高知キャンプめぐり-2002-


恒例のキャンプ地巡り。今年は例年の沖縄を離れて高知へ。ライオンズが来年から22年間キャンプをしていた春野を離れてしまう可能性が高いので、キャンプをしているうちに訪問したかったためです。星野阪神にはあまり関心はありませんでした。高知県では西武ライオンズ、福岡ダイエーホークス、同ファーム、阪神タイガース、同ファームの計5か所でプロ野球チームの春季キャンプが行われています。このうち、タイガースファームのキャンプが開催されている室戸広域運動公園には、ちょっと遠すぎて足を向けることができませんでした。24日には橋本知事が訪れたとか。足を伸ばせばよかったかもしれません。


安芸

2月23日土曜日10時10分、高知空港に到着。まず、安芸に向かって、今日開催予定のタイガース対ライオンズのオープン戦を観戦の予定です。空港についてすぐ、安芸方面に向かうバスが来るはずだったのですが、飛行機の到着が予定より遅れたため、次のバスまで約1時間。手持ちぶさたで2つ先のバス停まで約2km歩いてしまいました。11時45分くらい「安芸」のバス停に到着。料金は1000円。バスが走る国道55号の進行方向左側に「安芸ドーム」(室内練習場)が見えます。球場はこの上、歩いてすぐ。

当日券売り場で全席均一2000円でチケットを売っていましたが、もう立ち見しかできないとのこと。しかも、もうすぐ札止めにするほど入っているらしい。何とか三塁側最上段に立ち見スペースを確保。試合終盤に若干空席ができるまでたって観戦する羽目になりました。来年以降、行かれる方はお早めの球場入りをおすすめします。

歓迎 阪神タイガース

▲「安芸」でバスを降りると建築中の「土佐くろしお鉄道」の高架が見えます

安芸ドーム

▲高架をくぐると室内練習場「安芸ドーム」が見えてきます

満員のスタンド

▲安芸ドームを横目に直進すると球場に到着。何とか立ち見場所を確保。スタンドは超満員

この試合の観戦記


カツオのタタキ

試合終了後、安芸から高知へバスで移動。路線バスで1420円。道路の混雑もあり約1時間半。たっぷり睡眠をとることができました。

宿泊するホテルにチェックイン後、ホテルをフラフラと出て適当に入ったお店で、ビールを飲んで、カツオのタタキを食す。写真ありません。ごめんなさい。ビールと合うかどうかは別として、何とも美味い。鯨も食べたかったのですが、経済的理由であきらめました。残念です。


春野

翌24日、今度は西武ライオンズのキャンプ地春野でオープン戦を観戦。今日は松坂の登板が予定されているうえに、前日の超満員を見ていますので、この日も早めにホテルを出て春野へ移動。高知駅前から臨時バスに乗車。料金は540円。30分弱で到着したと思います。

9時過ぎに球場に到着し、当日券売り場の列に並ぶ。「当日券は500枚。状況次第でこの位置では買えないかもしれません」とのアナウンスを無視して並び、何とか購入成功。続いて、内野自由席入り口の列に並ぶ。11時開門のところ、10時半に繰り上げ。内野自由席の上段に席を確保。座って観戦することが出来ました。

春野球場 ライオンズが打撃練習中

▲内野自由席上段に席を確保。両チームの打撃練習を見ることができました。カブレラの打撃練習は一見の価値あり

ライオンズ先発は松坂

▲ライオンズ先発投手は松坂。この日は、3点本塁打を浴びるなど不本意な内容

球場全景

▲試合終了後、バックネット裏方面に移動して全景を撮影。芝の色がきれいになれば、もっときれいになるでしょう

この試合の観戦記


高知市東部球場

最終日の25日(月)、レンタカーを借りて高知市内を移動することにしました。ホテル近くのレンタカー会社で軽乗用(しかなかった)を借りて出発。最初の目的地は福岡ダイエーホークス(一軍)のキャンプ地、高知市東部球場。若干寄り道しながら、高知市内から国道32号を東に移動。しっかりと「福岡ダイエーホークスキャンプ地、次の信号右折」と案内が設置されていて、道に迷う心配は無いでしょう。案内の通りに運転して、球場に到着。体育館などが併設されている総合運動設備なのでしょう。

車を停めた場所がセンター後方だったため、内野スタンドまではやや距離がありました。スタンド入り口では特設テントでホークスグッズを販売中。目玉商品は寺原グッズなのでしょう。

スタンドに入ってウォームアップ中の様子を見学、さらに守備練習の様子を見学。寺原のまわりにはたくさんの報道陣が守備練習の様子を撮影し、スタンドのファンも寺原の姿がよく見える三塁側の最前列に集まっていました。

ウォームアップ中

▲球場全景と、外野の芝生上でウォームアップ中の選手。外野スタンド後方の建物が体育館。

売店

▲スタンド下には売店。おでん、うどん、菓子類などを売っていました。朝食代わりにうどんを食す

テント

▲特設テントでホークスグッズを販売中。テントは福岡ドームから持ってきたものでしょうか


桂浜

東部球場を離れて、少しは観光もしなくては。っていうことで、やっぱり坂本龍馬像を見るために桂浜に移動。おおむね30分で桂浜に到着。駐車場に400円もかかったのが釈然としないが、とにかく車を置いて坂本龍馬像へ。さらに景勝地である海岸へ。海を見るとやっぱりわくわくします。

坂本龍馬像

▲坂本龍馬像と「アイスクリン」売り場。「アイスクリン」は各所で見かけましたが 、いったい何者?

桂浜

▲桂浜。海無し県で生まれた筆者は、海を見るだけでわくわくしてしまうのです


高知市営球場

今度は高知市街地にほど近い高知市営球場に移動。福岡ダイエーホークスファームのキャンプ地。昨年はこちらが一軍のキャンプ地だったらしいです。宿舎(新阪急ホテル)から近い利点があるものの、確かに駐車場などの設備は東部球場の方が優れているような気もします。練習設備などはわかりませんが。

隣の競輪場の駐車場に誤って入ってしまったりしながら、球場外野外側に車を停めて球場へ。駐車場スペースはほとんどありません。

高知市営球場では、ホークスファームと社会人野球「川崎製鉄水島」の交流試合を観戦。両チームともに選手についてよくわからない状態でしたが、実力はそう大差無いように思えました。

試合開始時点ではよく晴れていて暖かかったのですが、試合途中から徐々に日が陰り、さらに試合がダラダラと長引いてしまい、寒さを感じるようになってきました。日差しがあれば球春到来という感じですが、日が陰るとやっぱりまだ2月だと実感します。

球場正面

▲球場正面。スタンド下に売店があります。軽食類を調達可能

球場全景

▲球場全景。スタンドのネットが低いので、邪魔な障害物無しに観戦を楽しめます

杉山捕手

▲湘南から雁ノ巣に移籍した杉山捕手。試合途中から出場。雁ノ巣でもがんばれ

この試合の観戦記


時間があれば、試合終了後にもう少し高知市内観光でもするつもりだったのですが、試合がダラダラと長くなってしまったため、車で高知市内を少しうろうろしただけになってしまいました。空港近くでレンタカーを返却。空港の「カフェ」でビールを飲んでから空路帰途につきました。

2泊3日の高知旅行でしたが、3日とも好天に恵まれしっかりと日焼け。今年は雨男返上、となりそうな予感です。


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