2000年2月28日(月)〜 |
3/2(木)会社関連の懇親会にて。 今日、明日と全国規模の会議があって、会議後は懇親会。今日の会場は青山にある会員制の和食とワインの店。まあ半分以上仕事なんだけど、こういうワインがでると結構うれしかったりする。 |
日時 | 2000/3/2 | |
銘柄 | プイイフュメ・ バロン・ド・エル96 | |
仏>ロワール>プイイフュメ>/白 | ||
コメント | 「世界の名酒事典」によれば、これを作っているラドゥセット社はこの地でトップクラスのメーカーで、バロン・ド・エルは樹齢40年以上のソーヴィニヨンブラン種から作られるもの、とのこと。定価ベースだと一本8000円くらいする。こんな高いSB種のワインを飲むのは
「シレックス」以来だ。色はかなり緑色がかったイエロー。香りは華やかで強め。青リンゴ、ミネラル、フレッシュハーブ、白い花、ややビニールっぽい香り。味わいは非常にフレッシュで豊かな果
実のフレーバー、ボリュームはあまりないが、酸はさわやか、それでいて角がとれていて丸い。余韻には果 実からくる甘苦さが感じられる。全般に華やかな印象があり、ブラインドで出されたらリースリングと間違えそうだ。SB種でありながら、さわやかさだけでなく、角のとれたふくよかさを併せもっているところが高価なワインたる由縁だろう。 【83】 |
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日時 | 2000/3/2 | |
銘柄 | ボンヌマール91 (コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ) |
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仏>ブルゴーニュ>シャンボールミュジニー特級/赤 | ||
コメント | 本日のメインはコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエのボンヌマール。色はややオレンジがかった濃いガーネット。91年にもかかわらず、さすがグランクリュといいたくなるような濃い色合い。香りは複雑で華やか。モカっぽい樽香、ラズベリー、ダージリン、スパイス。ややヨードっぽい香り。枯れ葉や土っぽい熟成香も感じ、回すとジビエ系の香りがほんのりと。味わいは、非常に緻密でまろやかなアタックから甘みを伴ったボリューム感のある果実を感じ、酸は多めだが丸くしなやか、タンニンはとてもきめが細かい。果実味を中心にバランスがとれており、後半に酸やタンニンが突出することもなく、豊かな果実味がフィニッシュまで続く。難を言うと、全般にちょっとグジュグジュッとして骨格がヤワな印象があり、この先のさらなる長期熟成についてはどうなのかという思いはある。とはいえ、今飲んですばらしく美味しいのは確かで、二日続けてすばらしいワインを味わえたという満足感に満たされて家路についた。 【92】 |
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で、翌日は立食パーティ。3日連続外食でちょっと胃がキツイ。ワインはドルーアンの赤白。銘柄のチョイスはよいと思うが、グラスがごく小ぶりのカットグラスで、これだと香りがよくわからず、どうしても辛めの採点になってしまう。 |