数想空間 / NET
人工物のネットに限らず、自然界にはマスクメロン、葉脈、セミやトンボの羽など、さまざまな文様があります。それらに対しあまりにも単純な網目ではありますが、それでも、目を捕らえて離さない美を実現してくれます。
![]() 碁盤目双丘 [49k] | ![]() 碁盤目崩網 [72k] |
左は均一な乱れの細かい目のネットで作った、関数による双丘です。右は、中央から隅にゆくに従って乱れを大きくした網目そのものです。下の三角目、亀甲目も同様です。 カクカクッとした感じで、けっこう気にいってます。 |
碁盤目 2000.11 by Tsutomu Higo
![]() 三角目双丘 [44k] | ![]() 三角目崩網 [91k] |
これは斜めの線が多いため、線が渦巻いてというかこんがらかって、ちょっと煩いものになります。 |
三角目 2000.11 by Tsutomu Higo
![]() 亀甲目双丘 [39k] | ![]() 亀甲目崩網 [77k] |
円に近くなるため均整がとれてきます、美しさでは一番かもしれません。一番気に入ってます。 |
亀甲目 2000.11 by Tsutomu Higo
![]() 単丘 [44k] | ![]() 環網 [78k] |
基本的には右の「環網」のように平面上に網目を形成するものです。左の「単丘」は、位置を歪ませてパラボラ状としています。 |
平面環状三角目 2000.11 by Tsutomu Higo
![]() 単窪 [33k] | ![]() 球網 [79k] |
左は、上下方向の結線の一部を省略したものです、紐がぐるぐる巻いてゆくのがよく判る、ちょっと造形っぽいものです。 |
球面環状三角目 2000.11 by Tsutomu Higo