日時 |
2003/6/22 |
銘柄 |
Andyさん宅で持ち寄りワイン会。子連れで押しかけ、ご迷惑をおかけした上、いろいろご馳走になり、ありがとうございました。(^^) |
感想 |
バタールモンラッシェ56(ドゥデ・ノーダン)
なんと56年のバタモン。ドライな白としては今まで飲んできた中でももっとも古いビンテージだ。コップに注がれたらウーロン茶と間違えそうな色調。モカフレーバー全開の香りはシェリーや酸化したニュアンスがなくて非常に良好。味わいは厚みがあって甘くトロトロ。もはやワインとは別の飲み物に昇華したような印象。 |
パッツ&ホール・ピノノワール・ピソニ・ビンヤード99
シャルドネが特に有名なパッツ&ホールと名醸畑として名高いピソニ・ビンヤードの組み合わせ。濃厚で力強い果実味。それでいて酸もピンと張っており、堅牢な構造が見事。これは熟成させたいですね。今はやや青っぽいフレーバーが目立つことも考えるとなおさら。 |
エシェゾー99(ドメーヌ・ギィヨン)
スパイシーで赤い果実にややジビエっぽさが絡む官能的な香り。オレンジ色を連想する濃縮した果実味。たっぷりと豊かでありながら、締まりもあるボディ。これはなかなか見事なブルゴーニュ。某誌のテイスティングで飲んだときよりも好印象だったのはグラスの違いかなあ。 |
ボーリュー・ビンヤード・CS・プライベートリザーブ
'ジョルジュ・ド・ラトゥール'97
ブラックチェリーやプラム、ユーカリ、バニラなどのオイリーで充実した香り。口に含むと甘く豊かでたっぷりした味わい。やや酸度が低く、巨大な果実味とよく熟したタンニンによるバランスは、いかにもトラディショナルなカリフォルニアらしい問答無用の美味しさ。 |
ジョゼフ・フェルプス・インシグニア95
私が持参したもの。ボルドーチックな味わいは前銘柄とは実に好対照。酸度が高めでピンと張ったようなところがあり、黒系の果実味はやや土っぽさとスパイス風味を伴って、タンニンはやや粉っぽい。ボーリューの後に飲むとややいかめしさを感じてしまうが、もう少し寝かせるとさらに向上しそう。 |
マルティネッリ・ジンファンデル・ジャッカスビンヤード99
ジンファンデルの作り手として著名なマルティネッリ。高いアルコール度、オレンジ色の甘く凝縮した果実。豊かな酸もあり、巨大な構造。せっかく良いワインを出していただいたのに、すみません、飲みすぎで沈没…。 |