プロ野球観戦記(オープン戦)

Never Never Never Surrender

阪神タイガース対西武ライオンズ(2002年2月23日 安芸市営球場)



L  = 002 000 001 = 3
T  = 000 000 004 = 4


勝利投手=金澤
敗戦投手=帆足
本塁打=

スタンドは満員、報道陣も一杯

▲スタンドは満員、報道陣もたくさんつめかけています


2002年のプレーボール。いつもはキャンプ地巡りで沖縄に行くところですが、今年は行き先を高知に変更。初日の今日は阪神タイガースのキャンプ地、安芸市営球場で開催のオープン戦を観戦しました。安芸市営球場は、高知空港からバスで40分程度。しかし、バスの本数が少ないので、実際には空港に着いてから2時間くらいかかりましたが。バスを「安芸」で降りて、徒歩すぐ。

球場に着くと、当日券売り場では「立ち見」を条件に売っている。まもなく札止めにするとのこと。星野監督効果なのか、よく入っているようです。実際、三塁側最上段で立ち見する場所を確保するのが精一杯。入れて良かった。一律2000円の入場料。両側内野スタンドと、レフト側のみ外野も観戦可能です。今年のタイガース、チームスローガンは「Never Never Never Surrender」。球場のあちこちにこのスローガンの横断幕が掲げられています。

試合はT谷中、L許の両先発投手で開始。ライオンズが若手中心の西武第二球場オーダーなのに対し、タイガースは片岡、アリアスの新戦力を含めてほぼベストメンバーを連ねている。星野、伊原の両新監督の初采配の試合でもあります。

3回、タイガース谷中がつかまる。走者二人を置いて、河田がライトオーバーの2点適時二塁打。ライオンズが2点を先制。

タイガースは走者を出しても、片岡や濱中が簡単に併殺打を打つ淡泊な攻撃に終始する。アリアスもレフト前のポテンヒットのみ。特に、濱中の淡泊さが気になっていた。

9回、タイガース金澤が四球で出した走者を暴投で進めて、玉野がだめ押しの犠飛。これでライオンズがだめ押し、と思っていたが....。

9回裏、ライオンズは8回から登板の帆足がマウンド。8回は走者を許しながらも何とか無失点で切り抜けていた。先頭は代打八木。粘って四球で出塁。続く田中も粘って四球。このあたりがタイガースの変化なのかもしれません。続く打席は淡泊さが気になっていた濱中。2球続けて高めのストライクとなる変化球を見送る。追い込まれたところで放った打球はセンターへライナー。やっと思い切りの良いバッティングを見せました。センター佐藤友が好捕し、二塁走者がタッチアップ三塁へ進む。坪井は右腕に死球。痛さをこらえてすぐに一塁へ。一死満塁で打席は藤本。レフトへライナー性の打球を放ち、レフト高山が追いついていたが後ろにそらして、走者一掃の同点三塁打となる。捕れた打球だと思いました。一死三塁となって、代打今中。センター前にはじき返して、タイガースがサヨナラ勝ち。

トラッキー、ラッキーも登場。7回には甲子園と同じ風船のテーマ(?)でジェット風船が空に舞う。公式発表は5,000人だったようですが、もっと入っていたのではないでしょうか。絶対来ていると確信していた「踊るおじさん」ですが、一塁側スタンドの応援団の中央で元気に踊っていました。今年もがんばって。わたしが立ち見していた場所のそばには報道陣用のプレハブ小屋があります。福本さん、江夏さん、柏原さん、掛布さんなどのタイガースOBの顔が見えました。OB以外には金村さん(元Bu)の姿も。福本さんは「名球会 福本豊」とサインしていることが判明。

主審佐々木、一塁津川、二塁濱野、三塁新屋。6回から主審濱野、二塁佐々木に交代しました。

今日の買い物。焼きそば、ウーロン茶。


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