昭和59年以前に掲載された投稿

 

クリックで各年度の投稿一覧ページに進めます(細字の年度は準備中です)
昭和59年以前 昭和60('85)年 昭和61('86)年 昭和62('87)年 昭和63('87)年
平成1('89)年 平成2('90)年 平成3('91)年 平成4('92)年 平成5('93)年
平成6('94)年 平成7('95)年 平成8('96)年 平成9('97)年 平成10('98)年

Line1.gif (1096 バイト)

ご来訪ありがとうございます。

このページでは、昭和59年以前に北海道新聞や雑誌などに掲載された Yoko Amakata の
投稿記事を紹介します。各タイトルの一覧に引き続き、その内容全体をご覧いただけます。
文責:Yoko Amakata、 代筆:Kazuki Amakata

●昭和59年以前の投稿は、計8件が新聞などに採用・掲載されました●

Line1.gif (1096 バイト)

地下鉄に回数券を    (北海道新聞 昭和56年11月18日より)
”急行”レジの実現を   (北海道新聞 昭和56年11月19日より)
キャサリンの思い出    (北海道新聞 昭和56年11月22日「いずみ」より)
手引きがある海外文通  (北海道新聞 昭和56年12月21日「はがき」より)
カナダ女性招こう     (北海道新聞 昭和57年1月5日より)
誠意あふれる業者の送り状 (北海道新聞 昭和57年1月25日「読者の声」より)
朝、流しのタクシーを   (北海道新聞 昭和57年2月20日「えくぼ」より)
婦人派遣員に選ばれて  (テレビ英語会話T 昭和58年5月号より)

Line1.gif (1096 バイト)

地下鉄に回数券を (北海道新聞 昭和56年11月18日より)

地下鉄になぜ回数券がないのでしょう。定期を使うほど利用しませんが、周二回は習い事に通っているので、値上げを機にぜひ考えて下さい。

”急行”レジの実現を (北海道新聞 昭和56年11月19日より)

十五日付の読者の声で「少量者専用レジを」との中川様のご意見は全く賛成です。アメリカのスーパーマーケットでは一番はじが「急行」という名のカウンターになっていて、九品目以下の買い物客だけが通れるのです。とても合理的です。日本のスーパーでもぜひ実現して欲しいものです。

キャサリンの思い出 (北海道新聞 昭和56年11月22日「いずみ」より)

慌ただしい朝のひととき、息子は食後の歯みがきを大急ぎで済ませると、カバンを抱えて学校へと飛び出す。続いて、主人が歯を磨く。私は、それを横目で見ながら、こみあげてくる笑いをこらえるのです。そうなんです。これは、みんなあのキャサリンのせいなんです。

高三の我が息子と同じ年の美少女キャサリンが、札幌の姉妹都市ポートランドからやって来たのは、今年の八月の初めの事だった。ホームステイの我が家に、初めて着いた時、彼女は何のためらいもなく、土足のまま居間へと進み、私たちを大いに慌てさせた。習慣の違いは、最初から現れた・・・・・・。

「私の両親は、クレイジーなの。健康に良いという事は、何でもやるの。ジョギング、サイクリング、テニス、スキー等、スポーツは何でも。たばこやコーヒーは飲まないわ。とにかく、健康クレイジーなのよ」。青い目を細めて、彼女は笑いながら言った。私は、息子が通訳してくれるのを聞きながら、彼女の両親を想像した。

健康クレイジーの娘さんは、毎日驚くほどの早寝早起き。朝晩はもちろん、外出前後、食事前後の歯みがきに明け暮れる彼女を見て、私は驚くよりあきれた。と同時に、彼女の両親のしつけの厳しさを、かいま見た思いがした。朝晩にはみがいても、食後とまではいかなかった私たちは、急に恥ずかしさを覚えた。「日本人は不潔だわ」と思われたら困る。いや思っているかも。二、三日後には、私も歯ブラシを持ってキャサリンに続いた。

時々思い出して、主人は言う。「キャサリンは、私たちに素晴らしい置きみやげを残していったね」。そうです。きょうもあの娘は、アメリカの空の下で歯をみがいているかも。

手引きがある海外文通 (北海道新聞 昭和56年12月21日「はがき」より)

十五日付本欄で城守様の「戻された海外向け郵便小包」を読みました。中、高校生向けの海外文通の手引きや例文集のほとんどには外国郵便物の送り方がくわしく分かりやすく図入りでのっています。一冊あればとても重宝します。外国郵便物の取り扱いは分からないからと郵便局のせいばかりにしないで、自分で調べることも大切だと思います。その上で局に自分から念を押して確かめるとなお一層安心ではないでしょうか。

カナダ女性招こう (北海道新聞 昭和57年1月5日より)

夏になったら、四年間、海外文通しているカナダの女性を招待したい−と、主人と話しているの。新聞社に勤めるタイピストで二十歳。いつか日本に来てみたいということなので、ぜひ実現させるわ。

誠意あふれる業者の送り状 (北海道新聞 昭和57年1月25日「読者の声」より)

最近、我が家にうれしいことがありました。それは、海外から小包みが届いたからです。送り主がクリスマスころに着くように配慮したらしく、その小包みは頼まれた果樹園の業者から直接発送された果物の缶詰類でした。

しかし、私が感心したのは事前にその業者からの心温まる送り状を受け取ったからです。それは、はがきに印刷されたものでしたが、きれいな二色刷りになっていました。何だろうと不思議に思って読むと、「近いうちにお宅に贈り物が届くでしょう。申し訳ありませんが、送り主が希望した月日よりは多少おくれるかもしれません。けれども、もし、おくれても送り主の温かい心に変わりはありません」と、大体そんな意味が書かれてありました。

読み終わると何かほのぼのとしました。なんと誠意ある行き届いたサービスでしょうか。デパートでも、業者でも、送りっぱなしが当たり前の今の世の中です。アメリカからわざわざ遠い日本に、高い郵便料を払ってまで誠意を込めて送り状をくれたこの店が、数多いお客の一人、一人を大切にしている気持ちが伝わってきました。

朝、流しのタクシーを (北海道新聞 昭和57年2月20日「えくぼ」より)

朝、流しのタクシーを拾って乗ろうとすると「いらっしゃいませ」と明るい大きな声。びっくりして乗り込むと「外は寒かったでしょう」と、いたわってくれるのです。行き先を言っても、無言を続ける運転手に乗り慣れているので、こんな運転手さんばかりなら、明るい町になるのになあーと一日、心はずんでいます。

婦人派遣員に選ばれて (テレビ英語会話T 昭和58年5月号より)

5年前から「英語会話T」で、こつこつと勉強を続けてきた昨年の夏のこと、私にすばらしい幸運が訪れたのです。それは、なんとこの年で、ホームステイを体験することができたのです。札幌市の姉妹都市であるアメリカのポートランド市へ、親善の目的で行く婦人派遣員の募集があることを知り、年齢制限の55歳にちかいことを気にしながら、もし落ちたとしても、もともとだと考えて試験に挑戦したのです。

そして、合格通知を手にしたときのうれしさ・・・2週間の日程で、民泊を通じて貴重なすばらしい体験をしてきました。「英語会話T」で習った表現が、毎日の生活にどんどん出てくるものですから、このときほど英語を勉強してきてよかったと思ったことはありません。これからも、ますますがんばって、自由自在に話せるようになりたいと念願しております。

Line1.gif (1096 バイト)

ご覧いただき、ありがとうございました。
他の年度の投稿記事にも目を通していただければ幸いです。

昭和59年以前 昭和60('85)年 昭和61('86)年 昭和62('87)年 昭和63('87)年
平成1('89)年 平成2('90)年 平成3('91)年 平成4('92)年 平成5('93)年
平成6('94)年 平成7('95)年 平成8('96)年 平成9('97)年 平成10('98)年