セントラル・パークの子守歌(Part2) | by Kazuko Maeba in Yokohama |
最初の日の朝食は、疲れもあってホテルのカフェでとったのですが、値段も高めだし、なんとなくつまんなくて、事前に「地球の歩き方」でチェックしてた7th、58Stにあるカフェまで、2日めの朝は、散歩がてら歩くことにしました。結構遠いですね。34丁目からだと。 歩いていくうちに、遠すぎると非難を浴びつつ、やっと到着。まあおいしかったけど、書いてあったようなすごいボリュームではなく、オレンジジュースも、おチョコみたいなコップで出てくるし、御一行の冷ややかな反応が、私を無口にさせました。 次の日から、ホテル近く、7thAve.32丁目あたりのコーヒーショップに行くと、ここはジュース、コーヒーお代わり自由、子供にはコーンフレークも出してくれ、サービスもまあまあで格安でした。日本人は見かけなかったけど。ガイドブックをうのみにするのも考え物ですね。 話戻って、2日目は、朝食後、りすのえさ(食べ残しの機内食)と、上の娘のローラーブレードを持ってセントラルパークへ。 このローラーブレードのために、スーツケースの4分の1を割いたのですが、NYに乗り気でなかった娘に、NYではおとなもローラーブレードはいて公園や道を走ってるよ。というと絶対持っていく!!!とせがまれ、半分言ったことを後悔してたのですが、持ってきて正解でした。セントラルパークの広々としたなかを滑れてとてもうれしそうでした。 りすも沢山いてNYも子供を歓迎してくれるのだなあとしみじみ・・。 それからメトロポリタン美術館へ。広いのなんのって。美術も詳しくないのに、最初の宗教画から1点ずつ観てたら迷路のように迷い込んでしまい、おまけに子供は寝てしまい、旦那さんが上の娘を負ぶって、死にそうになりながら、たどり着いたヨーロッパ近代絵画。 ゴッホやルノワール、すごい名画がガラスごしでなく、明るいライトのもとで飾られているのにびっくり。日本では、だいたいガラスケース超しで、しかも薄暗い照明なので名画もなんかようわからんというのが多いのに。これほんまにほんまもんの絵かなあとか、変な感心をしました。 しかし眠気と重さには芸術の偉大さも勝てず、ささーっとながして美術館を後にし、またセントラルパークで、みんな熟睡しました。3時間ぐらい。 うちの両親はまたせこくて、美術館で入場券を買うとバッジをくれて、それをつけてなかに入るのですが、あしたもこのバッジつけて、いこ。ただで入れるかも知れへん。とか言ってましたが、翌日はちゃんとバッジの色が変わってたとのこと。でもそれなら出てきた人に、3ドルでゆずってーっていったら良かったのに。とどこまでもせこい会話をする私たちでした。 ではこの続きはまた今度。 | |
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セントラル・パークの子守歌(Part3) | by Kazuko Maeba in Yokohama |
では、記憶が消えないうちに旅日記PART3でーす。 ミッキーマウスくん、こんばんは。まさか、NYでミッキーに会えるなんて。それは時差ぼけで、夜中にホテルのベッドで本を読んでた時のこと。 私の視界の端に、何やらよぎるものがあり、ああ疲れもここまできたかと、また本に目を戻してると、錯覚ではなく、 ギョエー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ねずみがベッドの下から出てきたのです。 ゴキブリなら見たことあるけど、ねずみは、漫画でしかお目にかかってないためパニックに陥り、旦那をたたき起こし、ベッドを動かし、どこかに穴がないか見てもらい、子供の鼻をかじられたらとか、スーツケースに入り込んで家まで持ってかえって、家でねずみ算式に大量発生したらとか、いろいろばかな想像が膨らんで、朝まで寝れませんでした。 まあ、チェックインした時から、古いホテルで、少々のことは覚悟してましたが、まさか大都会のホテルで、こんなもんに出会ってしまうとは。 一時は本気でフロントに言って、ねずみが出たから部屋を変えてもらうか、駄目なら、ねずみ取りを設置してもらうことも本気で考えたけど、ホテルを変えないと、どこの部屋でも出る可能性はあるし、あれはミッキーちゃんかもしれない。公園のリスとたいして違わないではないかと、必死で自分に言い聞かせあきらめました。 ![]() 内容は、恐竜の復元骨格の巨大さには圧倒されました。でも、世界一大きなサファイアの原石を見忘れて大失敗。あまりにも館内が広大で、途中から、つい、はしょってしまって。 でも、子供にとっては楽しいスポットだったと思います。思いたい。 午後は、そのまま地下鉄でソーホーのあたりまで行き、ウインドウショッピングをしました。その晩のミュージカル観劇の悲劇は・・・また今度。 | |
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