血清反応陰性脊椎関節炎

血清反応陰性脊椎関節炎は、おもに下記のような疾患に合併します。

症状/その他 強直性脊椎炎 炎症性腸疾患 乾癬 ライター症候群
脊椎関節炎 100% (腸疾患合併脊椎関節炎)
約20%
(乾癬性関節炎)
約20%
約50%
血清反応陽性 約5%以下 約5%以下 約5%以下 約5%以下
HLA-B27陽性 約80% 約5% 約20% 約80%
眼症状* 約50%近く 少なくない 少なくない ほとんど合併する
炎症性腸疾患 約5% 100% ときに合併する ときに合併する
心障害** 約1〜3% まれに合併する まれに合併する 約5%以下
皮膚・粘膜障害 ほとんどなし ほとんどなし 100% ほとんど合併
男女差 男性が約70% 性差なし 女性に多い 男性に多い

*ぶどう膜炎  **大動脈弁閉鎖不全 

|血清反応陰性脊椎関節炎 | 強直性脊椎炎とは | 強直性脊椎炎とHLA | AS及び血清反応陰性脊椎関節炎の治療 |
|強直性脊椎炎とぶどう膜炎 | 強直性脊椎炎の急性ぶどう膜炎とHLA-B27サブタイプおよびDR8
|
|腸炎合併性脊椎関節炎 | クローン病・潰瘍性大腸炎について| サラゾピリン(SASP)、ペンタサ(5-ASA)の薬効と作用機序 |
|「AS治療の最前線」 外科的治療
|「目で見るクスリの作用学」