11  ドキュメンタリーの音楽 その2

1 どういう意図の、どういう番組か、というプロデューサー(川崎)からの説明を
良く聴き、必要なことをメモする。

2 その説明を頭において、映像を良く見る。そしてシーン分けをチェックする。
(又は、プロデューサーからMが必要な場所の指示が有る)

 タイムコード

 1.(     )〜(     )            の映像

 2.(     )〜(     )            の映像

 3.(     )〜(     )            の映像

 4.(     )〜(     )            の映像

 5.(     )〜(     )            の映像

 6.(     )〜(     )            の映像

 7.(     )〜(     )            の映像

 

3 それぞれのシーンをどのように音楽にするか、スタイルやコンセプ

  トを考える

 シーン

 1(     )(   )秒   6(     )(   )秒  

 2(     )(   )秒   7(     )(   )秒   

 3(     )(   )秒   8(     )(   )秒    

 4(     )(   )秒   9(     )(   )秒

 5(     )(   )秒   10(     )(   )秒

 

4 それぞれのアイデアを元にしてスケッチをとる

例1)映像を見ながら即興的にPf.を弾いてみる。固まってきたら記譜

    →シーケンサーへ打ち込み

例2)各シーンの秒数を出し、シーケンサーにドラム(リズム)パート
を打ち込み、映像を見ながら即興的に弾いてみる。

    →「合うなあ」と思えるまで繰り返す。

例3)映像を見て受けたイメージを元にしてメインテーマ風の曲を作って
みる。そして完成した曲の、いろいろなモチーフを用いて変奏(バリエーション)
して各シーンの音楽にする。

5 いろいろな方法を試して見て、自分が1番作曲しやすいパターンを
見つけておくと、いざ仕事の時、とても便利です。

6 ドキュメンタリーもP.36のような大勢の人達の共同作業で制作されて
います。

  1)何といっても監督(プロデューサー)の権限が一番強い「独裁体制」
    なので、いろいろな提案はしても良いが、最終的には監督(プロデューサー)
    の意志に従う事が大事です。

  2)最後の最後で音楽を入れたら「全てブチこわし」とならないように、日頃
から自分の人間性、教養、音楽性、音楽制作の技術を磨いておくことも、とても大事
です。

7 ドキュメンタリーに限らず、音楽制作の仕事の現場で、嫌われる奴ベスト5!
の発表をして締めくくりましょう!(笑)

1)時間にルーズな奴

2)生意気な奴

3)不作法な奴

4)金銭に汚い奴

5)言い訳の多い奴

  みんな気をつけよう!曲が良くても仕事が出来ないのは、大抵上の5つが
  原因です。

 

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