セントラル・パークの子守歌(Part4)by Kazuko Maeba in Yokohama
その朝電話で予約しておいたと言えば聞こえが良いが、これが大変って、私は特に何もしてないんですけど、最初私が電話して、「こうこうこうで」となんとか伝えて、向こうがなんか言ってるんですけど、何いってんのか要領を得ず、仕方なく旦那さんが変わってくれて、色々確認して予約Noをもらったから、「これで大丈夫と思う」と言ってくれたのに、「なんぼやった?」と聞くと、「70ドル」というので思わず「高いー!!!」と言ってしまい、「そんなんやったら自分で電話しーや」と痛い所を突かれしぶしぶ了承。

一応女性陣は、ドレスアップし、全員で出陣。
そん時は、ちゃんと窓口で切符をもらえるかどうかばかりが気になり、2歳の息子の事はうっかりしてました。まあKING and Iなら子供もきてるはずと甘く見てたのです。席はなんだかずいぶん前でいやな予感。私としては、気分だけ味わえれば最後列で充分というか、そうしたかったのです。(いやー、苦労して電話予約してくれた旦那さんに、文句はいえまへん。はい。)
なんか斜め前の、うるさそうなおっさんが(もち外人)二人。我が息子は、とてもいい子にしてたのですが、舞台が派手なので、つい声が時々出るのです。でも、絶対うるさい事はなかったと思います。しかし、そのたんびに、じろーっとふりかえり、にらまれてしまい、劇よりそっちが気になって、やっと寝かかったと思ったら、途中休憩で場内が明るくなりお目覚め。
旦那さんはその気疲れのせいか、急に腹痛を起こしてしまい、もったいないけど、息子と先にホテルへ帰る羽目に。悪いなあと思いつつ、やっとゆっくり観劇できると思ったら、今度はおじいちゃんが、飽きてきたのか、眠かったのか(確かに長かったが)、途中でもう帰ろうと言い出し、そんな前のほうで、クライマックスに席を立つ非常識な事は出来るはずもなく、なんとか無視してたのですが、最後の拍手のところで、タクシーがなくなるとか言って、押し出されるようして出てきました。我が親ながら、ほんと参りました。

ここで反省。おじいちゃんに、どんなに泣き喚いても、息子の子守りをホテルでしててもらうべきだったと。おじいちゃんも、つきあいで行ったから、楽しくなかったのかも。その日は口も聞かず、それぞれの部屋へ帰ったのですが、間に入ったおばあちゃんも気の毒だったし、私も旦那さんに愚痴って、すっとして、次の日にはケロっと仲直りしました。
まあ、旅行中、一回は誰かがけんかしますよね。疲れもピークに来てたのかも。

翌日はナイアガラツアー。これはもう、おまかせオプショナルツアーなので、のんびりしたもの。
この続きは次回です。
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