2002年7月例会
エコロジーとキャッツの足音
■4月以来の久々の例会参加だった。
7月23日18:25、梅田の駅前第4ビル御堂筋側広場のジャンボ宝くじ売場近辺には、メンバーたちが既に三々五々たむろしていた。
今回は20数名もの申込ということもあり、幹事の岡さんのメモにある出席予定者の顔ぶれが中々揃わない。19時前、集まったメンバーだけで一足先に会場に向う。いつも行き届いた気使いをみせる森さん。ここでも「しばらくここに残って待っている」とのこと。ご苦労様!
■本日の会場は、今年4月にオープンしたばかりの「E〜ma(イーマ)」ビルの6階にあった。「スローブルーコンシャス」というお洒落な日本料理の店だった。キャッチコピー曰く”本当に選び抜かれた素材で、舌に身体に目においしい洗練のにっぽん料理”。インターネット検索でこの店のHPから右の画像メニューを見つけた。記憶をたぐってほぼこのコースに違いないと確信し、画像を拝借した。(白状すれば、生ビールと冷酒のテンポの早い痛飲で、料理の方の記憶は定かでない)
■奥まった部屋が予約席だった。掘り炬燵式のテーブル席が二つ。参加者は各々適当に着席。
本日の講師、フードエコロジーの高橋さんを囲む席には、川島さん、岡さん、安慶名さん、河原さん、生原さん、竹内さん、麻生さん、矢野さんの各氏に、初めてお目にかかる生原さん紹介の谷口さん(タニ通信設備)、橋本さん(NTTファシリティーズ)が着席。更にかなり遅れて出席の石淵さんが加わる。
もう一方の席には、府録さん、盛田さん、吉川さん、市川さん、森さん、高橋さん、福井さん、平川さんに小生。そして初参加の北村さん(岡山物産)、菅(菅機械工業)さん、橋枝さん(希望に輝く北の星商事)。更に石淵さんと一緒に遅れて参加の金子さん(劇団四季)が加わる。
なんと総勢25名もの参加を得た盛大な例会となった。
■川島さんの開会挨拶と乾杯の後、早速、講演。
今回のテーマは「環境対策をベースとした有機飼料リサイクル事業の最先端を学ぶ!」。獣医師の資格ももつ講師の高橋巧一氏は横浜にある潟tードエコロジーシステムの代表取締役である。「生ゴミを特許技術を用いて畜産飼料としてリサイクルする」。一口で言えばこんな事業のポイントを豊富な資料をもとに熱っぽく説明して頂いた。環境問題をビジネス化するという困難で意義のある課題に意欲的に挑戦されている様が伝わる。
講演後、メンバー達が次々に質問を投げかける。環境問題への関心の高さなのか?メンバーたちの向学心の強さなのか?酒の勢いなのか?何はともあれ例会史上希に見る盛り上がりである。
■講演後の懇親会も宴たけなわの頃、例によって着物姿の石淵さんがひとりの女性を伴って登場。石淵さんの知人で劇団四季の金子さん(右画像)である。大阪公演本部所属の営業担当で目下、単身赴任中とのこと。各テーブルを回っての自己紹介方々、公演中の「CATS」の案内パンフを頂戴した(この例会案内でも下記画像で紹介させて頂いた)。ちなみに20年ほど前のキャッツの初回公演について小生もエッセイで取り上げた記憶がある。
閉会間際、関西・歌舞伎を愛する会事務局長でもある川島さんからは、上村吉弥さんの「みよし会第二回公演」の案内(下記画像※画像をクリックすると大きな詳細画像にジャンプします)があった。上村さんはさくら会の4月例会のゲストでもあり大変お世話になった。
■それにしても、我が大阪さくら会の最近の展開には目を見張るものがある。メンバーたちの多彩な人脈と多方面の活動を背景に、様々な企画が実施されている。グルメ紀行に始まり、歴史探訪、能・歌舞伎の芸能鑑賞(金子さんの参加で芸能ジャンルはミュージカルまで及ぶのだろうか)、医療問題やエコロジーの講演会等々。会を重ねるごとに広がりをみせるメンバーの多彩さも特筆すべきだろう。今回も岡幹事には講師依頼から会場手配まで大変なご苦労をかけたが、こうした事務局機能がしっかりしている事もさくら会の強みである。
「進化を続けるさくら会」そんな感慨を、酔いの勢いに任せて締めくくりの言葉とさせて頂いた。
■7月23日の例会報告を、月が変わった8月1日、ようやくアップできた。例会終了直後から、気心知れたメンバーたちからは、例会報告の期待が寄せられる。期待の度合いはそのまま書き手に対するプレッシャーでもある。今となってはプレッシャーを梃子にして書きつづけるより他はない。「やっつけ」もあれば「我ながら」もある。スピードとの闘いでもある。内容のレベルはご容赦願いたい。
さくら会のホームページを立ち上げて3年目を迎える。♪開きなお〜るその態度がっ、気に入らないのヨ〜ッ♪てかッ!(作者独白)