日本の短距離史上初めて2人で準決勝に進出した男子100メートルの伊東浩司(富士通)と末続慎吾(東海大)は同じ2組で出走し、伊東が20秒67、末続が20秒69の記録でそれぞれ7、8位となった。決勝進出は果たせなかったが価値ある成績だった。
女子走り高飛びでは、太田陽子(ミキハウス)が1メートル94をクリアして予選を突破、決勝に進出した。
女子200メートルのマリオン・ジョーンズ(米国)は21秒84の今季最高で2位以下を大きく離し、これで2冠目を獲得。29日は走り幅跳びに挑む。一方、男子200メートルではギリシャのケンテリスが20秒09で優勝する番狂わせも。米国の短距離陣が200メートルのタイトルを失ったのは、1980年の以来20年ぶりとなった(金メダルはイタリアのメンネア)。
公開競技として行われた車椅子の女子800メートルでは土田和歌子が1分56秒49で銀メダルを獲得した。
その他の競技ではシンクロナイズドスイミングのチームテクニカルが行なわれ、日本は満点を出すなど2位につけ、29日のフリーに向けて躍進した。また、新体操団体は4位につけている。