ジエンマスター戦記3
02.2.2〜


2002年12月1日
やたらとスケールの大きさやオリジナリティにこだわって一向に話が進まないジエンマスター。これじゃいかん!というわけで、お話作成用の練習用として新しいロボット物語を考えることにしました。練習用なので、メカデザインやストーリーのオリジナリティには全然こだわらないことにしました。どこかでみたことあるシーンのてんこ盛り状態になると思います、と最初に言い訳しておこう。


2002年11月28日
久しぶりにモデルグラフィックス誌を買ってきました。ア・バオア・クーの特集に引かれて。特に、その中のリックドムの解釈はなかなか面白かった。劇中でガンダムに撃破されまくるリックドム、実は本当に弱かったのでは?というもの。私も、陸戦用のドムを宇宙用にするのは苦しいんじゃないかなぁ、とうすぼんやりと思ってはいたのですが、それに明確に理屈付けをしてくれています。こういう深い解釈を生かした「ガンダム」もみてみたいな。


2002年11月20日
さてさて始まってしばらくたち、だいぶ様子も分かってきたガンダムSEED。意図的に最初のガンダムをなぞった設定およびストーリー、それはいいんですけど、1つ足りないもの、それは「ザク」。いや、それっぽいヤラレメカはいるみたいなんですけど、圧倒的な存在感を持つ敵ロボットをぜひ生み出して欲しかった。
まぁ、それはひじょーに難しいことだとは思うんです。でも、今回製作者側がこだわったというモノアイ、これを踏襲するのはいいんですが、せめてもうちょっと今までと違うものを見せて欲しかった。

こんな感じにするとか

複合センサー風にしてみるとか


2002年4月27日
ガルマ専用ザクに改造しようと思ってFG(First Grade:昔の1/144キットと同じ値段に最新のプロポーションとディティールを盛り込んだシリーズ)ザクを買ってきた。いやぁ、いいですねこれ。1/144ザクで今まで一番だと思っていたのはMSVのマインレイヤーだったのですが、それを越えたと思います。私の中で。一番感動したのが、ひざ関節。二重関節じゃないのに、90度以上曲がります。素晴らしい。


2002年4月6日
「WXIII PATLABOR THE MOVIE 3」をみてきました。期待通りの面白さ。今回はパトレイバーは完全なわき役だったんだけど、観ていて自分の中で一番盛り上がったのはやっぱりイングラムの登場シーンだったりする。格闘したり転がったりと、イングラムが案外と派手に活躍していたのでびっくり。お話の雰囲気に合わせて、ここはもうちょっと地味に、だけど重量感やリアリティを感じさせる動きにしても良かったのではないかなぁ、なんて欲張りなことを思ってしまいました。


2002年3月26日
悪のメカをリファイン。このメカ、なんだかんだ言って原子力で動くのが一番のポイントだったりします。原子力で動くあぶないロボットを攻撃して倒すためにはどうすればいいのか? 答えはまだ出ていません。


2002年3月25日
ザクF2がMGでキット化。それはいいのだが、新フレーム採用とかいってるが、相変わらずモノコック構造ではないではないか! こんなのはザクの内部構造として認められん!
あと、私は1年戦争のMSの2重関節化にも同意できない! そもそも、自由度が1つしかないひじやひざに冗長な自由度を持たせるのは強度の面から言っても合理的ではないが、そんな理屈より、デザインの点からどう見てもザクとかドムとかは2重関節じゃないだろう!!!というのがその理由。私は、2重関節というのは、Zの頃にムーバブルフレームが実用化されてから可能になった技術だと勝手に決めつけているのだが。
思いだした、あと、グフのヒートロッドが流体金属だという設定も、とうてい受け入れるわけにはいかない!!! テレビ映像を見る限り、どう見ても流体金属には見えんぞ!!
なんて、ガンコおやじみたいなことをつらつらと書いてみました。


2002年2月20日
1月半ばにオリジナルロボット組合のオ披露目掲示板に投稿したメカをようやくこのサイトにも掲載しました。オ披露目掲示板では必ず誰かが見てくれるという気持ちがあるので投稿する意欲も湧いてくるのですが、このサイトだと、掲載してもほとんど日の目を見ない感じなのでついつい後回しになってしまったのです。


2002年2月16日
個人制作のアニメーション「ほしのこえ」をみてきました。映像のスゴさは個人でつくったとはとても思えない出来栄え。それに加えて演出の上手さは全てのアニメをひっくるめてもトップクラスだと思いました。
メカ的演出関連で一番印象的だったのは、主人公の中学生(中卒?)の女の子を、制服のままロボットのコックピットに載せたことです。制服に携帯という、中高生にとっての日常を、ポンと艦隊を眼下に見下ろす宇宙空間に置いたことで、逆にその非日常性を、地球にいる男の子との距離を感じさせることに成功していると思います。
みにいった下北沢の短編映画館では、前の人の頭で字幕が一部みえなかったりしたんで、もう一度じっくりとみてみたいなぁ。


2002年2月14日
以前考えていたゴッグの腕の仕組みの顛末を書きます。結局、下の絵のような、オフセット多関節構造ということにしました。オフセット多関節ロボットについてはこちらを参考にしていただければと思いますが、要は、各関節を回転させることによって腕全体を曲げる仕組みのロボットです。この仕組みは腕の中身を空洞にできるという特徴があるので、伸縮するゴッグの腕にぴったりだと思ったのです。
これをなんとかゴッグのプラモデルに組み込んで、モデルグラフィックスのガンプラコンテストに応募しました。でも、腕の機構作りにエネルギーを費やして塗装がダメダメになってしまったんで、多分写真審査落ちです。


2002年2月3日
ワンダーフェスティバルに行ってきました。2日続けてお台場です。いつも通りというか、ロボット関連の出展が少なくてちょっと残念。メカものはガンダムに一極集中してしまっているのでしょうか。しかし、ワンダーショーケースに選ばれていたイージェイルというロボットは素晴らしかった。オリジナル作品とのことだけど、ももの部分が空洞になっているデザインが斬新。こういうのを作れたらいいなぁと思いました。と言っても、見てない人には何のことか分からんですね。

2002年2月2日
二足歩行ロボット競技大会ROBO-ONEを見てきました。予選の方。一番に感じたことは、やはり、ロボットを2本足で歩かせるのは難しいんだなぁ、ということ。30機ほど出場していたんですが、なんとか歩いたのは半分くらいだったでしょうか。当然と言っては失礼だけど、全て静歩行。動歩行のロボットはなかったように思います。また、ほとんどのロボットが、それぞれの関節にモーターを取り付けて制御する方式でした。この辺り、もっと斬新な仕組みのロボットがあったら良かったなぁ、とも思いますが、それ以前にロボットを作り上げた出場者に敬意を表したい。私も出場したくなりました。


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