2004年4月

療育手帳
 療育手帳の判定のため市の児童相談所に行ってました。
診断は一人ずつ行われます。私(父)は室外で子供と待つ(遊ぶ?)係り。
同じ場所での時間の過ごし方でも、二人はまったく違います。
ゆうたは、はじめは廊下を嬉しそうに走っていましたが、すぐにベビーカーに乗せろ、と私の手を引っ張ります。それならとベビーカーに乗っけて児童相談所の周辺を散歩して戻ってきても、またベビーカーに乗ろうとします。はじめての場所に不安があるのかな。ベビーカーに乗れば家に帰れると思っているかもしれません。
一方、こうたは廊下を駆け回ったり、スロープを駆け下りたり、隣接する通園施設に入り込もうとしたり、よく遊びました。丸い柱を使ってかくれんぼをすると大喜びです。

 診断は、発達テストと親からの聞き取り、医師との面談から行われました。
結果は4段階(最重度、重度、中度、軽度)のうち中度。二人とも言葉の理解や身辺自立はほとんど出来ない状態ですが、2歳8ヶ月という年齢を考えるとこんなものかな、という感想です。
(関連ページ:3人の先生


広島森林公園

 桜の花を目当て広島市森林公園に行きましたが、ほとんど、葉桜になっていました。しかし、子供たちにとっては桜なんかどうでもいいこと。今回も大いに遊んでくれました。
 私はゆうた担当。走り回る彼の後ろを着いていって、危険なことや人の迷惑になりそうなことを止めさせています。
 さて、いつものようにご機嫌で公園の中を走り回っていたゆうた君、公園の端っこで岩場や芝生の斜面に続く階段を見つけました。丸太でできた階段はゆうたには降りるのが難しく私に助けを求めてきました。
手をつないで階段を下りると、こわがりのはずのゆうたが果敢にも岩場に挑んでいきます。大人でも足場を慎重に選ばないと危ない岩場。ゆうただけでは転がり落ちかねません。「ゆーくん、手をつないでいこう。」
もともと慎重派のゆうた君、こういう場所ではしっかり手を握ってくれます。心配していた急な斜面ではおしりをずりずりと滑らして降りていきます。滑り台でも滑っている感覚なのかな。楽しそうな顔です。
岩場を過ぎると芝生の斜面。ゆうたは駆け下りていきます。時々、足がついていかなくて転んでしまいますが、へっちゃらでまた走り出します。広い場所で思いっきり遊んでいる姿をみると、こちらも嬉しくなってきます。結局、一番下まで降りてしまいました。「よく降りたな、すごいぞゆうた。」
でも、降りてきたのはいいけれど、元の場所まで急な坂道が300m。下り坂なら手をつないでくれますが、登り坂ではつないでくれません。抱っこで登れるかな・・・。
父の不安をよそに、ゆうたを坂道に誘導すると寄り道をしながらも登ってくれました。よかった、よかった。

 急な斜面を降りるのがよほど楽しかったのか、次の日、遊びに行った公園でも、ゆうたは柵の向こう側に急な斜面を見つけて私の手を引っ張って行きます。でも、それは池を囲む柵、斜面の先は池。やめてくれー。
階段があるのにわざわざ横の斜面を降りようとするゆうた君。変なこだわりを作っちゃったかな。まあ、楽しそうだからいいんだけど。
(関連ページ:レジャー三昧の週末

上から下りてきました こうたと桜



日々の出来事 目次へ
ホームへ