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* 旅行記 バンクーバー2日目 *


観光開始!
■サイクリングでGO!
97.09.19


朝起きると、快晴 ! 気温も暖かく半袖でも平気なくらいです。個人旅行でうれしい事の一つは、起きる時間を自分で設定出来ることです。充分寝て、遅い朝食を作り出す。

カナダ最初の観光はサイクリングで始まりました。近くにレンタルバイク屋さんがあるかMr.Moeに聞くと、隣にあるよと誇らしげに言われました。なんてラッキーなんだ。これは幸先が良い!と喜んで隣の店を覗くと、確かに自転車がたくさん置いてありました。さっそく、店に入るとヒョロと背の高い店員さんがいました。自由に自転車を選んでくれと言われて、店内を見回すと、1台として同じ種類の自転車がない事に気づきました。天井からぶら下がっていたり、壁に立てかけてあったりと様々。

様々な自転車があることは分かった。しかし問題は、まともな自転車があるのか・・・疑いを持ち始めました。私たちには大型の自転車だったり、(要するに足の届かない自転車です。笑)車輪が付いていないもの、サドルがないものと、本当に様々・・・。選ぶのに苦労しました。

しかし、店員が言うには「ノー プロブレム。」 なんでも、「すぐに直せるからどれでも好きに選べばいい」と言う。 そのうち、無難な自転車を3人がそれぞれ決めましたが、それでも自転車に不備がありました。私の自転車はパンクしていたし、友人の自転車にはペダルがない。すぐ、店員が直しにかかりました。選んだ自転車に合うペダルを求めて時間を取り、パンクを直し、道順を教わり、結局、店に入って自転車に乗るまで1時間掛かりました。レンタル時間をちゃんと1時間減らしておいたから楽しんでおいで、とニッコリと店員さんが笑う・・・・。私たちの後に自転車をレンタルした人は運が良い。待たずに乗れたはずです。(笑)

さあ、出発だ! 店員さんに教えて貰った道を行くと、余り自動車が通らない安全な道に出ました。サイクリングがてら、今日の食材を求めようとグランビル・アイランドに行く計画。住宅街を走って行くうち、丘のような場所に行き着きました。パーキングエリアへの矢印が丘の上を指して、これは何かありそうだと、少々きつい坂を上り始めました。運動不足の私には結構辛いなんて思っていると、芝生の上でリスがピョンピョンはねている姿が目に入りました。カナダに居れば何度も見る光景ですが、まだ2日しか経っていない私たちには、うれしい遭遇でした。「おお! リスだー」と思わず途中で止まり、リスの動きを目で追いました。

リスに満足して、自転車を漕ぎ始めようとすると、助走もできない坂の途中。よっこらせと益々きつい坂を登ると、目の前に観光バスが何台か止まっていました。ここは、観光名所かもと、看板を見ると"クイーン・エリザベス・ガーデン"と書かれていました。

さっそく、ガイドブックを取り出して調べると載っていました。自分たちのいる位置を確認すると、まったく距離を稼いでいないことに気づく。エリザベス・ガーデンは高台にあるため、眺望は良く観光客は大満足です。そして、9月だというのに、花々が咲き誇っていました。ぽかぽかした気持ちの良い日で、カナダへ来て実質1日目、行き当たりばったりで、こんな所でのんびりしているのは不思議な感じがしました。軽く食べられるカフェに入ってジュースを飲みながら、買ったばかりの絵はがきを袋から取り出して、友人宛に書き始める。とうとう、カナダに来たぞ!! と。

とてもグランビル・アイランドに行き着けない、と気づいたのはずいぶんしてからです。エリザベス・ガーデンの丘から降りると、まっすぐな道をひたすら進んでいきました。ああ、なんて気分が良いんだ幸福だーと思いながら、結構走ったなあと呑気に考えていたら、ふと、空港への看板を見かけてしまいました。「何故空港・・・?それとは反対の方向に向かっているハズなのにー。」危険信号が頭の中でやっと鳴り響く。地図を広げて現在位置を確認すると、自分たちがまったく正反対の方向へひたすらに進んでいたことが判明。そう、完全に道を間違えたのです。時差ボケの成果とでも言いましょうか、地図を見ずに感覚で方向を決めていたことに気づきました。一応、ダウンタウンに向かうバスと同じ方向に向かっていたのに、バスはどこかで曲がって、方向を変えたのでしょうか。

仕方がないので、ホテルに戻ることに決まりました。モーテルへの最短距離を地図を見て決め、戻り始めました。けれども、その道は楽ではありませんでした。実は、ここまでの道は坂、しかも下り坂でした。ひたすらに長いゆるやかな坂を下ってきていたのです。必然的に、帰りは上り坂。ひたすらに坂を上り続けることを余儀なくされました。(笑)上り坂が苦しいながらも、けれども思いがけずに、帰り道は面白かったです。住宅地をくぐり抜けることになり、カナダの生活の一部をのぞき見ることが出来たためです。坂に疲れる度に坂のない横道に入り、様々な家の前を通り、学校や公園の横を通りました。庭掃除する住人、遊ぶ子供たち、公園でくつろぐ人たちを眺めることが出来ました。


ほら、ゆるやかな坂でしょう。体力勝負です。
苦しさとこの道を走る
悔しさに対して記念に坂をパッシャ。

なんとか時間内に戻ることが出来、自転車を返しました。店員にどこへ行ったのか訊かれて、道を間違えてどこも行っていないことを伝えると、不審げに見られてしまいました。後で気づいたのですが、バンクーバーには山があります。山のある方向がダウンタウンのある方向と、頭に入っていたらそんな反対方向の道を間違えようがありません。うわーバカだったなと思わず自分で思ってしまいました。やっぱり、全ては時差ボケのせいです。みなさん、着いた2・3日は不注意になります。気をつけましょう。(笑)結構疲れる道のりだったのに、心は満足しきって、余り疲れを感じませんでした。夕食は、近くの店でフライドチキンを買いました。2日目はクイーン・エリザベス・ガーデンとカナダの住宅地を観光して終わる。

追記:
道に迷って見た地図は、日本から持って来たガイドブックではありません。バンクーバーを自由に回りたい場合、バスの路線図が入った地図「TRANSIT GUIDE」がおすすめ。これは、スーパー(SAFEWAY)で見かけて買ったものです。いくらだったか忘れましたがC$1.50だったかな。安いです。結構、重宝しました。






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