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* 旅行記 ビクトリア3日目 *


晴れてくれ〜
■ビクトリア今日こそ晴れる?
97.09.27


今日も散歩から始まります。
そして またしても、太陽の昇る方向 左に進路を取って歩きます。今日も、天気は曇。雲と雲の間から差し込む陽の光は綺麗です。フンフンと同じ道を辿って、昨日見つけた秘密の場所へ向かう。前回に書きませんでしたが、実は「私の秘密の花園」なーんて名前を付けた場所があります。

ひたすら海岸沿いに歩いていくと、コンクリートの道に変わって左へ行く道がありました。たぶん、普通は道なりに左へ行くのでしょうが、草に覆われた獣道らしきものが前に続いていました。どう見ても、前に進むと草や木にぶつかって、そのまま進めなくなりそうだったのですが、獣道はそこへ続いています。

好奇心をツンツンつつかれて、草を避けながら、木と木の細い間を抜ける。すると目の前には木で作られた階段が・・。おおっ、こんなところに階段がー! 


ギシギシと階段を下りると波の寄せる綺麗な場所へ行き着く。それが昨日の話。私の「秘密の場所ちゃん」と自分勝手に名付け、今日も階段を下りていく。ところが昨日はなかった景色に出会ってしまいました。長靴履いたおじさんが向こうから歩いてくる姿が目に映る。私の秘密の場所はオヤジの釣り場・・・。

今日の朝食はフルーツの盛り合わせと、マフィン、卵にハム、オレンジジュース。今日もオヤジ(オーナーの名前が分からない間、私たちの間ではオヤジと呼んでいました。)は、半袖のTシャツとジーパン。そして、隣に座ったドイツ人カップルは何か様子が変でした。

男性の方は、うきうき顔で食事にパクつき、女性の方は、だるそうな感じで溜息をついて天気が悪いのにとつぶやく。「どうしたの?」と聞くと、何でも今日はクジラウォッチングする予定だとか。今まで余り話さなかった男性が、急に「そうなんだよ。クジラを見るんだよ!」と、どんなに楽しみにしているかを無邪気に話しはじめた。おおい、君はそんなに話せたのか?と驚いていると、その隣で彼女が、でも天気が良くないのにと、また天気を理由に辞めようと説得に入る。そこからドイツ語の会話。彼女はまったくノリ気ではなかった。彼は「でも、明日は移動日だぞ。今日しか日がないんだー。」と切々と私たちに訴える。

見かねたオヤジが、ツアー会社に電話して、今日やるのかどうか聞くと同時に、予約もしてあげると言った。結局、ツアーは決行。女性は嫌々男性に引きずられるようにクジラウォッチングに出かけて行きました。バイバイ、楽しんでおいで、と無責任に手を振ってあげました。


引きずられる女性を無責任に手を振って見送った場所。

さて、私たちは、朝のんびりして11時頃に町へ繰り出しました。町にはバスで行こうと言う彼女らについて、近くにあるバス停へ歩いていると、一人のおじいさんが私たちを呼び止めました。「おおーい、君たち。どこへ行くつもりかね?」「町です。」「なら、この道じゃないよ。」「でも、バスに乗るつもりなので。」という言葉におじいさんが、びっくりして「ぬあに!」と叫ぶ。私たちの頭から足下まで見つめて、「君たちの一人も足が悪いようには見えんぞ。健康な足があるんだ。歩きなさい!」「はあ。」「10分くらいで着く距離をバスでいくなんて、とんでも無い!」

ともかく、歩きなさいと説教が続き、3人回れ右。おじいさんは満足げに「うん、若いんだからの。歩きなさい。」とニッコリ。親切な人がいる町ビクトリア。私は大好きです。ビクトリアの町でバスを使おうと思ってはいけません。ビクトリアは小さい町。ブッチャートガーデン以外は歩いて観光できます。

今回は、ここまで。まだまだ、この日のイベントは夜まで続く。





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