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■ ポリマー(デュラグロス)加工 感想記 ■

ワゴンGT−Bのポリマー加工についての感想です。
毎回、ディーラー経由で加工依頼していました。
 
●1998-05-17:新製、 ●1999-04-05:HPリニューアルに伴い小変更、 ●2002-02-21:レイアウト変更&書式統一


■ 1回目の加工について(平成9年1月 実施) ↓

Q1:「納車直後に実施したのですか?」
A1:
1回目は新車購入後半年が経過した時点で、ディーラー経由で実施しました。
「半年経過後」にした理由は、
 ・新車の場合、納車直後では塗装被膜が完全に乾燥していない可能性がある
 ・逆にあまり日数が経過してしまうと、鉄粉などがついてしまうので下地処理に手間がかかる
 ・料金体系が、半年〜1年経過ごとにランク分けされており、登録後半年までなら料金が安い
といったことが挙げられるからです。

 
Q2:「ディーラーが加工するのですか?」
A2:
いいえ、私が依頼した東京スバルでは、東京スバルと契約している外注業者が加工します。ディーラーでは、受付や料金支払いなどに関する窓口作業を受け持つことになります。東京スバルの場合、いわゆるポリマー加工としては「ポリマーシーク加工」と「デュラグロス加工」の2つを選択できるようですが、軽自動車には前者を、レガシィクラスには後者を勧めているようです(詳細不明)。加工工程や効果について、両者にどのような差があるのか、あるいは単に外注業者が異なる(名前が異なる)だけで内容は同じであるのか、そのへんについての明確な説明はありませんでした。

 
Q3:「仕上がり具合はどうでしたか?」
A3:
1回目の加工ではバッチリでした。ここ(←)で、わざわざ「1回目の〜」と書いたのは、後述するように2回目の加工には不満があるからです。

1回目の際は、(元々新車なのでツヤがあるほうだと思いますが)さらにツヤが増したような印象があり、さすが下地処理をしっかりとおこなってからの加工は違うな〜、と思いました。親切(?!)な施工業者になると、エンブレムやルーフレールを取り外してからボディ面への加工をおこなう所もある、と聞きますが、私の場合はディーラーにその点を確認すると、「そのようなことはありません」 と言われました。まあ、ヘタに取り外されて再装着する際に難儀されるよりはマシですね。
 

Q4:「効果は持続するのですか?」
A4:
1年ほどなら持続すると言っても良いでしょう。もちろん、クルマの使われ方や地域により差は生じると思います。私の場合は、普段の洗車はガソリンスタンドの「ドライブスルー洗車」(注:運転席に乗ったまま、セルフ操作で洗車工程ラインに車を載せて機械洗車する)をよく利用しますが、ナイロンブラシ(回転ブラシ)による洗車傷もつかずに汚れが落ちます。高い費用に見合っただけの効果はあると判断します。
 
Q5:「その他、注意点はありますか?」
A5:
加工実施直後は、雨水によるシミがつきやすいので、雨が降ったあとの水滴はなるべくボディからふき取るようにするのが良いでしょう。実際にシミになった車を見たことがあります。普段の心がけとしては、やはり汚れたら早めに汚れを落とすことですね。早い方が落としやすいからです。とは言っても、水洗いでも比較的汚れ落ちが良くなりますので、あまり神経質になる必要はないと思います。

それから加工後のワックスがけなどについては、個人の判断で実施したり止めたりすればよいでしょう。「加工したからワックスをかけないほうが良い」と言う人がおりますが、一長一短です。ちなみに私の場合は、必要に応じて年に1〜2回ほど、SONAXのコーティング材を使っています(注:本件、BG5レガシィワゴン「買って良かった部品失敗した部品」で報告していますのでご覧下さい)。
 

 

■ 2回目の加工について(平成10年5月 実施) ↓

Q6:「どこに依頼しましたか?」
A6:
前回同様、ディーラー経由で加工依頼しました。本来、ちょうど「1年経過後」の再加工ならば今年の1月になるのですが、私が公私ともに忙しかったことや、ディーラーの作業日程上の都合を考慮して5月の連休あけの実施となりました。
 
Q7:「今回の不満点って、一体何だったのですか?」
A7:
今回は、私が出張準備やら何やらで忙しかったため、車両完成後はディーラーのメカニックの方が私の職場まで(お昼に)車を届けてくれました。それ自体は大変ありがたいことなのですが、私は勤務があるので、その場での車両チェックはあまり出来ずにキーを受け取りました。

その後、時間ができたときにボディを点検してみると、「加工液のふき取り残し」が目立つこと目立つこと! 「おいおい、これでちゃんとふき取ったの?」というくらい、白い溶液のスジがバンパーなどに残っています。まるで、スポンジでワックスを塗ったけれどふき取りませんでした・・・というかのような状態で返却されたのです。これは、「ふき取りが弱い」のではなく、明らかに「ふき取っていない」状態です。これでメシを食っているプロの作業とはとても思えません。

さらに追い打ちをかけるように、後付けのテールランプカバーも一部分ですが割られて欠けていました。下請け業者に対しては、「やる気あるのかコラ!」というのが今回の私の素直な印象ですね。東京スバルにも、下請け業者から車を引き取る段階でちゃんと指摘をしてほしいものです。ただ、ボンネットやドアなど機械(回転ポリッシャー)を使ったと見られる部分の仕上がりは良好です。
 
Q8:「ところで費用はいくらですか?」
A8:
今回は、新車登録から1年半が経過していることと、車種がレガシィのワゴンなので、基本料金は5万5千円でした。例外として、ボディの鉄粉除去など通常よりも下地処理に工数がかかる場合には、割増料金がかかる場合があるとのことです。この費用を高いと見るか安いと見るかは、人それぞれですが、効果自体は確かにあると言えます。
 
Q9:「KAZさんは、来年も加工依頼しますか?」
A9:
ははは、もう当分は依頼しないでしょうね。トラップ粘土などを使えば、自分でもある程度の下地処理をした上で、ボディのコーティング加工はできますからね。ただ、よっぽど塗装が痛んだ場合(自分での加工が困難な場合)には依頼するかも知れませんね。
 
Q10:「KAZさん、最後にひとことお願いします。」
A10:
ふだん、あまりボディの世話(ケア)をする時間の取れない方にはお勧めですね。加工後の汚れ落としも比較的簡単です。直接その手の加工業者とコンタクトを取れるのであれば、わざわざディーラー経由で依頼する必要はないと思いますので、直接業者に依頼してみるのも手です。あとは、予約が混んでいる日は避けるのが無難です。予約が混んでいる場合は、(あってはならないことですが)作業が雑になることが絶対にないとは言い切れないと思います。「急がないので、しっかりお願いします。」 と言って、嫌な顔をするようなフトコロの狭い業者は避けたいものです。
 

 
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