金メダルが期待された競泳女子100メートル背泳ぎ・中村真衣(中央大/JSS長岡)が1分0秒55の日本新記録で銀メダルを獲得した。中村は前半から29秒19と自己ベストで折り返しをし、積極的な泳ぎを見せ、残り10メートル近くになってルーマニアのモカヌに抜かれたものの2着でゴール。また、稲田法子(早稲田大/セントラル)も1分1秒14で5位入賞を果たした。
中村真衣「とにかく精一杯泳いだ。レース展開も覚えていないです。すごく緊張したけれども必死に泳いだ。前半もベストで入れ、後半も思った以上に(記録は)伸びた。五輪まであっというまでしたが、昨日の予選から今日までの2日間はものすごく長かった。稲田さんと2人で表彰台に立ちたかった(稲田の名前をあげると目を真っ赤にした)」
稲田法子「とにかく前半から行くだけと思って積極的に泳いだ。1分0秒台を出したかったんですが、いま自分が持っている力はすべて出し切れたと思う」
競泳女子200メートル個人メドレーで8位で決勝進出を果たした萩原智子(山梨学院大/ドルフィン甲府)「なぜかわからないけれど、思うように体が動かない。別に気にはしていなんですけど、何かが……。全体的に見てもキレがないような気がします。決勝に残ったので、明日しっかり泳ぎたい」