小佐野圭 プロフィール

小佐野圭

音楽歴

1958年山梨県富士河口湖町にて生まれる。77年山梨県立吉田高校卒業、81年国立音楽大学を卒業、83年同大学院修了。ピアノを数野洋子、藤澤克江、長峰和子、御木本澄子の各氏に師事。在学中にはイェルク・デームスやエリック・ハイドシェックらの指導を受け、82年にデビュー・リサイタルを開催。その後、国内主要オーケストラとの共演や全国各地でのリサイタル活動を展開。2005年から8年間にわたり「ベートーヴェン・ソナタ全曲シリーズ」を完遂。近年はショパン、バッハの全曲演奏プロジェクトを成功裡に終え、国内外で高い評価を得ている。

直近5年間の活動。2020年9月9日 BEETHOVEN月光 堀内充氏(バレエダンサー、振り付け)との共演し、成功裏に終了した。めぐろパーシモンホール(大)。 2021年6月9日(水)バラード/ショパン〜幻想と夜想 堀内充氏(バレエダンサー、振り付け)との共演し、成功裏に終了した。めぐろパーシモンホール(大)。 2021年9月8日東京オペラシティにて「めくるめく2台ピアノの世界〜ピアソラ生誕100年を記念して〜」DUOおさのリサイタル実施。 2022年5月27日(金) 堀内充氏(バレエダンサー、振り付け)との共演。めぐろパーシモンホール(大)。 2023年3月16日玉川大学、最終講義(コンサート形式)をUniversity Concert Hall Marble にて開催。 同年、3月27日銀座ヤマハホールにて「小佐野圭ピアノコンサート〜色々楽しいコンサート〜」ゲスト:(Sop)大倉由紀枝氏。出演:小佐野圭、DUOおさの、大倉由紀枝。2024年12月15日河口湖円形ホールにて河口湖円形ホール30周年記念コンサートに出演。2025年3月30日 音楽の散歩道 Vol.34《デュオおさの》2台ピアノコンサート 野口遵記念館ホール 2025年8月16日富士山河口湖音楽祭2025 出演《デュオおさの》

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教育活動

職務としては国立音楽大学非常勤講師(1991-2023)玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科長(就任2016年4月)。玉川大学芸術学部長(任期2019年4月〜2121年3月まで)。玉川大学を中心に、長年にわたり学生指導・教育活動に従事。合唱指導や「音楽FYE」授業を担当し、玉川大学音楽祭ディスコグラフィーでは数度にわたり「第九」の指揮を務めた。さらに全国各地でセミナーや公開講座を開催し、音楽教育の発展に寄与。全日本音楽教育研究会の常任理事としても活動し、研究会誌の発行や全国大会の企画運営を主導。教育と演奏の両面から音楽文化の普及に努めている。音楽鑑賞振興財団(公益財団法人)論文作文選考専門員(2018.11月〜)

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社会貢献

地元山梨県を中心に、地域文化の発展に貢献。2002年から「小佐野門下生による新進ピアニストの夕べ」を企画・プロデュースし、後進の育成に尽力。富士吉田市の文化活動や合唱祭にも参加し、地元文化の向上に寄与。さらに各種音楽コンクール審査員として若手育成に取り組み、社会貢献活動の一環として教育・演奏の両面で地域と音楽界に貢献している。PTNA(全日本ピアノ指導者協会)名誉評議員。

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ディスコグラフィー

1994年 Marguerite FRANCE(Vn)と共演した「フランスソナタ(フランク、ルクー)」をCD化。 2005年には《デュオおさの/ラ・ヴァルス》をLIVE NOTESレーベルより発売。 2009年春には《デュオおさの/Rhapsody in Blue》をリリースし、アンサンブル活動の幅を広げた。 これらの作品は、室内楽における小佐野の音楽性を色濃く反映し、国内外で高い評価を得ている。

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受賞歴

1980年 武岡賞を受賞。 2017年には芙蓉文化賞を受賞。 これらの受賞は、小佐野の長年にわたる音楽活動と地域・社会への貢献が認められたものである。

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