズス菌の関わりは?
▼ビフィズス菌入り製品とはどのような商品か?
-------森永乳業のTopicsのページ
ラクチュロースとは、おなかのビフィズス菌を増殖させて整腸効果を示す乳糖由来のミルクオリゴ糖だそうで、最近のオリゴ糖ブームの先鞭をつけたのがこのラクチュロースなのだということですが、ご存知でしたか?● 腸内細菌学雑誌
肝臓疾患に由来する「高アンモニア血症」という肝機能が低下して血中のアンモニア濃度が上昇し、手足がしびれたり、ひどい時には昏睡状態にもなるという病気の治療薬として、最も広く使われている薬のひとつなのだそうです。▼ラクチュロースとは?
▼ビフィズス菌増殖因子としてのラクチュロース
▼甘味料としてのラクチュロース
▼医薬品としてのラクチュロース
▼ラクチュロースと森永乳業との関わり
-------(財)日本ビフィズス菌センターのページ
(財)日本ビフィズス菌センターは、1981年ビフィズス菌を中心とした腸内フローラと宿主との係わり合いに関する学術情報の収集・提供を目的として、文部省の認可を得て設立された機関なのです。
その中に気になる論文の概要を見つけましたので、ここにご紹介いたします。野菜ジュースやビフィズス菌、植物繊維、発酵乳を飲むことにより、排便回数の増加や腸内の善玉菌が増えていろいろとおなかの健康=種種の健康面に良い傾向が見られるという報告なのです。
▼13巻2号 2000
・緑色野菜・果物混合飲料摂取が健常成人の便性および糞便菌叢に及ぼす影響
▼13巻1号 1999
・ラフィノース含有スープのヒト糞便内菌叢および排便習慣に及ぼす影響
▼12巻2号 1999
・加熱調理した挽肉摂取によって上昇する人尿中変異原活性に対するビフィズス菌発酵乳の抑制効果
▼12巻2号 1999
・ノトバイオートマウスモデルにおける新生児の腸内フローラ形成にガラクトオリゴ糖が及ぼす影響
▼11巻2号 1998
・ヒト糞便の Bifidobacteriumおよび Lactobacillus新鮮分離株の2次胆汁酸生成能
▼11巻2号 1998
・ビート食物繊維がヒトおよびラットの腸内フローラに及ぼす影響
▼11巻2号 1998
・発酵乳の摂取が健常成人の排便回数、排便量及び糞便内菌叢に及ぼす影響
2000.02.24
≪食べ物の怖い話し≫
今回は、毎日食する食べ物について、「健康には、この食べ物が良い」というようなことが種々云われていながら、それが本当は全く違っていたり、かつてはそう云われていたが、その後の研究でその評価が違ってしまったというような事を、纏めてみました。食品メーカーも「健康に良い」ということで盛にPRしますが、その評価が変わってしまった時点では、「かつてのPRは間違っていた」とは、決してアナウンス致しません。だから消費者の記憶には、「良い」という情報しか残っていない事になり、間違った選択を今後も続ける事になってしまいます。その様な情報をまとめてみる事で、少しでも皆様の目に触れる機会が増え、この情報を元にお考え頂く機会を持っていただければ幸いです。
下記の目次にある内容は、「Webのつまみ食い」のコーナに『食べ物の怖い話し』として、纏めました。
≪目次≫
★キレる少年と食事の関係
★ダイオキシン・環境ホルモンから身を守る方法は?
★牛乳信仰の落とし穴
★インスタントラーメン・コーラが骨を弱くする
★植物性のマーガリンが危ない
★薬品が、乳酸桿菌を傷つける
★水道水中の塩素が流産の一因
★ウーロン茶に含まれるアルミニウムが、アルツハイマー病に?
★リノール酸の摂り過ぎは、乳がんに!
2000.02.20
≪花粉症特集≫
私は10年来の乳酸菌摂取で、免疫力好調の所為か全くの花粉症知らず。花粉症の皆さんには、大変な季節到来です。その様な皆さんに送ります。
でも、殆どのサイトの情報は、対処療法が主ですので、悪しからず!。 直すには、長い目での対策が必要のようです。長期の夜更かし等により睡眠不足状態で疲労が蓄積している状態であるとき、バイオリズムの身体リズムの変調期(+から−に変わるとき)に、病原菌に遭遇すると、必ずや風邪をひくという経験則からいっても、体調の悪い時に発病するのは、免疫力の低下を招いているということで、頷けます。
今年は花粉が大量に舞う年ですので、無理をなさらずに、健康に留意しないと、未発病のあなたも発病するかも・・・。
●ヒスタミン・風邪、インフルエンザ及び花粉症と、その発症と予防
------堀尾 武一氏の健康の維持と増進を話題にする談話室
「花粉症の原因と発症」の解説があります。ウイルスや花粉などの病原因子が鼻、口腔、喉などの粘膜に付着すると、 健康状態が悪ければ悪いほど容易に、 風邪、インフルエンザ、花粉症が発症すると解説しています。●臨床的側面からみた花粉症診療
〜座談会 どのように花粉症をフォローアップしていくか
------Medical Tribune[2000年1月27日 (VOL.33 NO.4) ]
▼大学病院における花粉症の診療●科学的側面からみた花粉症診療
〜治療に対する意識の高い患者さんは季節前から来院する
〜アレルギー日記によって重症度を判断アレルギー外来でより詳しく検査
〜減感作療法や手術療法後でも定期的なフォローが必要
▼患者さんとのコミュニケーション
〜花粉症を知ることで治療に対する理解が深まる
〜診療の密度が患者さんの満足度につながる
〜1999年スギ花粉症患者の鼻粘膜変化の1症例
〜座談会 最近の花粉症研究と理想的な花粉症診療
------Medical Tribune[2000年2月3日 (VOL.33 NO.5) ]
▼花粉症を解明する科学的アプローチ●恐怖のインベーダー/スギ花粉大飛散で新患者激増?
〜最近、明らかにされてきた花粉症の増加因子
・ディーゼル排気粒子による環境汚染と抗原量の増多が背景にある。
・環境素因のほかに、女性ホルモンや遺伝的素因が重要。
30代の女性に花粉症がきわめて多い事実。
▼理想的な花粉症治療をめざして
〜初期治療では抗ヒスタミン薬によって症状を速やかに抑える
▼根治療法としての減感作療法の可能性
・減感作療法では数年間の治療継続が必須である。
▼服薬コンプライアンスと患者さんの満足度
〜服薬の意味を理解することが良好な治療効果につながる
------Focos '00/02/16号
東邦大学薬学部の佐橋紀男教授への取材記事。 今年の飛散量は昨年の3倍〜8倍だという声もあるし、さらに多いという説もあり、史上最悪だった'95年に迫る量になるという。「だいたいバレンタインデーに飛散が始まり、雛祭りの3月3日がピーク、こどもの日の5月5日に終了します」との談話。今年はちょっと早めになりそうとのことです。●スギ花粉情報 関東地方の飛散概況
●スギ花粉情報 2000年度の関連記事
------asahi.com
サルも涙、全国的に飛散量は多い! 今年は各地で過去最大の予想。●Yahoo!天気情報・スギ花粉情報地域一覧
■花粉症“風邪と勘違い”ご注意 季節到来早まる[2000年02月04日付 高知版]
●Yahoo! 飛散情報
------Yahoo!天気情報
全国の花粉情報サイトのLink集です
「徐福」長寿伝説 Information ニブロンって? 新着・更新 Home